すぐに使える家事リスト付き!家事を分担する際のポイントを紹介
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家事の分担は「リスト化」がカギ!
家事には365日休みがないからこそ、毎日の家事を負担に感じている人は多いのではないでしょうか。少しでも家事の負担を減らしたいですよね。
家事の負担を減らすには、
- 分担する
- 便利なアイテムを使う
- 代行サービスを利用する
などの方法がありますが、最も費用をかけずに家事の負担を軽減できるのは、家族と家事を分担することです。
家族と家事を分担する際は、普段おこなっている家事をリストアップして、「見える化」しましょう。家事を見える化することで分担しやすくなるだけでなく、やるべき家事とやらなくてもよい家事を分けられ、家事の無駄を省けますよ。
日頃家事をしているかで変わる「家事」の認識
家事の分担を考える前に、ひとつだけ注意しておきたいことがあります。それは、普段家事をしているかどうかによって、「家事」の捉え方が異なるという点です。
家事の分担を考える際は、この「家事の認識の差」にも目を向けながら分担を考える必要があります。
ここからはもう少し「家事の認識の差」をみていきましょう。
普段家事をしない人の認識
普段家事をしない人のなかには、掃除機をかけること・洗濯をすること・料理をつくることだけが家事だと思っている人もいるかもしれません。
確かに、これらは毎日の家事の中でも大きなウェイトを占めるものです。
しかし、普段主に家事をしている人は、メインの家事に付随するこまかい作業も「家事」の一環としておこなっています。
そのため、家事の一部だけをやって「自分は家事をしている!」と主張すると、認識の違いが原因で「それぐらいで家事をした気にならないでほしい」とケンカになってしまうことがあります。
普段家事をする人の認識
普段家事をしている人の場合、家事でおこなう作業がこまかく分かれていることが多いです。
たとえば「料理」という家事ひとつとってみても
- 献立を考える
- 買い出しに行く
- 料理をする
- 下ごしらえをする
- 盛り付け
- 食器の片付け
- ゴミの始末
- 調味料の詰め替え
など、いくつもの作業に分けて考えていることが珍しくないのです。
この場合、一つひとつの作業はそれほど負担が大きくありませんが、これらを1人ですべてこなすとなると、結構な負担になりますよね。
家事の分担を考えるのであれば、「掃除・洗濯・料理」といった大きなくくりではなく、それぞれの家事を具体的な作業に落とし込んだうえで、分担するようにしましょう。
名もなき家事も立派な家事!
私たちが毎日快適に暮らすには、「名もなき家事」が欠かせません。
名もなき家事とは、掃除・洗濯・料理に分類されない家事を指します。
たとえば
- 料金の支払い
- 荷物の受け取り
- ティッシュの補充、交換
- 冠婚葬祭への出席
- 郵便物のチェック
- 来客対応
などが「名もなき家事」です。
名もなき家事は各家庭によって異なるので、自分の家庭にどのような「名もなき家事」があるかを家族で考えてみましょう。
実際に使える家事分担リスト
ここからは、家事分担の際に使える「家事細分化リスト」をご紹介します。
料理・掃除・洗濯・名もなき家事それぞれのカテゴリごとに、含まれる作業をリストアップしましたので、家事リストを作るのが面倒な人はぜひ活用してくださいね。
料理に関する家事リスト
料理カテゴリに分類される家事リストです。
- 献立を考える
- 食料の買い出しリストを作る
- 買い出しに行く
- 買ってきた食材をしまう
- 調味料の補充
- 材料の下ごしらえ
- 料理の作り置き
- お弁当を作る
- 朝食・昼食・夕食を作る
- 盛り付け
- 食器を洗う
- 洗った食器を片付ける
- 食卓を拭く
- シンクや排水溝の掃除
- 生ごみの始末
- まな板の除菌・漂白
- ふきんの除菌・漂白
- コンロの掃除
- 冷蔵庫の中の整理
- 食材の鮮度・賞味期限のチェック
- 食器洗い洗剤の補充・詰め替え
- パントリーの整理整頓
- 調理器具を洗う
- 調理器具の整頓
- レンジやオーブンの掃除
- キッチンの壁の掃除
- キッチンの床の掃除
- トースターの掃除
- コーヒーメーカーの掃除
- 麦茶などを作る
- 浄水器の掃除
- 包丁を研ぐ
- 換気扇の掃除
掃除に関する家事リスト
掃除カテゴリに分類される家事のリストです。
- 掃除機をかける
- 拭き掃除をする
- 窓の掃除
- ベランダの掃除
- 庭の掃除
- 庭木の手入れ
- 玄関の掃除
- 浴室の掃除(床掃除・壁掃除・浴槽の掃除・カビ取り・排水溝の掃除・風呂マットの交換・換気扇の掃除・洗面器の掃除・ボディソープなどの補充と詰め替え・水垢取り・洗剤の補充と詰め替え)
- トイレの掃除(床掃除・壁掃除・トイレマットの交換・トイレットペーパーの補充・消臭剤の交換・便器の掃除)
- 出しっぱなしのものをしまう
- 収納場所の整理整頓
- 靴を並べる
- 各部屋のゴミ集め
- ゴミ出し
- 加湿器・空気清浄機の掃除
- エアコンの掃除
- こまかいところのホコリ取り
- 洗剤の補充・詰め替え
洗濯に関する家事リスト
洗濯カテゴリに分類される家事のリストです。
- 洗濯機を回す
- 洗剤の補充・詰め替え
- 柔軟剤の補充・詰め替え
- 洗う前のポケットチェック
- 洗濯表示の確認
- 洗濯物を干す
- 洗濯物を取り込む
- 洗濯物を畳む
- 洗濯物をしまう
- 寝具の交換・洗濯
- シミぬき
- 洗濯機で洗えないものの手洗い
- クリーニングに持っていく
- クリーニングに出したものを受け取りに行く
- 漂白剤の補充・詰め替え
- 洗濯機周りの掃除
- 洗濯槽の掃除・カビ取り
- 子どもの靴(上履き)の洗浄
- 衣替え
- 破れた衣類の補修、ボタン付け
快適に暮らすために必要な家事リスト
続いて、名もなき家事のリストです。
- 郵便物のチェック
- 不要な郵便物の処分
- 家族の送迎
- ティッシュの補充・交換
- 日用品の買い出し・補充
- ゴミ箱にゴミ袋を取りつける
- 子どもが持ってきた配布物のチェック
- 子どもの宿題をみる
- 子どもの習い事の送迎・準備
- ペットの世話(エサやり、排泄物の処理、ケージの掃除、エサの補充)
- 各種料金の支払い
- 荷物の受け取り
- 来客対応
- PTA・学校行事への参加
- 自治会(町内会)への参加
- 通院などへの付き添い
- 親族の冠婚葬祭への出席
家事を分担する際のポイント
ここからは、家事を分担する際のポイントをお伝えします。次のポイントを意識することで、スムーズに家事を分担できますよ。
冷静に話し合う
家事を分担する際は、まず冷静に話し合うことが大切です。
「あなたも〇〇をしてよ!」「私ばっかり〇〇するのはフェアじゃない!」などと感情的に詰めよっては、相手も気分がよくないですよね。
話し合いをする際は、今自分がおこなっている家事が自分にとってどれだけ負担になっているかを冷静に伝えましょう。
そのうえで「アイ・メッセージ」を使って自分の要望を具体的に伝えると、相手も行動に移しやすくなります。
「毎週土曜日の買い出しを代わってもらえると助かる」
「洗濯物を出すときに、ポケットの中をチェックしてもらえるとうれしい」
例文のように、主語を「あなた」ではなく「私」に変え、いつ・どんな行動をしてもらえると自分は助かる・うれしいのかを伝えてみてください。
作業をグループ化する
家事分担のカギは、家事を具体的な作業レベルにこまかく分類することです。
作業をリストアップしたら、今度はまとめておこなえそうな作業・1人が担当したほうがよい作業をグループ化してみましょう。
献立を考えた人が買い出しに行って、その日の夕飯を作ればスムーズですよね。
洗濯機を回す人が洗剤や柔軟剤を補充するようにすれば、いちいち「補充してほしい」と言わなくて済みます。
このように、まとめておこなえるものはグループ化して、グループ単位で分担するようにしましょう。
負担が均等になるように分担する
作業にかかる時間や、作業の重い・軽いも踏まえて分担することも大切です。
時間のかかる作業や人手が必要な作業は、負担を減らすためにふたりで手分けするのもよいでしょう。
仕事をしている人であれば、仕事の負担も加味して分担を決めてください。
夫婦で家事を分担する場合、理想は5:5かもしれませんが、帰りの時間が遅かったり、時間的に担当できないこともあるでしょう。
そんなときは家族で話し合って、互いに無理のない割合で分担してください。
得意・不得意も加味して考える
家事にも得意・不得意があります。料理が苦手な人が毎日料理をするのは、本人にとって大きな負担になってしまいますよね。
家事を分担するときは、得意・不得意や本人の性格も踏まえて考えましょう。
- すみずみまできちんと整理整頓しないと気が済まないのであれば、整理整頓を任せる。
- 料理が好きで得意な人には、毎日の献立決めと買い出し、料理を任せる。
このように、自分が得意なことを担当するようにすれば、家事のストレスが少なくて済むでしょう。
決めたことは紙に書きだす
分担する家事を決めたら、忘れずに紙に書き出すことも大切です。
紙に決めたことを書き出さずに話し合いを終わらせてしまうと、後々言った・言わないで揉める可能性があります。
紙には、誰が・いつ・何をおこなうかを書き、必要に応じてマーカーを引くなどして見やすくしましょう。
こちらの記事では家事分担表のテンプレートを紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
分担できないものは代行サービスを利用する
どうしても分担できないものは、代行サービスを利用するのもひとつの手です。
代行サービスを利用すれば、費用は掛かりますが、自分たちでその家事をおこなわなくて済みます。
代行サービスによっては、留守中に作業をしてくれるので、家にいない間に家事を済ませて、時間的にゆとりのある生活が送れますよ。
定期的に利用することで割引が受けられるサービスや初回割引のサービスもあるので、ぜひ身近で代行サービスをおこなっているところがないか調べてみてくださいね。
参考におすすめの家事代行サービスを3つご紹介します。
■ピナイ家政婦サービス
家政婦大国であるフィリピンでトレーニングを重ねた、本場のプロフェッショナル家事代行を実践しています。
スタッフは全員フィリピン人で、英語・日本語共に対応可能です。サービスの作業範囲が豊富で、掃除や洗濯だけでなく、買い物代行やお子さまの送迎なども幅広くおこなっています。
■Casy(カジー)
「クラウド家事代行」というキャッチコピーのとおり、利用したいときに利用したいサービスだけをピンポイントに依頼できます。
主なサービスは、「お掃除代行」「お料理代行」「ハウスクリーニング」の3つ。それぞれのジャンルの中でサービスが細分化されています。
1時間2,560円からという業界最安値水準ですが、損害保険加入もあって安心です。
◼︎キャットハンド
東京、神奈川、千葉、埼玉の関東エリアでおすすめなのがキャットハンド。
初回はお得なお試し料金で利用可能!人材派遣会社として20年の実績があり、質の高いスタッフの派遣が対応します。家事の代行スタッフに加え、プランナーが細かな要望をヒアリングするので、希望にあったサービスを提案してもらえます。
定期的に家事代行の利用を検討している人は初回2.5時間お試しプラン(通常4,980円)がお得です。
いろいろな代行サービスがある!
代行サービスには、派遣されたスタッフが家事全般を代行する「家事代行サービス」以外にも、洗濯や料理などピンポイントで代行するサービスがあります。
代行サービスを利用する場合、それなりに費用がかかりますが
- 家事のストレスが減る
- 時間を有効に使える
- 生活にゆとりが生まれる
のは大きなメリットといえるでしょう。
リストを使って家事を分担しよう!
家事を分担する際は、リストを作成するとスムーズに分担できます。
家事リストは、記事中の家事リストを使うほか、アプリやエクセルのテンプレートをダウンロードしても簡単に作れるので、一度作ってみましょう。
- 家事分担は家事のリスト化がカギ
- 具体的な作業をリストにしてみよう
- グループ化して分担するのがおすすめ!
- 自分でやるのが難しいときは代行サービスもある
- 決めたことは紙に書きだそう!