妊婦は温泉卵を食べてもいい?妊娠中に卵を食べるときの注意点やリスクについて解説
「妊婦は生卵は避けた方がいい」と言われますが、温泉卵は食べても大丈夫なのでしょうか?
この記事では、温泉卵に潜むリスクと妊娠中の卵の食べ方のポイントを解説します!
「妊婦は生卵は避けた方がいい」と言われますが、温泉卵は食べても大丈夫なのでしょうか?
この記事では、温泉卵に潜むリスクと妊娠中の卵の食べ方のポイントを解説します!
妊婦は温泉卵を避けたほうがよい
妊娠中は、温泉卵を避けた方が安全です。
温泉卵は、60℃程度のお湯で10分以上加熱することで白身をかためず仕上げる調理法です。
この調理法の加熱では食中毒菌を殺菌するには不十分なため、生卵と同様の食中毒のリスクがあります。
妊娠中の生卵のリスクや安全な卵の食べ方については、こちらの記事で詳しく紹介していますよ
妊婦が温泉卵を避けるべき理由はサルモネラ菌
温泉卵は、固茹で卵とは違って十分に火が通りきっていないため、生卵に存在するサルモネラ菌が残っている可能性があります。
サルモネラ菌に感染すると、食中毒を引き起こします。
サルモネラ食中毒による直接的な胎児への影響はありません。
しかし、妊婦が食中毒にかかって下痢や腹痛などを起こすと、子宮が収縮して流産や切迫早産をまねくリスクがあります。
免疫の低下している妊娠中は、食中毒に感染しないよう予防しましょう。
妊娠中に卵を食べるときの注意
サルモネラ菌は、70℃以上で1分又は65℃以上で5分加熱すると死滅するため、完全に火の通った卵であれば食べることができます。
この条件を聞くと「65℃以上のお湯で10分以上加熱した温泉卵なら、菌は死滅しているのでは?」と考える人もいるかもしれませんが、そうではありません。
65℃のお湯で加熱しても、卵の内部全体を65℃で加熱できるわけではないからです。
中までしっかり加熱できた目安は、黄身と白身の両方に火が通って固まっている状態です。
妊娠中に温泉卵を食べてしまったら?
もし温泉卵を食べてしまったとしても、必ずしもサルモネラ菌に感染して食中毒になるわけではありません。
食べた後に、下痢や腹痛などの症状がなければ、問題ありません。もし普段と違う症状があるときは、すぐに医師の診察を受けてくださいね。
妊娠中は温泉卵を食べないように注意しよう
妊婦さんは温泉卵を食べるのは避けた方が安全です。
しかし、しっかりと固まるまで火を通した卵ならサルモネラ食中毒の心配はないため、卵自体を避ける必要はありません。
卵はたんぱく質をはじめとして色々な栄養素を含む食べ物なので、うまく食事に取り入れてみてくださいね。
- 温泉卵にはサルモネラ菌が残っている可能性がある
- サルモネラ菌に汚染された卵を食べると、食中毒のリスクがある
- 妊婦が食中毒を起こすと、切迫早産の危険性があるため、食中毒は予防すべき
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