貧血予防に欠かせない!鉄分を効率よく摂取するポイントや食べ合わせを解説【管理栄養士監修】
鉄分、ちゃんと摂れていますか?
鉄分は血液を作る大切な栄養素で、健康維持には欠かせません。妊娠中は特に重要なので、赤ちゃんのためにもできるだけ毎日摂取したい栄養素の一つです。
この記事では、鉄分の特徴や摂取のポイントを管理栄養士がご紹介します。
貧血予防に欠かせない!鉄分を効率よく摂取するポイントや食べ合わせを解説【管理栄養士監修】
鉄分、ちゃんと摂れていますか?
鉄分は血液を作る大切な栄養素で、健康維持には欠かせません。妊娠中は特に重要なので、赤ちゃんのためにもできるだけ毎日摂取したい栄養素の一つです。
この記事では、鉄分の特徴や摂取のポイントを管理栄養士がご紹介します。
食品中に含まれる鉄分の種類と摂取方法
まず、食品中に含まれる鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄の2種類があります。
ヘム鉄は動物性食品に多く含まれており、レバーや牛肉、マグロの赤身、かつおなどが代表的です。
一方、非ヘム鉄は植物性食品に多く含まれており、小松菜やほうれん草、納豆、きなこに含まれており、魚介類のあさりにも含まれています。
© 2015 every, Inc.
鉄分はその時の食事内容の影響も受け、食べた鉄のおおよそ15%程度が吸収されると言われているので、どちらかのみを食べればよいということではありません。
バランスよく摂取してくださいね。
鉄分の吸収率を上げる方法
鉄分の吸収率は、一緒に食べる食材に含まれる栄養素によって変わります。
ビタミンCは非ヘム鉄の吸収率を高めてくれるので、いちごやグレープフルーツ、キウイなどの果物を間食やデザートに取り入れてみましょう。
また、梅干しや酢を使った料理もおすすめです。
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酸っぱいものは胃酸の分泌を促し、鉄の吸収率を高めてくれます。 さらに大切なのは、たんぱく質も一緒に摂ることです。 例えば、ほうれん草や小松菜はツナ缶と和えたり、お肉と炒めるとよいです。
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鉄分の摂取は食事の組み合わせがポイント
鉄分の摂取は、食品の組み合わせがポイントです。
適切な食品の組み合わせにより、鉄分の吸収率を上げ、健康維持に役立てることができます。
鉄分を含んだ食材を使うときは、ぜひ、これらのポイントを意識してみてくださいね。