つわり中にせんべいばかり食べたくなるのはなぜ?注意点やおすすめのせんべいをご紹介【管理栄養士監修】
食べ物の好みが変わり、食事がなかなか摂れないという人も、おせんべいなら食べられる、ということがあります。
せんべいを食べても基本的に赤ちゃんに影響はありませんが、塩分を多く含むので食べ過ぎには注意したいもの。
この記事では、つわり中にせんべいを食べる際の注意点や、おすすめのせんべいをご紹介します。
食べ物の好みが変わり、食事がなかなか摂れないという人も、おせんべいなら食べられる、ということがあります。
せんべいを食べても基本的に赤ちゃんに影響はありませんが、塩分を多く含むので食べ過ぎには注意したいもの。
この記事では、つわり中にせんべいを食べる際の注意点や、おすすめのせんべいをご紹介します。
つわり中にせんべいが食べたくなるのはなぜ?
つわり中にせんべいが食べたくなるのは、味の好みが変わるためです。
こってりした味のものが食べたくなる人もいる一方で、あっさりとした食べ物が食べたくなる人もいます。
せんべいは塩や醤油といったあっさりしたものから、歌舞伎揚や揚げ餅のように食べ応えのあるものまで種類があります。
つわり中でも食べやすいお菓子を探している人はぜひ試してみてくださいね。
つわり中にせんべいを食べたときの赤ちゃんへの影響は?
つわり中にせんべいを食べても、赤ちゃんに影響はありません。
しかし、米を使って作られているせんべいはそれなりにカロリーがあり、塩分を多く含みます。
食べ過ぎるとカロリーオーバーから太りやすくなったり、塩分の摂り過ぎからむくみや妊娠性高血圧になったりすることがあります。
妊娠糖尿病や妊娠性高血圧を発症すると、出産や赤ちゃんの発育に影響が出る可能性があるため食べる量には注意してくださいね。
つわり中におすすめのせんべい5選
ここではつわり中におすすめのせんべいを5つ紹介します。
つわり中におすすめのせんべい5選
醤油せんべい 一袋12枚入り 無添加魚沼米の越後純正あられ
召しませ日本玄米ぽんせんべい 7枚
小缶 里の舞
酒田米菓 米と醤油のうすやき
松崎米菓 藻塩サラダせんべい
せんべいには、さまざまな種類があり、コンビニやスーパーで手軽に買えるので、好みの味を探してみてくださいね。
つわり中にせんべいを食べるときの注意点
つわり中にせんべいを食べるときは、食べ過ぎないように注意しましょう。
油で揚げてあるせんべいは食べ過ぎない
揚げ餅のように油で揚げてあるせんべいは、焼いて作られたせんべいよりも高カロリーのことが多いもの。
食べ過ぎるとカロリー・脂質の摂り過ぎになるので、妊娠中は避けた方が無難です。
激辛せんべいは避ける
妊娠中は、胃腸の働きが弱まり、刺激にもデリケートになっています。唐辛子がたっぷり付いているような激辛せんべいは、胃腸を刺激してしまうので避けましょう。
大袋に入ったものは小分けにする
つわり中、せんべいが食べやすいという人にとって、大袋に入ったものはつい手が伸びて食べ過ぎてしまいがちです。
数枚ずつ小分けにするなどして一度に全部食べてしまわないよう工夫してみてくださいね。
つわり中に特に食べやすいせんべいは?
つわり中は酸味のあるものやシンプルな風味のもの、ひと口サイズのものがおすすすめです。
梅味など酸味のあるせんべい
妊娠すると酸味があるものを食べたくなる人は多いですよね。梅や塩レモンなど酸味がある味わいのせんべいは、さっぱりとした味わいで食欲がないときも食べやすいですよ。
シンプルな塩味のせんべい
妊娠してから香りに敏感になり、醤油の香りが受け付けなくなってしまった人には、塩味のせんべいがおすすめです。塩味のせんべいは醤油味のものに比べて香りがマイルドなので食べやすいでしょう。
ひと口サイズのせんべい
何か食べていないと気分が悪くなってしまう食べづわりには、ひと口サイズの小さなせんべいがおすすめです。口を大きく開けなくても食べやすく、ちょこちょこ食べにも向いています。
つわり中にせんべいを食べたくなると子どもの性別がわかる?
「妊娠中にせんべいが食べたくなると、赤ちゃんの性別は男の子」のような話を聞いたことがあるママもいるかもしれません。
しかし、こういった話は迷信です。
妊娠中に食べたくなるもので赤ちゃんの性別がわかるという科学的根拠はないので、あまり気にしすぎないでくださいね。
つわりがひどいときは食事が偏っても大丈夫?
つわり中、食生活に偏りが出ることに不安を感じる人もいるでしょう。
理想はさまざまな食材をバランスよく摂れることですが、食事が難しい場合つわり中に限っては食事の偏りは容認されています。
また、妊娠初期につわり・悪阻の症状がひどくて食事が摂れなくても、赤ちゃんの成長に影響を与えることはないと考えられています。
しかし、高カロリーのものや糖分が多いもの、塩分が多いものなど、肥満や妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群につながるものばかり食べてしまう場合や体重が減る・増えない場合は医師に相談してみましょう。
次のような工夫をするとつわり中でも食事がしやすくなりますよ。
つわり中の食事の工夫
食べ物の形状やのどごしを変えてみる(ドロドロ、さっくり、ぱさぱさ、など)
温度を変えてみる(温める、冷やす)
ストローを使い口の中に広げないようにして飲む
味付けは薄めで脂っぽくないものを選ぶ
1回の食事を分け少量・頻回にして食べる
つわりがおさまるのはいつからいつまで?
つわりの症状は妊娠5〜6週目頃から始まり、妊娠12〜16週までに落ち着く人が多いです。
しかし、つわりの症状は人により個人差があります。
つわりが全く出ない人、妊娠中期以降も残る人とさまざまです。
なかには、症状が重くなり「妊娠悪阻(にんしんおそ)」という状態になる人もいます。
食事が過度に偏っている場合や、食事や水分が摂れず体重が減っている場合は、産婦人科を受診しましょう。
つわり中のせんべいに関するよくある質問
ここではつわり中のせんべいに関するよくある疑問をご紹介します。気になる点を解消しましょう!
つわり中せんべいばかり食べていて大丈夫?
つわり中は食べられるときに食べられるものを食べましょう
つわり中は食べられるときに食べられるものを食べるしかありません。食事の偏りもある程度は仕方がないものとされているので、せんべいしか食べられなくても深刻に考えすぎないようにしましょう。しかし、せんべいしか食べられない状態が続く場合、栄養バランスや塩分の取りすぎが心配です。一度かかりつけ医に相談してみましょう。
1日に食べてもいいせんべいの量は?
1日に食べてもいいせんべいの量は決められていません
1日に食べてもいいせんべいの量は決められていませんが、ほかの食事のカロリーも含めて摂取目安カロリーを大きく超えないように注意しましょう。妊婦さんの摂取目安カロリーは、1日あたり妊娠初期で通常の摂取目安カロリー+50kcalとされています。そのうちおやつの目安カロリーは、約200kcalです。
つわり中にせんべいを食べてもOK!ただし食べ過ぎには注意して
つわり中であっても、せんべいを食べて構いません。
しかし、せんべいは米から作られているため、それなりにカロリーがあります。食べ過ぎにはくれぐれも注意し、他の食事と合わせて1日の摂取目安カロリーを大きく超えないようにしましょう。
食べられるときに食べられるものを食べて、しんどい時期を乗り切りましょう!
- つわり中でもせんべいを食べてOK
- せんべいを食べても赤ちゃんに影響はない
- せんべいの食べ過ぎには要注意
- 酸味があるものや塩味のものは食べやすい
- せんべいしか食べられなくても心配しすぎないで
【注意事項】
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