初正月の羽子板はいらない?飾るべき理由や飾り方を解説!
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羽子板はいらない!その理由
初正月を迎える女の子には、祖父母から羽子板を贈るのが古くからの習わしです。
しかし最近は、「羽子板はいらない」と考えるママやパパも多く、もらっても困ってしまうという家庭もあるようです。
ここでは、羽子板がいらないと思われる理由について、みていきましょう。
置くスペースがないから
まず、置くスペースがないという理由が挙げられます。
羽子板を飾るためには、ある程度のスペースが必要です。しかし、マンションやアパートに住んでいる場合など、「どうしても羽子板を置くスペースがない」という人も多いのではないでしょうか。飾りたくても飾れない、と悩む人もいますよね。
祖父母が「羽子板を贈りたい」と申し出ても、スペースの関係で断られてしまったり、もらって困ってしまうことがあるようです。
必要性がわからないから
古くから、赤ちゃんのお守りとして羽子板が贈られますが、時代とともに羽子板についての知識は薄れてきています。
ママやパパが必要性がわからない場合、祖父母が羽子板を贈りたくても、断られてしまうこともあるようです。
羽子板の意味をよく知らなければ「よくわからないし、いらない」と考えてしまうかもしれませんね。
飾ったり片付けたりが面倒だから
お正月飾りである羽子板は、12月中旬に飾って1月中旬に一度しまうのが基本です。また、3月3日の桃の節句には、雛人形と一緒に羽子板を飾ってもよいといわれています。このことから、「飾ったり片付けたりが面倒」と感じ、「羽子板はいらない」と考える人も多いようです。
ちなみに、羽子板は縁起物であるため、スペースが許されるのであれば一年中飾っていても問題ありません。
羽子板を贈るようになった理由
置くスペースがない、必要性がわからない、飾ったり片付けたりが面倒などの理由がある場合、羽子板はいらないと考えてしまいますよね。
しかし、ママやパパの中には、祖父母の申し出は断りづらいと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
ここでは、なぜ羽子板を贈るようになったのか、その由来をご紹介します。羽子板を贈るようになった理由を知ると、羽子板を贈りたい祖父母の気持ちも理解できるかもしれませんね。
初正月とは?
羽子板は、赤ちゃんがはじめて迎えるお正月の「初正月」にちなんだ飾りです。
昔は今ほど医療が発達しておらず、赤ちゃんが無事成長することが難しかったといわれています。また、昔は「数え年」が一般的だったため、初正月は赤ちゃんにとって「はじめて歳を重ねる日」でもありました。
そのため、赤ちゃんの誕生と健やかな成長を願い、初正月を盛大にお祝いしていたそうです。
そして現在もその風習が残り、初正月には羽子板や破魔矢を飾って赤ちゃんの無病息災を願います。
羽子板の由来
お正月遊びのひとつである羽根つき。その昔、羽根つきはただの遊びだけでなく、「魔をはね(羽根)のける」とされ、その年の厄祓いとしてもおこなわれる大切な儀式だったそうです。そして、その「羽根つき」の道具として、羽子板が用いられていました。
やがて、羽子板は「遊び用」と「装飾用」に分けられ、装飾用は「魔除けのお守り」としてお正月に飾られるようになり、次第に女の子の「お守り」として贈られるようになったといわれています。
また、羽根に使われる黒くて硬い玉は「無患子(ムクロジ)」と呼ばれ、「子が患うことのないように」という願いが込められています。また、羽子板の羽根が「疫病を運ぶ蚊を食べてくれるトンボ」に見えることから、疫病避けの意味もあるそうです。
男の子には何を贈るの?
女の子に羽子板を贈る一方、男の子の初正月には破魔矢(破魔弓)を贈ります。
その昔、弓矢には「邪鬼から身を守る力がある」と考えられ、お正月には「射礼(じゃらい)」という儀式がおこなわれていました。
そこで使われた的を「ハマ」、矢を「ハマ矢」といい、「魔を破る」という意味を込めて「破魔」という漢字がつけられたそうです。
やがて破魔矢(破魔弓)は、お正月の縁起物として飾られるようになり、男の子の初正月に贈られるようになったといわれています。
羽子板を贈りたいと言われたら
羽子板は古くから伝わる風習なので、祖父母の中には「初正月には、羽子板・破魔矢を贈るのが当然」と考える人もいます。
しかし一方で、置くスペースがない、必要性がわからない、飾ったり片付けたりが面倒などの理由で、羽子板はいらないと考えるママやパパも少なくないでしょう。
とはいえ、初正月に何も贈らないというのも寂しいものです。「かわいい孫のために何かしてあげたい」という祖父母の気持ちを理解して、お互いが納得できる方法を考えていきましょう。
祖父母の気持ちは理解して
初正月が近づくと、祖父母から「羽子板・破魔弓を贈りたい」という申し出があるかもしれません。「置けないし、いらないな」と思っても、「いらない!」と頭ごなしに否定するのは、相手の気持ちを考えると避けた方がよさそうです。
まずは、孫の成長を楽しみにしている、祖父母の気持ちを理解することが大切です。
ママとパパで「どうしても置けないのか」「省スペースタイプなら置けるのではないか」などを話し合い、「羽子板の意味」を今一度考えた上で検討してみましょう。
事情があることを知ってもらおう
ママとパパで話しても、羽子板はいらないという結論になることもありますよね。
もし、どうしても飾れない理由があるのであれば、そのことを祖父母に伝えてみましょう。
「ありがとう。でも、どうしても置く場所がなくて。」と受け取れない事情を話し、理解してもらうことが大切です。素直に話せば、きっと祖父母も理解してくれますよ。
お祝いを現金や実用的なものでもらうのはあり!
どうしても「羽子板・破魔矢はいらない」という場合、現金や実用的なものでお祝いをもらうのも選択肢の1つ。
初正月祝いの金額は羽子板の金額と同じくらいのものが目安です。
羽子板は置き場所がないし飾らなくなったらもったいない、という気持ちを伝え、ほかの形でお祝いしてもらうとよいでしょう。
基本的にお返しは不要
初正月祝いを貰ったら、「お返しはどうしたらいいの?」と悩む人も多いのではないでしょうか。
しかし初正月のお祝いは両親から貰うものなので、基本的にお返しは不要とされています。
もし、「何か感謝の気持ちを贈りたい」と考える場合は、孫の成長がわかる写真などを贈るのがおすすめです。
貰った初正月祝いと赤ちゃんを一緒に写すと、「飾ってくれているんだな」と喜んでもらうことができそうですね。
もらう場合は一緒に選ぶのが吉!
大きくて場所を取るイメージのある羽子板飾りですが、最近はコンパクトなものや省スペースで飾れるもの、ガラスケース入りで出す・片付けるがラクにできるようなものも売られています。
もし羽子板をもらう場合は、祖父母に任せるのではなく、一緒に選ぶのがおすすめです。
せっかくの羽子板なので、大きすぎて飾れない、デザインがインテリアに合わないなどのトラブルは避けたいですよね。
一緒に選べば、自分たちが気に入った大きさやデザインのものを選ぶことができますよ。
初正月を家族みんなでお祝いしよう!
「置くスペースがない」などの理由で、「羽子板はいらない」と考える人も多いですよね。
羽子板を断る場合は、受け取れない理由を伝え、祖父母に理解してもらうことが大切です。また大切なのは赤ちゃんを祝う気持ちなので、羽子板の代わりに現金をもらう選択肢もあります。
しかし本来、羽子板は赤ちゃんのお守りとして飾るものです。スペースが許すのであれば、赤ちゃんの健康を祈って羽子板を飾るのもよいでしょう。
- 羽子板は、女の子の無病息災のお守り
- 断る場合「受け取れない理由」を伝え、理解してもらうことが大切
- 初正月祝いには、現金をもらってもよい
- 基本的に、初正月祝いのお返しは不要
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