早期に使える妊娠検査薬とは?正しい使い方や仕組み、どこで買えるのかも解説
妊娠の兆候があると「妊娠の有無をなるべく早く知りたい」と思うでしょう。早期妊娠検査薬なら生理予定日の前〜当日に検査できるので、一般的な妊娠検査薬よりも早く妊娠しているか確認できますよ。
この記事では早期妊娠検査薬の特徴・妊娠検査薬の正しい使い方、代表的な妊娠検査薬を紹介します。早期妊娠検査薬について詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。
妊娠の兆候があると「妊娠の有無をなるべく早く知りたい」と思うでしょう。早期妊娠検査薬なら生理予定日の前〜当日に検査できるので、一般的な妊娠検査薬よりも早く妊娠しているか確認できますよ。
この記事では早期妊娠検査薬の特徴・妊娠検査薬の正しい使い方、代表的な妊娠検査薬を紹介します。早期妊娠検査薬について詳しく知りたい人はぜひ参考にしてください。
一般的な妊娠検査薬と早期妊娠検査薬の違いは?
妊娠検査薬には、生理予定日の1週間後から使える一般的な妊娠検査薬と、より早いタイミングで検査できる「早期妊娠検査薬」があります。いずれも、検査薬の指定箇所に尿をかけて妊娠の可能性を判定します。
一般的な妊娠検査薬と早期妊娠検査薬の違い
一般的な妊娠検査薬
早期妊娠検査薬
妊娠検査薬の仕組み
妊娠検査薬は、尿中に含まれるhCG(ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン)に反応して陽性・陰性を判定します。hCGとは、受精卵が着床し、胎盤が形成されるときに分泌されるホルモンです。
hCGは、着床したタイミングから次第に増え、尿中に現れ始めます。そして、生理予定日から1週間ほどたつと、尿中のhCGが一般的な妊娠検査薬で陽性反応を示す量まで増えるといわれています。
早期妊娠検査薬は、一般的な妊娠検査薬よりも陽性反応の基準値が低いので、生理予定日前か当日でも陽性が出ることがあります。
妊娠検査薬の使い方
妊娠検査薬の使い方は次のとおりです。
妊娠検査薬の使用手順
妊娠検査薬の所定の箇所に一定時間尿をかける
平らな場所に置き、1〜数分待つ
妊娠検査薬の終了確認窓と判定窓を確認し、陽性・陰性の反応を確認する
妊娠検査薬の販売メーカーによって使用方法に違いがあります。正しい判定結果を得るために、付属の説明書をしっかりと確認してから検査しましょう。
妊娠検査薬で検査可能なタイミング
一般的な妊娠検査薬は生理予定日の1週間後に使用することが推奨されています。
早期妊娠検査薬は生理予定日の当日か、早くてその4〜5日前から検査が可能です。
検査のタイミングが早すぎるとhCGが基準値に満たず、正しく判定できないことがあるため注意しましょう。
生理不順の場合は、今までの生理周期や体調の変化をもとにおおよその生理予定日を予測し、その1週間後に検査してみてください。
妊娠検査薬の正確性
妊娠検査薬を正しく使った場合の正確性は99%以上です。ただし、使い方や検査のタイミングを間違えると精度が下がるので、正しい検査方法をしっかりと理解してから使用しましょう。
また、妊娠検査薬の結果が陽性でも、正常に妊娠しているかまではわかりません。子宮外妊娠や胞状奇胎など正常でない妊娠でも陽性反応が出ることがあります。
妊娠検査薬だけで正常妊娠かどうかまでは判定できないので、陽性反応が出たら早めに産婦人科を受診しましょう。
早期妊娠検査薬の特徴
早期妊娠検査薬の特徴は、生理予定日より前に検査ができることです。一般的な妊娠検査薬に比べ陽性反応を示す基準値が低いため、hCGが少量である早い時期でも検査が可能です。
検査できるタイミングは妊娠検査薬によって異なり、生理予定日の4〜5日前から使えるものもあれば、当日から使用できるものもあります。
取扱説明書をしっかりと読んで、適切なタイミングで検査しましょう。
妊娠検査薬を選ぶときの4つのポイント
妊娠検査薬を選ぶ際は、以下の4つのポイントをおさえておくとよいでしょう。
早い時期から使用できるか
1つ目のポイントは、早期から使用できる妊娠検査薬かどうかです。
「とにかく早く妊娠の有無を知りたい!」という妊活中の人や、「避妊に失敗したので、妊娠していないかすぐにでも把握したい」という人は、早いタイミングで検査できる早期妊娠検査薬を使うとよいでしょう。
購入しやすいか
2つ目のポイントは、手軽に購入できるかどうかです。
早期妊娠検査薬は薬剤師がいる薬局やドラッグストアでしか購入できません。購入する際は薬剤師の説明を受ける必要があるため「妊娠検査薬を人前で買うのが恥ずかしい」という人は抵抗を感じる可能性があります。
一方、一般的な妊娠検査薬は「第二類医薬品」なので、ドラッグストアのほかインターネットでも購入できます。妊娠検査薬の種類によって買える場所が違う点は覚えておきましょう。
価格が安いか
3つ目のポイントは、安価に購入できるかどうかです。
一般的な妊娠検査薬のほうが、早期妊娠検査薬に比べ価格が安い傾向があります。
また、一般的な妊娠検査薬のなかでも、判定結果がデジタルで表示されるものよりアナログ表示のもののほうが安価といえるでしょう。
判定結果がわかりやすいか
4つ目のポイントは、判定結果の見やすさです。
妊娠検査薬を使っても、線が薄かったり使い方があっているかわからなかったりして、紛らわしい思いをするケースもあるでしょう。
デジタル表示の妊娠検査薬を使えば、陽性のときは「妊娠している」、陰性のときは「妊娠していない」とはっきり表示されるので、判断に迷うことがありません。
妊娠検査薬を初めて使う人や、以前検査した際に結果が判然とせず悩んだことがある人は使用してみるとよいでしょう。
おすすめの妊娠検査薬は?
ここからは、早期妊娠検査薬と一般的な妊娠検査薬のそれぞれについて、代表的な妊娠検査薬を紹介します。
代表的な早期妊娠検査薬
少しでも早く結果を知りたいなら、早期妊娠検査薬を使うとよいでしょう。ここでは、2つの商品を紹介します。
ワンステップ妊娠検査薬
- 生理予定日4日前から検査可能の妊娠検査薬
- カップに採った尿に妊娠検査薬を浸して検査できる
1箱10回分で販売しているため、複数回の検査を想定している人におすすめです。また、カップに採尿して検査できるので、妊娠検査薬に直接尿をかけるのが苦手な人でも使いやすいでしょう。
CHECK ONE FAST(チェック ワン ファスト)
- 生理予定日当日から検査できる
- 尿かけ2秒・判定時間1分で結果がわかる
正しく使用した場合の正確性は99%です。
コンパクトで持ちやすい形状も使いやすく、初めての検査でも戸惑わないでしょう。
代表的な一般の妊娠検査薬
一般的な妊娠検査薬のなかで代表的な商品を3つ紹介します。
CHECK ONE S(チェックワン S)
- 生理予定日の約1週間後から検査できる
- 余分な尿が流れ落ちる形状で、初めてでも扱いやすい
生理予定日1週間後から検査できる妊娠検査薬です。
尿を2秒かけてから1分で判定が完了します。紙コップ採尿の検査にも対応しており、自分に合った検査方法を選べます。
ドゥーテストhCGa
- 採尿部が大きく、不慣れでも尿をかけやすい形状になっている
- かけた尿がはねにくい設計なので清潔に使用できる
生理予定日1週間後より検査できる妊娠検査薬です。
検査時に尿をかける採尿部が大きく設計されているため検査がしやすいでしょう。
紙コップ採尿の検査にも対応しているので、採尿部に尿をうまくかけられない人でも使いやすい検査薬です。
デジタル P-チェック
- 判定ラインがデジタル表示されるので結果がわかりやすい
- ネット通販で購入できる
生理予定日1週間後から検査できる妊娠検査薬です。
判定結果が液晶でデジタルで表示されるので、陽性か陰性かわからず迷うことがないでしょう。
一般的な妊娠検査薬より値段が高めですが、判定結果がわかりやすいのがメリットです。
妊娠検査薬に関するQ&A
ここからは、妊娠検査薬に関するよくある質問をまとめています。初めて妊娠検査薬を使用する人や、検査に不慣れでうまく使えるか不安な人はぜひ参考にしてくださいね。
生理不順です。検査に適切な時期がわからない場合でも妊娠検査薬は使えますか?
おおよその生理予定日を割り出し、その1週間後に使用しましょう
妊娠検査薬は、生理が不順な人でも検査が可能です。今までの生理周期や体調の変化をもとにおおよその生理予定日を割り出したら、その1週間後に検査しましょう。陰性が出た後も生理がこなかったり気になる症状が続いたりする場合は、さらに1週間経ってからもう一度検査してみてください。普段とは違う体調の変化を感じる際には、早めに病院を受診しましょう。
欲しい検査薬がネットで見つからない場合、どこで買えるのでしょうか?
妊娠検査薬はドラッグストアや調剤薬局で購入可能です
妊娠検査薬は、クリエイト、スギ薬局、マツモトキヨシなどのドラッグストアや調剤薬局で購入できます。ドラッグストアによって販売しているメーカーや種類に違いがあるので、直接店舗に立ち寄ってもよいかもしれませんね。また、ネット通販サイトには売っていなくても、メーカーのオンラインショップなら購入できる可能性があります。
一番早くて生理予定日何日前からフライング検査ができますか?
早期妊娠検査薬を使えば生理予定日からフライング検査が可能です
使用する早期妊娠検査薬によって、フライング検査が可能な時期が変わります。たとえば「ワンステップ妊娠検査薬」は生理予定日4日前から、「CHECK ONE FAST(チェック ワン ファスト)」は生理予定日当日から検査可能です。ただし、検査のタイミングが早いほど精度が下がる点には注意しましょう。
検査薬が陰性でも気になる場合は病院受診がおすすめ
検査薬が陰性でも、以下のような症状がある場合は、産婦人科を受診しましょう。
- 下腹部などの腹部に激しい痛みがある
- 普段みられないような出血が続いている
- 長い間生理が来ていない
- 体が熱っぽくだるい
- 体調が優れない
- 吐き気がする
- 生理は来ないが数回妊娠検査薬で検査しても陰性が続いている
- 気持ちの激しい浮き沈みがある
- 妊娠超初期症状のようなものがある
病院を受診する前に、予約の必要性や受付時間などを問い合わせておくとスムーズでしょう。
結果を早く知りたいなら早期妊娠検査薬を使おう!必要に応じて産婦人科にも相談を
妊娠検査薬にはさまざまな種類があるので、自分に合った妊娠検査薬を選び、適切なタイミングで正しく検査しましょう。
妊娠検査薬で陽性が出た場合や、陰性でも気になる症状がある場合は産婦人科を受診してくださいね。
- 一般の妊娠検査薬は生理予定日の1週間後から使用できる
- 早期妊娠検査薬なら生理予定日の前〜当日に検査可能
- 正しく使えば99%以上の精度で判定できる
- 早期妊娠検査薬は薬剤師がいる薬局でしか購入できない
- 陽性の場合や、陰性でも気になる症状がある場合は産婦人科へ行こう
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