妊婦はケーキを食べてもいい？妊娠中にケーキを食べるときの注意点について解説

妊婦さんでもケーキを食べることができます。

ただし、脂質や炭水化物を多く含むケーキを妊娠中に食べる時には、量に注意が必要です。

また、ケーキの中にはカフェインやアルコールが含まれているものや食中毒のリスクがあるものもあります。

妊娠中でもケーキを安心して食べるためには、注意点を知っておきましょう。

ここからは、妊婦さんがケーキを食べる際の注意点を4つ解説していきます。

急激な体重増加を予防するため、ケーキを食べすぎないようにしましょう。

例えば、ショートケーキ1切れのカロリーは、400kcalほどです。

妊娠中のおやつは200kcal未満が推奨されています。

妊娠中は1回に食べるケーキの量を減らし、食べる頻度も数日に一度までにして、摂取カロリーを調節するようにしましょう。

抹茶ケーキやコーヒーケーキなどカフェインが含まれるケーキを食べる際には、カフェインを過剰摂取しないようにしましょう。

妊婦さんがカフェインを摂りすぎると、低出生体重児のリスクがあるためです。

WHOで推奨している妊婦の1日のカフェイン摂取上限量は30mg、コーヒー3～4杯分です。

ケーキに含まれるカフェイン量は、ものによって異なります。

カフェイン含有量を調べるのはむずかしいため、抹茶やコーヒーなどカフェインを多く含む味のケーキは避けた方が安心でしょう。

洋酒などのアルコール類が入ったケーキは食べないようにしましょう。

アルコールは胎児の奇形や発育不全、早産などのリスクがあるためです。

胎児へ影響を及ぼすアルコール量の基準は定められておらず、少量の摂取であってもリスクがあります。

そのため、洋酒などのアルコールがそのまま入っているものは避けるようにしましょう。

加熱でアルコールが飛んでいるものであれば問題はありません。

レアチーズケーキなどの、材料にナチュラルチーズを含むケーキは控えましょう。

なぜなら、クリームチーズなどのナチュラルチーズには、リステリア菌が存在する可能性があるからです。

妊婦さんがリステリア菌に感染すると、赤ちゃんに移行し流産などのリスクがあります。

国内のクリームチーズは製造過程で加熱しているので安心できますが、輸入品のナチュラルチーズは加熱されていない可能性が高いので気をつけましょう。

妊娠中のチーズケーキについては、こちらの記事で詳しく紹介していますよ。

妊娠中であっても、ケーキが食べたくなる時や食べなくてはいけないシーンがありますよね。

我慢しすぎず、カロリーやカフェイン、アルコール、リステリア菌などに気をつければ食べても大丈夫です。

妊娠中、うまく管理しながらケーキを楽しんでくださいね。

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