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妊娠3か月(8〜11週)の様子

妊娠3か月(8〜11週)のママと赤ちゃんの様子

ママの様子

  • さらに便秘がちになる
    子宮が膀胱や腸を圧迫するため、尿の回数もふえ、トイレが近くなって便秘ぎみに。もともと便秘ぎみの人は、さらに出にくくなることも。
  • だるさが続く
    基礎体温は高温が続いているので、相変わらず熱っぽさを感じます。
  • つわりのピークを迎える
    11週ごろがピーク。吐き気や胸やけで食が進まないことも。食欲がなくても赤ちゃんは大丈夫。つわりで体重が減る人も多いのですが、1~2か月でよくなることが多いので、もう少しのがまん。
  • 乳首や乳頭が黒ずんでくる
妊娠3か月(8〜11週)の様子

赤ちゃんの様子

  • 「胎芽」から「胎児」へ
    左ページのエコー写真は妊娠10週ごろの様子です。胎芽からいよいよ胎児と呼ばれる段階になります。
  • からだが3等身になる
    頭や足、胴が発達して3頭身に。手足の指もでき、下あご、ほお、歯根もできてより人間らしく。性器もはっきりしてきます。
  • 羊水の中を動き回る
    へその緒が長くなってくるので、赤ちゃんは、羊水の中で自由に動き回ることができます。
  • 栄養はへその緒を通してママからもらう
  • 元気に手足を動かす様子が見える
  • 排泄する
    腎臓と尿管がつながるので、排泄ができるようになります。

無理しないで つわりをやり過ごして

 超音波検査で胎芽がはっきり見えるので、きちんとした出産予定日がわかります。超音波検査で、胎芽や胎児を見るときっとワクワクするでしょう。羊水の海をスイスイと元気いっぱいに動いている、かわいらしい赤ちゃんが愛しくなるでしょう。パパはなかなか実感がわかないので、ぜひ一度パパを超音波検査に連れていってあげましょう。また、この時期はつわりの重い人が多くいます。働いている人は、「母性健康管理指導事項連絡カード」というカードを医師に発行してもらい、職場に提出すればラッシュアワーを避ける時差通勤や休憩時間の延長ができることも。

 外見はふだんとあまり変わりませんが、おなかの中に赤ちゃんがいることをいつも忘れないでくださいね。

POINT 1 母子健康手帳 受け取りましたか?

 母子健康手帳の受け取りは代理人でも大丈夫です。ただし、妊娠週数、出産予定日、産院などの記入欄があるので、わかるようにします。毎月の検査には必ずもっていって、記入してもらいます。母子健康手帳は、赤ちゃんの健診や予防接種の記録をしたりと、出産後から6歳の就学時まで使うものです。思い出の品にもなるので大切にしましょう。

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妊娠が確定したら、各自治体の役所へ行き、妊娠届を提出します。そうすると、その場で母子健康手帳をもらえます。母子健康手帳は、子どもの成長と健康において、とても大切な情報になります。小学校入学のころまで使うものなので、長く大切に保管しましょう。

POINT 2 つわりのときの対処法は?

 つわりがどうして起こるのか医学でもはっきりとはわかっていません。妊娠すると多量に分泌されるhCGというホルモンのはたらきによるものであるという説や、ストレスが自律神経のバランスをくずすという説も。赤ちゃんの栄養は足りているので、食べられなくてもあまり心配しないこと。食べたいもの、口あたりのいいものを、少量ずつこまめにとりましょう。

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つわりは、妊娠初期のいちばんの悩みです。吐きづわりや食べづわりなど、人によってさまざまですが、吐き気や嘔吐、胃のムカムカ、全身のだるさなどが主な症状です。たいていは時間がたてばおさまるので、あまり神経質にならないように。

POINT 3 ローヒールをはきましょう 

 外見からはわからなくとも、おなかは少しずつふくらんできています。バランスがとれないことや、おなかで下が見えにくいこともあるので、靴はローヒールやスニーカーがベター。

 またウエストを締めつけるものは避け、オーバーオールやジャンパースカート、巻きスカート、コットンパンツなどのゆったりしたファッションにしていきましょう。

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妊娠初期はまだ目立ちませんが、4~5か月ごろになると、だいぶおなかがふくらんできてふだんの服や下着ではつらくなります。大きくなるおなかを保護し、快適に過ごせるように、マタニティグッズを用意しましょう。ぜひマタニティ期間ならではのおしゃれを楽しんでください。

パパへ つわりがつらいママをサポート!

 つわりのときのママは、食生活がふだんと変わってしまいます。空腹になると気分が悪くなるので、チョコチョコと口にはしても、あまり食べられなかったり、いつも好きなもののにおいが気になったりします。パパにとっては「???」の時期です。

 そんなときに、「赤ちゃんのためにしっかり食べたら」などと励ますのはタブーです。気分がすぐれず、行動半径も狭まるのですからやさしくしてあげましょう。自分のことは自分でやり、せっかく作ってくれた食事を「いらない」などと拒否しないように。できるだけママの負担を減らしてわがままを聞いてあげましょうね。

 また、精神的に不安定になっているママのそばにいて、ささいなことでイライラしがちなママの話をやさしく聞いてあげることが大切。抱えている不安や悩みを聞き出して支えになって。

育児が不安なママ・パパをサポート

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アプリは記事を読む以外にも、低月齢の赤ちゃんの成長記録に便利な「育児記録」の機能もあります。

ボタンタップで手軽な育児記録

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生まれてすぐの赤ちゃんの生活リズムを把握するためにつけるべき育児記録。
トモニテのアプリなら、ボタンタップで簡単につけられて便利です。
パートナー間での共有はもちろん、じいじやばあばなどその他のご家族にも共有することで育児をシェアしやすくなります。

1週間ごとの記録がグラフでまとめて見れる

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食事・睡眠・排泄・体温の記録では、1週間分の記録をまとめて見ることができます。
睡眠のまとめで周期が見えると、お昼寝のタイミングなどが予想しやすくなるので便利です。

大切な成長記録を印刷して残せる

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身長・体重も記録できるので、将来お子さんに見せてあげるために印刷・保管しておくのはいかがでしょうか。

写真提供:ゲッティイメージズ

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