【医師監修】妊娠8週(3ヶ月)の妊婦・胎児の様子|過ごし方や気になる症状
つわりがひどくなる8週頃は、思うように食事が摂れなかったり、体調不良が続いたりするママも少なくありません。
人によっては、家事や仕事に支障が出ることもあるでしょう。そんな8週目の気になる症状や、過ごし方のポイントを紹介しますので、参考にしてくださいね。
つわりがひどくなる8週頃は、思うように食事が摂れなかったり、体調不良が続いたりするママも少なくありません。
人によっては、家事や仕事に支障が出ることもあるでしょう。そんな8週目の気になる症状や、過ごし方のポイントを紹介しますので、参考にしてくださいね。
妊娠8週目のママの様子
妊娠8週、つわりがピークのママも。一方でつわりが全くないママは不安かもしれません。
つわりがひどくても、反対に全くなくても順調に赤ちゃんは育っています。不安な場合は健診で医師に相談してみましょう。
働いていてつわりがひどい場合は、職場の上司や人事へ相談してみましょう。
また、産休・育休はどのくらいの長さをとるのか、家族と相談し早めに職場に伝えましょう。
つわりがピークを迎える
つわりの症状は、人によって実にさまざま。
つわりというと吐き気や嘔吐というイメージがありますが、次のような症状もあります。
つわりの代表的な症状
吐きづわり(吐き気・嘔吐)
食べづわり(何か食べていないと気持ち悪くなる)
嗅覚過敏(これまで平気だった香りがダメになるなど、匂いに敏感になる)
眠気
だるさ
唾液の増加
これらの症状は妊娠7週目頃にはっきり現れるため、仕事に支障が出てくるママも少なくありません。ただし、つわりの程度は個人差が大きく、8週目以降にピークを迎える人もいれば、つわりが軽い人、つわりがない人もいます。
頻尿になりトイレが近くなることがある
赤ちゃんが大きくなるにつれ、ママの子宮も大きくなります。大きくなった子宮で膀胱が圧迫されて、トイレが近くなるママは珍しくありません。
頻尿だからといって水分を減らしたりしないように注意してくださいね。
下腹部がけいれんしたり背中痛・腰痛が出ることがある
子宮が大きくなるにつれ、子宮やそのまわりのじん帯が引き伸ばされるため、チクチクとした痛みやけいれんが起きることがあります。
また、ホルモンの影響で骨盤内の血流が増加するので、腰の奥が重だるく感じられることもあります。人によっては、腰痛や背中の痛みが出ることがあります。
疲れやすく便秘がちになる
ホルモンバランスの影響で風邪を引いたときのような熱っぽさ・だるさを感じるだけでなく、つわりもあって疲れやすくなります。妊娠前までは問題なく行えていたことがしんどくなり、仕事や日常生活に支障が出る人もいます。
また、ホルモンの影響で腸の動きが鈍くなり、便秘になりやすくなります。
つわりで水分が摂りにくくなるのも、便秘を悪化させる要因になるのでこまめな水分補給を意識しましょう。
食べ物の好みが変化する
妊娠前とは食べ物の好みが変わるのも、妊娠8週頃です。
それまで好きだった香りや食感が嫌いになったり、逆にこれまで苦手だった食べ物を食べたくて仕方なくなったりします。
つわりの症状もあるので、無理をせずに食べたい物・食べられそうな物を食べましょう。
妊娠8週目の赤ちゃんの様子・エコー
妊娠8週目に入ると赤ちゃんに頸部(くび)ができ、胴体と頭とに分かれた二つの部分になり、「胎児」と呼ばれるようになります。この頃の赤ちゃんは、いちご1個分ほどの大きさです。体はまだまだ小さいですが、エコーを当てると頭と胴体のほか、小さな手足があることもわかります。頭や腰を振って動いている様子が確認できることもあります。脳のほか心臓や肺、肝臓、腎臓といった臓器がほぼ完成するのも妊娠8週頃です。それぞれの器官が完成に近づくにつれ心臓の拍動もはっきりしたものになり、心拍数が増加します(160bpm以上)。
妊娠8週目頃の赤ちゃんの大きさ
受精から:42日~48日目
頭殿長:12mm~15mm
体重:約7g
最終月経開始日、推定排卵日、排卵チェッカーで陽性になった日、性行為のあった日、不妊治療であれば移植胚の状態から逆算しての推定排卵日、経腟エコーによる胎児の頭殿長(頭からおしりまでの長さ)などの情報をすべて総合して分娩予定日を決定します。この分娩予定日から3週間前~2週間後までの5週間のあいだに産まれると赤ちゃんは正期産となります。
昔は妊娠4ヶ月以降に赤ちゃんの大きさをみて予定日をずらすことがありましたが、今は決定した予定日を変更することはありません。
妊娠8週0日目
赤ちゃんは妊娠8週になると、胎芽を卒業して「胎児」とよばれるようになります。おめでとうございます!ここから頭と胴体でなく手足も伸び始め、少しずつ人間らしい形に育っていきます。
妊娠8週1日目
妊娠8週になると赤ちゃんの頭と胴体のくびれはかなりくっきりし、ピーナッツのような形にみえてきます。手足が胴体に丸くくっついているのも運がよければ超音波診断で見えるようになります。
妊娠8週2日目
この時期は脳や神経、おもな臓器の基本がほぼ完成するとても大事な時期です。基本ができたあとは脳であればしわが形成されるなど、それぞれのはたらきをどんどん整えていくことになります。
妊娠8週3日目
最初は頭を作るところが進んでいましたが、この頃から体幹の部分の形成が本格的に進み始めています。手足であれば指、顔であれば目鼻などの細かいところの基本ができ始めています。
妊娠8週4日目
問題なく赤ちゃんが成長していれば、妊娠8週にはほぼ確実に心臓の拍動が確認できるようになっています。超音波検査ではピーナッツのような形の中でちかちかと心臓が動くところがはっきりしてきます。
妊娠8週5日目
超音波検査でときどき体がピコッと動くこともあり、クリオネが泳いでいるように見えることも。妊娠してから2ヶ月で体が少し動かせるところまで赤ちゃんは成長しています。
妊娠8週6日目
胎児のそばでリングのように大きく見えていた卵黄嚢(らんおうのう)が、胎児の成長により、小さく見えるようになります。まるで天使の輪のように見えます。
妊娠8週目の過ごし方・気をつけること
妊娠8週目の過ごし方や気をつけることをお伝えします。つわりが重く体調がしんどいことが続きますが、くれぐれも無理はしないでくださいね。
体を締めつけないゆったりとした服装で過ごそう
おなかはまだ目立たないものの、子宮は赤ちゃんの成長にともない徐々に大きくなっています。妊娠8週頃の子宮は、レモン1個分くらいの大きさです。子宮が大きくなるにつれ、下腹部の張りや胃や腸の不快感などが出てくることが増えます。スキニーパンツやガードルなど体を締めつける下着・服は、つわりを悪化させることもあるので避けましょう。マタニティウェアに限らず、体を締めつけないゆったりとした服装を心がけてくださいね。
積極的に水分を摂ろう
つわりがひどいと、飲みものを口にするのも難しいことがありますよね。加えて妊娠中は基礎体温が高くなるため汗をかきやすく、妊娠前より体の中の水分が失われやすい状態です。
そのまま何も飲まずにいると脱水症状を起こしてしまうので、しっかり水分を補給しましょう。
飲むものは、水やお茶に限らず、ジュースや炭酸水、スポーツドリンクなどなんでもかまいません。飲みやすいものを探してみましょう。
ただし、糖分を含むものは量や頻度に注意し、摂りすぎないようにしてくださいね。
飲みものから水分を摂るのが難しいときは、ゼリーやスープ、フルーツ、氷などから水分を摂るのもよい方法です。体の中の水分不足が続くと、便秘や無理な排便によって痔になりやすくなります。
妊娠期間が長くなるにつれて便秘に悩まされることがさらに増える一方で、使える便秘薬が限られるので、早いうちから便秘対策をしましょう。
少しでも疲れたときは体を休めよう
妊娠8週はつわりがピークを迎え、体力的にも精神的にもしんどい時期です。少しでも「疲れたな」「しんどいな」と感じたときは、無理をせず体を休めましょう。体に負担がかかることは避け、誰かにお願いできることは代わってもらうなど、無理をしないようにしてくださいね。
飲酒・喫煙(副流煙もふくめて)を避けましょう。母体から胎児への感染症(母児感染、たとえばTORCH症候群)による影響などを心配される人がいるかもしれません。これらは調べることができるので、まずは産婦人科を受診してください。
この時期は子宮内の単胎(双子でないかどうか)妊娠であること、現在の胎児の大きさから分娩予定日を確定し、現在の妊娠週数を確認します。予定日がわかったら、お住まいの行政区域から母子健康手帳をもらいます。これを利用して子宮頸がん検診や必要な血液検査をしてもらいましょう。
もらった手帳はいずれ生まれるお子様が小学校に上がるまで健診時には必ず必要となるお子様の持ち物です。目を通して必要なことは記入していきましょう。
体調の変化とともに、これからの妊娠生活への思い、母親になる思いなどが入り混じって、ただうれしいだけでなく、複雑な気持ちの方もいるかもしれません。それでも、自分には母性が少ない、と嘆くことはありません。もう自分ひとりではありませんので(ほんとうにおなかの中にいますものね)、自分とつながる絆を感じ未来に向かって育んでいきましょう。
妊娠8週目に気になる症状や病気
8週目の気になる症状や病気をお伝えします。次のようなことがあれば、早めに産婦人科を受診しましょう。
つわり
妊娠8週は、つわりがピークを迎えることです。人によっては、食事が摂れなかったり、何度も吐いてしまったりすることもあるでしょう。つわりは赤ちゃんが順調に育っている証拠でもありますが、栄養失調や脱水が起こっている場合は「重症悪阻」として入院治療が必要になることがあります。つわりがひどく、食事や水分が思うように摂れないときは、次のことを試してみましょう。
つわりがひどいときの対処法
食べ物を冷やす
噛んで食べるのが難しいときは、アイスクリームやプリンなど口当たりのよいものを食べる
低血糖を防ぐため、枕元にクッキーやあめを置いておき、こまめに食べる
食べ物・飲み物にレモン汁や酢を加えて酸味を利かせる
朝起きたとき気持ち悪かったら、クラッカーなどの軽食を食べる
急に立つ・急に座るなど急な動作をさけ、ゆっくり動くことを心がける
医師に相談のうえ、食事から摂れない栄養素を補うサプリメントを活用する
できることを試してみたうえで、次のようなことがあれば速やかに産婦人科を受診しましょう。
産婦人科を受診する目安
吐き気がひどくて水も飲めない
数日の間に体重が5%~10%減った
トイレの回数・尿量が減った
これらの症状が見られる場合は、入院による治療が必要なことがあります。
歯肉炎・歯周炎
妊娠中は、ホルモンの影響で歯肉炎・歯周病になりやすいです。歯周病になると早産や低体重児出産のリスクも高まります。
人によっては智歯周囲炎といって、親知らずのまわりが痛むこともあります。
つわりで吐くことが多いと胃酸で歯が溶けることもあるので、きちんと歯磨きをして口の中を清潔に保ちましょう。
とはいっても、つわりの症状が重くなる7週目からは、気持ち悪くて歯磨きができないことも。そんなときは、マウスウォッシュなどで口をすすぐだけでも構いません。
歯磨きをするときは、歯ブラシが舌に触れないようにうつむき加減で、小刻みに動かすようにすると磨きやすいですよ。
流産
妊娠初期は、流産が一番起きやすい時期です。
流産は全妊娠の15%で起きており、15%のうち13〜14%(全体の80%以上)を占めているのが妊娠12週目までの早期流産です。
妊娠初期の流産は、誰にでも起きうるもので、決して珍しいことではありません。
また、早期流産の原因は、染色体異常など受精卵や胎児の異常が原因です。
ママの行動や生活習慣が原因ではないため、残念ながら予防したり回避できる流産ではないことがほとんどです。
②もともと持病がある人は、受診している先生に妊娠したことを告げ、疾患の妊娠への影響や服薬していればその内容や量の変更が必要かどうか、今後どのようにみてもらっていくのか(お産の病院の該当科に替わるか、今まで通りに通うのか)を相談しましょう。
③一般の人でも起きる症状や病気が、たまたま妊娠中に起きたり発見されたりすることがあります。たとえば低い頻度ではありますが、妊娠してがんが見つかることがあります。乳がんや子宮頸がん、ほかにもいろいろながんの報告があります。万が一妊娠してがんが見つかった場合にはその状況に応じて母児にとっての最善を考えます。ほかには高血圧や糖尿病などもみつかることがあります。妊娠自体が母体に対する負荷ですので、隠れていた弱点があらわになったと考えられる症状もあります。
よくあるのは、頭痛、下痢、発熱、腰痛、膀胱炎症状、皮膚のかゆみ、花粉症など。
妊娠中だからといって病気にならない、ということはありませんので日頃からの健診が大事ですね。いずれも自己判断だけによらず、産婦人科医師と相談しながら必要な検査、他科受診、服薬治療などを考えていくことになります。
妊娠8週目にやること・やっておいたほうがいいこと
つわりの症状が軽く、体調がよいときは、次のことをやっておきましょう。
職場の上司や人事部に報告しよう
まだ安定期ではないので、職場の同僚や取引先にまで知らせる必要はありませんが、直属の上司や人事部などには妊娠を報告しておきましょう。産休の都合もありますし、報告することで体調が悪いときの配慮が受けやすくなります。職場への妊娠報告については次の記事で詳しく取り上げていますので、こちらもチェックしてみてくださいね。
妊婦健診を受けよう
妊娠したら、定期的な妊婦健診は欠かさず受けましょう。妊娠初期から23週までは4週間に1回検診を受ける必要があるので、不安なことや気になることをまとめて聞けるよい機会にもなります。健診では、次のことを主に検査します。
妊婦健診の内容
体重測定
子宮底長の測定
血圧測定
尿検査
腹囲の測定
むくみのチェック
このほかに、血液検査や子宮頸がん検査、超音波検査が行われることもあります。妊婦健診は基本的に保険が適用されませんが、母子手帳と一緒に検査費用のクーポンを配布している自治体が多いです。クーポンも活用して、きちんと検査を受けましょう。
信頼できて相性のよい医師・助産師を見つけよう
何かと不安な妊娠中だからこそ、些細なことでも相談できる医師・助産師を見つけましょう。
相性もあるので、「どうしても合わない」「この人に任せるのは不安」と感じる場合は、自己都合での転院も可能です。
ただし、自己都合で転院する場合は再検査が必要になったり、分娩予約ができず転院先が見つからなかったりする点は注意が必要です。
さらに、すでに分娩予約金を支払っている場合、返金が受けられないこともあります。転院する際は、転院先の病院で診察・分娩が可能かどうかを問い合わせた上で、今通っている病院の先生に紹介状(診療情報提供書)を書いてもらいましょう。
出産までのスケジュールを決めよう
8週目になると、出産予定日が知らされます。出産予定日は赤ちゃんの頭殿長(頭からおしりまでの長さ)を測って決定します。
一般に妊娠8週~10週頃が最も誤差が出にくく、予定日からの誤差は±4日程度です。出産予定日が確定したら、そこから逆算して産休に入るタイミングや出産一時金の申請タイミングを決めていきましょう。
マタニティウェアを購入しよう
つわりがひどくなったら、体を締めつける服は避け、ゆったりとした服・下着に切り替えましょう。
最近のマタニティウェアには、マタニティウェアに見えないおしゃれなデザインのものもたくさんありますよ。買い物に出かけるのが難しいときは、ネット通販なども利用して、少しでも楽に過ごせる服を揃えましょう。マタニティウェアについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてくださいね。
妊娠8週目のママ・パパのよくある質問
ここでは、妊娠8週目のママ・パパから寄せられた気になる質問をご紹介します。
子宮筋腫があるから妊娠をあきらめなければいけないということはありません。子宮筋腫が直接胎児に異常を起こすということもありません。
子宮筋腫は筋肉細胞の増殖した瘤(こぶ)ができる良性の疾患で若い女性にも見られます。頻度も多いので妊娠に合併することも多く、妊娠して産婦人科に行って初めて気づかれることもあります。
一度瘤を取る手術(子宮筋腫核出術)をしても再発することがあります。
妊娠時には大きさや個数、それから位置について調べます。位置とは子宮の入り口に近いほうにできているのか子宮底部といういわゆる上の方にできているのか。さらには赤ちゃんが入っている子宮の内側(粘膜下)なのか子宮の壁のなか(筋層内)なのか、それとも子宮の外側(漿膜下)などを区別します。
子宮筋腫があるから妊娠をあきらめなければいけないということはありません。子宮筋腫が直接胎児に異常を起こすということもありません。
しかし、筋腫によっては着床障害(妊娠しづらい)、切迫流産・切迫早産、経腟分娩時の障害(微弱陣痛など)、また分娩方法の選択への影響(帝王切開になるかもしれないということ)、産後の出血や痛みなどの原因になることがあります。子宮筋腫は妊娠・出産においてリスクがあるので、慎重に経過をみていくことになります。
できることは、無理をせず慎重に行動することです。
流産してしまうかもしれないという状況(切迫流産)は妊娠初期に妊婦さんが心配する重要事項です。具体的には出血や下腹痛(一過性ではない)、またはこのような症状がなくても経腟超音波で妊娠経過が通常からはずれている場合などです。
実は流産は、妊娠の15%程度といわれます。また母体の年齢が上がると流産頻度は上昇します。流産は一定の頻度で避けられないものですが、妊婦さんの心配や心の痛みははかりしれません。
避けられないとはいえ、実際に起こってしまうと、ああしていれば、こうしていなければ、と後悔はつきないものです。
できることは、無理をせず慎重に行動すること。時にやりたいことをあきらめて静かにしていること。あなたを心配してアドバイスしてくれる声には耳を傾け、心配をかけるような行動は控えましょう。
なによりも、結果について自分を責めないでくださいね。
つわりに特効薬はありませんが、制吐剤をお出ししたり、点滴で脱水、ビタミン不足をなおすことで悪循環を回避することもできます。つらい時は助けを求めてくださいね。
つわりは精神的なもの、とか母性が無いから、ということが原因でおこるものではありません。個人差はありますが、様々な症状が数週間にわたって続き、この先改善するかどうかもわからず本当につらいものです。自分のからだなのに思うようにならないもどかしさは、今まであまり経験したことがないことでしょう。絶望的になりそうですが、必ず治るものであることも心にとめておきましょう。つわりのときには二つのことを考えてみてください。まず自分の症状を悪くしないようにすること。たとえば、無理に食べ物を詰め込んで、吐いてしまうことを繰り返すと、吐き癖がついたり、吐くことでより胃痛は出るし、脱水や消耗など、症状が悪くなったりします。おすすめされたことを試してもなかなか改善しないこともありますが、少なくとも自分を追い込んで事態をより悪くしないことです。もう一つは、自分の状況を客観視して社会的な対応をすることです。つまり人に自分の状態を理解してもらい、必要な助けを求めます。夫に対して、両親など家族に対して、または仕事関係の人に対して、近所の方、という場合もあるかもしれませんね。診療では、つわりに特効薬はありませんが、制吐剤をお出ししたり、肝機能や甲状腺機能、脱水の状態を検査します。点滴で脱水、ビタミン不足をなおすことで悪循環を回避することもできます。つらい時は助けを求めてくださいね。
妊娠8週目の体験談
ここでは先輩ママの体験談をご紹介します。
妊娠中の体調や気持ちの変化は個人差があります。状況や環境によって「やってよかった!」「やらなきゃよかった!」が真逆になることも。
いろんなママの体験・意見のなかから共感できるものを取り入れてみてくださいね。
はるままさん/20代/会社員(正社員)/東北地方在住/子ども2人のママ
まろにゃんさん/30代/パート・アルバイト/関東地方在住/子ども3人のママ
emiさん/30代/専業主婦/中部地方在住/子ども3人のママ
kikiraraさん/30代/専業主婦/関東地方在住/子ども2人のママ
mamaさん/40代/専業主婦/関東地方在住/子ども1人のママ
にやさん/30代/専業主婦/中部地方在住/子ども1人のママ
あなかやまさん/30代/専業主婦/関東地方在住/子ども2人のママ
あやかさん/20代/専業主婦/近畿地方在住/子ども1人のママ
ぽっぽさん/20代/専業主婦/近畿地方在住/子ども1人のママ
バンビさん/40代/専業主婦/関東地方在住/子ども3人のママ
にゃるさん/30代/専業主婦/近畿地方在住/子ども2人のママ
pooh子さん/30代/会社員(正社員)/中部地方在住/子ども1人のママ
1030さん/40代/パート・アルバイト/近畿地方在住/子ども1人のママ
まなっちさん/40代/専業主婦/関東地方在住/子ども1人のママ
さくらさん/40代/専業主婦/中部地方在住/子ども1人のママ
にゃんこさん/40代/パート・アルバイト/関東地方在住/子ども2人のママ
【管理栄養士監修】妊娠中のおすすめレシピ
トモニテでは管理栄養士が監修した、妊娠中におすすめのレシピもご紹介しています♪
- つわり中でも食べやすいレシピ
- 鉄分や葉酸、食物繊維が摂れるレシピ
- 忙しくても簡単に調理できるレシピ
妊娠中に嬉しい料理やおかずを動画でわかりやすく紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
レシピ記事はトモニテ編集部が作成、トモニテ管理栄養士が監修したものとなります。
本記事の監修者が関与しているものではありません。
【編集部セレクト】妊娠中に準備しておきたい育児グッズ
妊娠中のママにおすすめのグッズや、ベビーカーや哺乳瓶など、出産後に使うグッズをご紹介しています。
早いうちに、どんなものがあるのか、欲しいものはどれか、チェックしておくとよいですよ♪
商品やサービスの紹介記事は、トモニテ編集部が作成したものとなります。
本記事の監修者が関与しているものではありません。
つわりの症状がピークに!体に負担をかけないように過ごそう
妊娠8週頃になると、つわりの症状もピークを迎え、それまで問題なく行えていたことがしんどくなったり、難しくなったりします。ひどくなるつわりや体調不良に不安になったり、思うようにならないことがストレスになったりするかもしれませんが、気にし過ぎは体に毒です。
あと2週間もすればつわりが落ち着く人は多いので、くれぐれも無理をしないでゆったりと過ごしましょう。つわりがしんどいときはパパや周囲の人を頼ってくださいね。妊娠生活はまだまだ続きます。かけがえのない時間を家族みんなで共有しながら、大切に過ごしていきましょう。
- つわりがひどいときは無理しないで
- 水分補給は積極的に・こまめに!
- つわりがひどく水も飲めないようなときは病院へ
- 仕事に支障が出る場合は早めに上司に報告・相談を
【注意事項】
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