生理予定日から2日以上後に妊娠検査薬を使っても大丈夫?使うタイミングや注意点を解説
「生理が始まるはずなのに、2日以上経っても生理が来ない。妊娠したのかも?」と不安に思っていませんか?
市販されている妊娠検査薬の多くは、生理開始予定日から1週間後を目安に使うと、高い精度で妊娠しているかどうかが判定できます。しかし、予定日の一週間後まで待てないという人もいるでしょう。
この記事で、生理予定日から2日以上後に妊娠検査薬を使っても大丈夫か解説します。
「生理が始まるはずなのに、2日以上経っても生理が来ない。妊娠したのかも?」と不安に思っていませんか?
市販されている妊娠検査薬の多くは、生理開始予定日から1週間後を目安に使うと、高い精度で妊娠しているかどうかが判定できます。しかし、予定日の一週間後まで待てないという人もいるでしょう。
この記事で、生理予定日から2日以上後に妊娠検査薬を使っても大丈夫か解説します。
生理予定日から2日後に妊娠検査薬は使える?
一般的な妊娠検査薬の使用時期は、「生理開始予定日の約1週間後から」のものが多いです。
生理開始予定日からまもない時期は、妊娠検査薬の精度が高くありません。
フライング検査(正しい判定ができる目安より早いタイミングでの検査)となるため、正しい結果が出ない可能性があります。
そのため、生理開始が2日程度遅れているタイミングで使うのはおすすめしません。
生理予定日から2日後に使った場合の判定の精度
妊娠検査薬は、受精卵が着床すると分泌されるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)というホルモンが尿に含まれているかどうかをチェックするものです。
正しいタイミングで、正しく使えば、99%以上の精度で妊娠しているかどうか判定できます。しかし、hCGは受精卵が着床して1週間ほどすると量が増えるので、生理予定日から2日後ではまだ量が少なく、妊娠していても陰性と判定される可能性があります。
妊娠検査薬の仕組みについては、こちらの記事でも詳しく紹介していますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
すぐ検査したいなら早期妊娠検査薬を使おう
生理開始予定日の1週間後より前に検査したい場合は、早期妊娠検査薬(妊娠診断補助試薬)を使いましょう。
早期妊娠検査薬なら、一般用妊娠検査薬よりも少ないhCGの量で陽性かを判定できるので、生理開始予定日から使えます。
しかし、購入できる場所や購入できる検査薬の種類は限られています。体外診断用医薬品となるので、薬剤師がいる薬局やドラッグストアで購入しましょう。
生理予定日から2日後の検査で陰性だった場合の対応
生理予定日から2日の検査で陰性だった場合は、数日後に再検査してみましょう。
hCGは受精卵の着床と同時に分泌が始まりますが、予定日から2日後はまだ分泌量が多くありません。
着床から1週間ほどで量が多くなるので、数日後に検査してみると陽性になるケースもあります。
妊娠検査薬を使う際のポイント
妊娠検査薬を使う際は、正しい結果を得るためにも次のことを意識しましょう。
使用期限内の妊娠検査薬を使用する
妊娠検査薬を使う際は、忘れずに使用期限を確認しましょう。
使用期限が切れた検査薬を使った場合、検査薬が劣化・変質していて正しい結果が出ないことがあります。
期限内のものでも、適切に保管されていなかった場合は劣化・変質していることがあるので、使う前に検査薬の状態を確認しておきましょう。
生理開始予定日から1週間以降に検査する
生理開始予定日から1週間以上過ぎたタイミングなら、妊娠が成立し維持されている場合は尿中のhCGの量もある程度増えています。妊娠検査薬を使う際は、生理開始予定日から1週間後を目安に使用しましょう。
起床直後に検査する
尿に含まれるhCGの量は、尿の濃度にも左右されます。検査直前にたくさんの水分を摂ったりすると、正しい結果が出ません。おすすめは、起床直後に検査することです。起床直後の尿は寝ている間に濃縮されているため、hCGの濃度が高く、正確な結果が出やすいとされています。
説明書通りの使い方で検査する
妊娠検査薬を使用する際は、説明書をよく読んで、かける尿の量や放置時間を守って使うようにしましょう。尿をかけすぎたり、目安時間より長く放置してしまったりした場合は、新しい検査薬で再検査してください。
妊娠検査薬が陽性になったら早めに産婦人科を受診しよう
妊娠検査薬が陽性になったら、早めに産婦人科を受診しましょう。陽性になるということは、多少なりとも尿中にhCGが含まれているということです。
妊娠検査薬の精度は99%以上と非常に高いですが、あくまでも妊娠している可能性を示しているにすぎません。確定診断には医師の診察が必要です。
妊娠している場合、すべてが正常な妊娠であるという確証もないので、早めに産婦人科を受診しましょう。
生理が来ない場合は陰性でも病院を受診しよう
妊娠検査薬の結果が陰性でも、妊娠していることがあります。妊娠しているのに陰性と判定されることを「偽陰性」といい、その原因は異所性妊娠や胞状奇胎などさまざまです。なかには、双子や三つ子を妊娠していて、尿の含まれるhCGの量が検査薬の検出上限値を超えたために陰性と判定されることもあります。生理が周期的に来るかどうかは、女性の健康を知るバロメーターです。妊娠しているかどうかにかかわらず、生理が来ない場合は一度産婦人科を受診してみることをおすすめします。
生理予定日2日後に妊娠検査薬を使う際のよくある質問
生理予定後の2日以上後に妊娠検査薬を使う際のよくある質問をまとめました。
妊娠検査薬を使う際の不安や疑問を解消しましょう。
生理予定日2日後に陰性だったのが、陽性に変わることはある?
時間の経過とともに、妊娠検査薬の結果が陽性に変わることはあります
妊娠検査薬は、尿に含まれるhCGに反応します。時間の経過とともにhCGの分泌が増えることで、結果が陰性から陽性に変わることがあります。
生理予定日2日後に陽性だったのが、陰性に変わることはある?
化学流産などの要因で、陽性が陰性に変わることがあります
陰性から陽性に変わることがあるように、化学流産や妊娠検査薬の誤った使用法により、陽性だった判定が陰性になることもあります。一度陽性判定が出た場合、再検査をしたり産婦人科を受診して状態を確認しましょう。
妊娠検査薬は生理予定日の1週間後を目安に使おう
妊娠検査薬は、生理予定日の2日後でも使うことはできます。
しかし、正しい結果が得られない可能性もあるので、できるだけ生理予定日の1週間後を目安に使用しましょう。
もっと早く検査したいなら、生理開始予定日から使える早期妊娠検査薬を使う方法もあります。妊娠検査薬の結果が陽性になったら、早めに産婦人科を受診して確定診断を受けましょう。
- 一般妊娠検査薬は生理開始予定日の2日後の精度は低い
- 早く検査したいなら早期妊娠検査薬を使う方法もある
- 生理開始予定日1週間後を目安に使った場合の精度は99%以上
- 結果が陽性になったら早めに産婦人科を受診しよう
【注意事項】
本記事は公開時点での情報となります。
本サイトでは正確な情報を提供できるよう最善を尽くしておりますが、妊娠期の母体の状態は個々人により異なるためすべての方に適用できるものではございません。
記事の一部では妊娠中の方から寄せられた体験談を紹介しておりますが、個人の実体験に基づいており医学的根拠があるものとは限りません。専門家の見解と異なる意見も含まれるためご注意ください。
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