パパが1年間育休を取得!ママが早期職場復帰した夫婦にインタビュー!【ともに手をとる子育て】
トモニテでは、いろいろな形で子どもを育てる人たちを訪ね、その生活を取材します。
第一弾は、ママが早期に職場復帰し、パパが1年の育休を取って2児を育む高橋ファミリーにインタビュー!
パパの育児スタイルやママのキャリア観、それを支えてくれるおじいちゃん・おばあちゃんや地域の人についても詳しく伺いました♪
トモニテでは、いろいろな形で子どもを育てる人たちを訪ね、その生活を取材します。
第一弾は、ママが早期に職場復帰し、パパが1年の育休を取って2児を育む高橋ファミリーにインタビュー!
パパの育児スタイルやママのキャリア観、それを支えてくれるおじいちゃん・おばあちゃんや地域の人についても詳しく伺いました♪
【今回お話を伺った高橋家】
家族構成:パパ(学校教員)/ママ(広告代理店勤務)/長女(2才)/次女(0才)/祖父/祖母
住まい:千葉県
高橋夫妻はパパが育休、ママが仕事
──まず今の育児体制について伺いたいのですが、お2人とも産休育休を取られて、ママは現在お仕事に復帰されているんですよね?
ママ:
はい。私は産休+育休4ヶ月を取って、主人が1年間育休を取りました。
私が働きに出て、主人がメインで育児をするっていう選択ですね。
高橋夫妻の1日の流れ
3時〜4時頃
6時〜7時頃
7時〜8時頃
8時〜
9時〜
16時半
17時半
おじいちゃんおばあちゃんが子どもをみてくれている間
20時
──パパがメインで家事育児をするという選択をされた背景には、どんな思いがあったんですか?
ママ:
やっぱり、2人で一緒に子どもを見たいという気持ちが大きかったので、この選択をしました。
コロナ禍で私の働き方が変わって基本在宅になったんですが、主人は学校の先生なので、現場の仕事で朝も早いし帰ってくるのも遅くなってしまうんですね。
そうすると、私は在宅で仕事をして主人は育休を取って家事をしてっていう体制の方が、2人で子どもを見られるのでよいと思いました。
お互い楽だし、ずっと子どものそばにもいられるのがいいですね。
──なるほど、リモートワークが浸透したことで、育児がしやすくなったと感じているママ・パパは多そうですね!
育休で感じる子どもの成長
──パパが育児を主体的にやっていきたいと思うようになったきっかけや背景はあったんですか?
パパ:
子どもと関わる仕事をしているので、自分の子どもとの時間も取りたいと思っていました。
職場に育休のことを相談したら、どんどん取りな!という前向きな言葉をいただいたので、1年の育休を取らせていただきました。
──職場の周りの皆さんも、積極的に育休を取られていますか?
パパ:
そうですね。
私を初め、多くの男性職員が育児休業を取っているので、すごく育休を取りやすい環境かなと思います!
──男性の育休取得率が年々上がっているとはいえ、まだ長期の育休を取りづらい職場もある様子。もっと多くの職場が、パパを育休に送り出してくれるとよいですよね!
──1年というと割と長いかなと思うのですが、キャリア上・仕事上の不安はなかったですか?
パパ:
教員は担任として1年間子どもと関わるので途中では抜けにくいんですが、ちょうど子どもが生まれたのが4月と3月だったんですね。
4月の年度開始のタイミングで育児に入れたので、チャンスかなと思って1年間の育休を希望した感じです。
──たしかに、4月ってすごくいいタイミングだったんですね!
──パパが主体の子育てだからこその苦労や、何か今まで壁に感じたことはありましたか?
ママ:
上の子はほぼミルクで育ったんですけど、下の子は哺乳瓶拒否を起こしてしまい母乳で育てているので、パパ主体だとそこが大変ですね。
代わりがいないことなので、リモートワークの合間とかセミナーの間を縫って授乳をしなきゃいけないですよね。
──それでいうと今が一番大変な時期かもしれないですね。パパが育児する上で、育休をとって一番よかったことはなんですか?
パパ:
やっぱり、子どもとの時間がすごくゆっくりになりましたね。
育休前は、仕事もやらなきゃいけない中で、うまく動いてくれない子どもに対して正直イライラしてしまうことも多かったんです。
今は、育児休業で育児に専念できるので、そこの心のゆとりはすごく大きく変わったかなと思いますね。
あとは、小さな成長を常に見れることができたのも、やっぱり育児休業中の良さかなと思っています。
本当に細かい成長も、2人で気付いて共感できるのが嬉しいです。
──最近成長を感じたことは何ですか?
ママ:
上の子でいうと、トイトレってほどのことはしてないんですけど、自分で1人でトイレに成功しました!
あとは、ごめんねの意味がわかるようになったみたいです。
今までは悪いことをしたときに、意味がわからず簡単に「ごめんねごめんね」みたいに言っていたんですけど、最近は言わなくなって。
──なるほど!会話の時間をしっかり取ったり、密に関わったりしないと気づかないような成長に気づけるんですね。
ママ:
下の子はもう寝返りが打てるようになりました。
うつ伏せで寝るのが好きみたいなので、少し怖いですね。
──子どもの成長速度には驚かされます。
あっという間に大きくなってしまうからこそ、1日1日を大切に過ごしたいですね。
育休で感じる子どもの成長
周囲の人に助けられながらの育児
──ママは仕事がかなり忙しい中での子育てだと思うんですが、仕事との両立で大変なところや、工夫してるところはどんなところがありますか?
ママ:
もう本当に家族に助けられています。主人がほとんど洗濯・掃除・料理をやってくれて、主人の両親も同居しているので、おじいちゃんおばあちゃんも子どもを見てくれて。
家族総出で子育てしてるっていう感じです。
──やっぱりおじいちゃんおばあちゃんの協力を得られるのはだいぶ大きいですよね。具体的に助けられたな、と実感するシーンはありますか?
ママ:
うーん、頼むとか助けてもらうっていう感覚ではなくて、大変そうだったらすぐに手を貸してくれるので、本当に助かっていますね。
お風呂は基本おじいちゃんが入れてくれているので、本当に助かります。
──家族一体となっての子育て、素敵です!子育てを実際にしてみるまで知らなかった苦労や、社会の中にあるママ・パパの大変さはありましたか?
ママ:
すごい細かいことになっちゃうんですけど、買い物一つにしても、やはり子どもを抱えてレジに並ぶだけでも大変だなって思いますね。
店員さんが商品を取りに行ってくれたり荷物持ってくれると、もう本当にすごいありがたいなって人の優しさがしますね。
ママ:
あとは、公園にいくと年が近い近所の子がいっぱいいるんですね。
そのお母さんたちが「ちょっと見とくよ」みたいな感じで、上の子と一緒に遊んでくれることもよくあります。
──ママ友というか、地域のママやパパとの関わりは結構あるんですか?
ママ:
そうですね、みんな仲良いです。
うちの畑に収穫体験みたいな感じで来て、みんなでジャガイモを掘ったりもしますし。
今日の朝も、庭で子どもを遊ばせてて気づいたら隣の家の女の子が普通に一緒にいたりして。
高橋家の敷地内で収穫した野菜
──すごいですね。家庭間での信頼関係があるんでしょうか?
ママ:
そうなのかな、仲はいいですね!
──そういう地域の関わりがあって周囲の人にも頼れると、安心感はありますか?
ママ:
やっぱりありますね。
ワンオペで周りに頼れずに上の子も保育園行かせないで下の子も一人で見てっていうママもいると思うんですが、本当に尊敬の念しかないですね。
自分だけだと精神的にも厳しいと思うので、すごすぎるなと思います。
──そういった話を聞くと、ママ・パパの孤立に対して、トモニテとしてできることをしていきたいと改めて思います。祖父母に協力してもらえたり地域との関係を持てたのって、どういう要因があったと思いますか?
ママ:
代わりがいない育児ってママもパパも周囲の人もしんどいと思います。
とにかくその人じゃなくてもできる育児スタイルにしていくのは大切だなと思いますね。
──「自分しかできない」という責任感は時に自分を追い詰めてしまいますよね。ママ・パパが自分達自身を追い込みすぎないように、できる工夫を探していきたいですね!
不安もあるが「なるようになる精神」で
──これからパパが育休からお仕事に復帰されると思うんですが、不安に思うところや心配なところはありますか?
パパ:
不安しかないね。
ママ:
そうだね、カオスなことになるんじゃないかなと思ってるんですけど、でもなんとかなると思ってます!
子どもを産んだとき、自分が子どもを持って生活するっていうのがあんまり想像つかなかったんです。
私がかなりハードな仕事をしてて、徹夜で帰れない日もあるぐらいだったので。
でもコロナ禍になって働き方も変わったことで、「なんとかなるでしょう」みたいな考えになりました。なるようになる精神でいけたらいいなと思います。
──私の周りでも出産や育児への不安がよく話題に上がるのですが、時には考えすぎずその時々のベストを考えた方が良いときもあるんだなと気付かされます。
ママ:
不安しかないけど、結局は本当になるようにしかならないですよね。
だから、その中でどう子どもと接していけるかってところを考えるようにしてます。
──ママの今後のキャリアや人生のロードマップでいうと、パパと子育てをしながら、キャリアとしては何十年先までバリバリ仕事を頑張っていこうっていう気持ちが強いですか?
ママ:
そうですね、その思考は割と強いと思います。
でも、家族や周りの協力を得られなかったら、多分この仕事をするっていう選択肢はなかったかもしれないとも思っていて。
おじいちゃんおばあちゃんをはじめとして、子どもに愛情を注いでくれる大人がたくさんいるから、私が1人いなくても大丈夫って思えて、働きに出れるっていう方が正しいかもしれないです。
仕事がやりたくてこういう選択肢を取ってるっていうよりかは、いろんな大人が愛情を注いでくれるから働きに出られるっていう順番ですね。
──なるほど。子どもを育てる家族のあり方について考える、よい機会になりました!今回はたくさんお話を聞かせていただきありがとうございました。
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