つわり中でも食べやすいパスタは？アレンジのコツやおすすめレシピを紹介

つわり中にパスタを食べても特に問題はありません。

つわりの症状には個人差がありますが、パスタはあっさりからこってりまで味の幅が広いため、食べられる味付けが見つけやすいでしょう。

また、パスタはアレンジもしやすいので、つわり中でも食べやすい食品のひとつです。

つわり中にパスタを食べても赤ちゃんに影響は出ません。

ただし、味付けや食べ過ぎには注意しましょう。

食べ過ぎからカロリーオーバーの状態が続くと、体重が増えたり妊娠糖尿病になったりすることがあります。また、塩分が多く味付けが濃すぎると妊娠高血圧症候群になるリスクも高まります。

流産や早産、赤ちゃんの発育不全など、さまざまな影響が出ることもあるので、カロリーや栄養素の摂取量の目安を参考に、食べ過ぎや塩分の摂りすぎには注意しましょう。

つわり中にパスタを食べることには、次のようなメリットがあります。

パスタは味に変化を出したり、レシピが豊富でそのとき自宅にある食材を活用しやすい料理です。

体調が不安定なつわり中は、調理が簡単なレシピやレトルト食品を活用するのもよいでしょう。

つわり中でも食べやすいパスタですが、食べるときはいくつか注意しておきたいポイントがあります。

パスタを食べるときは、トッピングやゆで方に気を配りましょう。

パスタはのどごしがよいので、よく噛まずに飲み込んでしまう人もいるでしょう。

しかし、妊娠中は胃腸がデリケートになっているため、よく噛まずに飲みこむと負担がかかります。パスタを食べるときは、よく噛んで食べ、少し柔らかめにゆでるとよいでしょう。

生卵や魚卵を使ったパスタは避けましょう。妊娠中は、抵抗力が落ちるため食中毒にかかりやすいことから、生ものは避けてください。

卵や魚卵を食べるときは、十分過熱して食べてくださいね。

ほかにも、生ハムやナチュラルチーズなども食中毒のおそれがあります。

食中毒の可能性がある食材にはしっかりと火を通して調理するようにしましょう。

パスタはゆでる際に塩を入れたり、濃い目のソースを絡めたりするため、塩分過多になりやすいものです。

妊娠中に塩分を摂りすぎると、むくみや妊娠高血圧といったトラブルが起こりやすくなるので、食べる際は塩分控えめを心がけましょう。

塩を加えずにゆでたり、薄味にしたりすると、塩分の摂りすぎが防げますよ。

ここからはつわり中に不向きなパスタを紹介します。

妊娠前によく食べていたとしても、つわり中は食べれなくなってしまうものがあります。

つわり中の好みには個人差がありますが、ぜひ参考にしてくださいね。

妊娠中、こってりしたものや乳製品が食べれなくなってしまう人がいます。

クリームを使った濃厚なパスタは、後味が残りやすく吐き気を感じやすいかもしれません。

妊娠中は胃もたれを起こしやすいため、つわりで胃のむかつきを感じている人はクリーム系のパスタは避けたほうがよいでしょう。

つわりがはじまると、それまで平気だった匂いが苦手になってしまうことも。

にんにくをたっぷり使ったパスタは香りが強いので、香りに敏感な人は避けたほうが無難です。

人によっては、めんつゆを受け付けなくなることもあります。

めんつゆの味や匂いで気分が悪くなるときは、しょうゆやだしを使って味付けしましょう。

つわり中、さらにパスタを食べやすくするポイントは次のとおりです。

味付けに使う調味料やトッピングを工夫してみましょう！

つわり中、酸味があるものであれば食べられるという人は、レモンや梅干しを使うと食べやすくなるかもしれません。

和風パスタや塩ベースのパスタに、レモンや梅干しの酸味をプラスすることで、さっぱり食べやすい味わいになりますよ。

生姜や大葉など、香りのよい食材をトッピングすることで、食欲が刺激され食べやすく食欲増進が期待できます。

あっさりとしたパスタと相性がよく、爽やかな風味が加わるので試してみてくださいね。

冷たいパスタは、温かいパスタよりも香りが抑えられるので、食べやすいことがあります。

たっぷりの野菜と一緒にパスタサラダにしたり、冷製パスタにしたりしてみるのもおすすめです。

冷製パスタを食べるときは、卵や生ハム、ナチュラルチーズなど、食中毒菌が含まれる可能性がある食材は避けましょう。

ここからは、つわり中におすすめのパスタレシピを紹介しましょう。

体調が悪いときも簡単に作れるレシピを中心にセレクトしましたので、試してみてくださいね。

フライパンひとつで作れるブロッコリーとツナのパスタです。にんにくの香りと白だしの旨みで、濃い味にしなくてもおいしく食べられますよ。

ブロッコリーには、妊娠中に摂りたい葉酸が含まれているのもポイント！パンチのある味に仕上げたいときは、お好みで鷹の爪を加えてもおいしいです。

葉酸やビタミンCを含むキャベツと、カルシウムを含む牛乳を使ったパスタです。生クリームを使っていないので、クリームパスタでもあっさりしていて食べやすいですよ。ポイントは、旨みの詰まったあさりの水煮缶。下処理要らずで、食べたくなったら簡単に作れます。

つわり中、パスタが食べたくなることや、食べやすいと感じるパスタの味付けで、赤ちゃんの性別がわかるという話を聞いたことはありませんか？

無性に食べたいものが出てくると、赤ちゃんの性別と関係しているのでは？と気になりますよね。

しかし、食べ物の好みで性別がわかるといった話はあくまでも迷信です。妊娠中にママが食べたもので赤ちゃんの性別が決まるものではありません。

つわり中、食生活に偏りが出ることに不安を感じる人もいるでしょう。

基本的に、つわり中に限っては食事の偏りは容認されています。

また、妊娠初期につわり・悪阻の症状がひどくて食事が摂れなくても、赤ちゃんの成長に影響を与えることはないと考えられています。

しかし、高カロリーのものや糖分が多いもの、塩分が多いものなど、肥満や妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群につながるものばかり食べてしまう場合や体重が減る・増えない場合は医師に相談してみましょう。

次のような工夫をするとつわり中でも食事がしやすくなりますよ。

つわりの症状は妊娠5〜6週目頃から始まり、妊娠12〜16週までに落ち着く人が多いです。

しかし、つわりの症状は人により個人差があります。

つわりが全く出ない人、妊娠中期以降も残る人とさまざまです。

なかには、症状が重くなり「妊娠悪阻（にんしんおそ）」という状態になる人もいます。

食事が過度に偏っている場合や、食事や水分が摂れず体重が減っている場合は、産婦人科を受診しましょう。

ここではつわり中のパスタに関するよくある疑問をご紹介します。気になる点を解消しましょう！

パスタはつわり中でも食べやすい食材です。

レモンや梅干しを使ったり、薬味をプラスしたりしてさっぱりした味付けにすると、食欲がないときも食べやすくなりますよ。

ただし、食べ過ぎには要注意。おいしいから・食べやすいからと食べ過ぎると、カロリーオーバーから太りやすくなってしまうので気をつけてくださいね。

パスタはアレンジしやすく、一皿で野菜や肉などさまざまな食材が摂りやすいので、いろいろなレシピを試してみてくださいね。

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