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つわりでどのくらい体重減少したら病院に行くべき?赤ちゃんへの影響や妊娠悪阻との見分け方も解説

つわりでどのくらい体重減少したら病院に行くべき?赤ちゃんへの影響や妊娠悪阻との見分け方も解説

つわりによって体重が減少すると赤ちゃんに影響してしまわないか不安になりますよね。どのくらい体重が減ったら病院に行くべきかわからず悩んでいる妊婦さんもいるでしょう。

この記事では、つわりによる体重減少が赤ちゃんや妊婦さんにどのような影響を与えるのかを解説します。

体重が減少した場合の対処法や病院に行くべきタイミングも紹介するので、体重が減少して不安に感じている人はぜひ参考にしてください。

つわりによって体重が減少すると赤ちゃんに影響してしまわないか不安になりますよね。どのくらい体重が減ったら病院に行くべきかわからず悩んでいる妊婦さんもいるでしょう。

この記事では、つわりによる体重減少が赤ちゃんや妊婦さんにどのような影響を与えるのかを解説します。

体重が減少した場合の対処法や病院に行くべきタイミングも紹介するので、体重が減少して不安に感じている人はぜひ参考にしてください。

つわりでどのくらい体重が減少したら病院に行くべき?

つわりでどのくらい体重減少したら病院に行くべき?赤ちゃんへの影響や妊娠悪阻との見分け方も解説

日本産婦人科学会の「産婦人科診療ガイドラインー産科編2020」では「5%以上の体重減少があり経口水分摂取ができない場合」に治療が必要であるとされています。

ただし、あくまで目安なので、体重減少が5%未満なら病院に行かなくてもよいわけではありません。

食事や水分をまともにとれない場合や、体力が落ちて体を動かすのもままならない場合は、早めに病院を受診しましょう。

つわりによる体重減少は一般的には一時的なものですが、減り過ぎると赤ちゃんが栄養不足になる可能性があります。

お腹の赤ちゃんのためにも、つらいと感じたら我慢せず、できるだけ早く医師に相談することが大切です。

※出典:日本産婦人科学会,「産婦人科診療ガイドラインー産科編2020」, 2024/5/30,https://www.jsog.or.jp/activity/pdf/gl_sanka_2020.pdf

つわりの体重減少は赤ちゃんに影響する?

つわりでどのくらい体重減少したら病院に行くべき?赤ちゃんへの影響や妊娠悪阻との見分け方も解説

つわりによる体重減少は、赤ちゃんの健康に影響しません

エコチル調査では、妊娠初期につわりがひどく、大きな体重減少があった場合でも、その後適正な体重になっていれば、赤ちゃんが低体重になる可能性は低いことがわかりました。

体重減少による赤ちゃんへの影響はほとんどありませんが、つらいと感じるなら早めに医師に相談しましょう。

※出典:国立研究開発法人国立環境研究所エコチル調査コアセンター,「日本人における妊娠悪阻と在胎週数に対して小さい胎児の関連性:エコチル調査(JECS)」 , 2016/8/26, https://bmcpregnancychildbirth.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12884-016-1041-6#citeas

つわりで体重が減少したらどうすればいい?

つわりでどのくらい体重減少したら病院に行くべき?赤ちゃんへの影響や妊娠悪阻との見分け方も解説

ここでは、つわりで体重が減少してしまった場合の対処法を紹介します。

食事を小分けにする

食事は一度にまとめて食べるよりも、小分けにして少量ずつ食べたほうが、胃の不快感を和らげられます

野菜スープ、ゼリー、うどん、おかゆなどの消化にいいものを食べるようにすると、胃に負担がかかりにくく、気分が悪くなるのを抑えられるでしょう。

食べられるものを食べる

つわりの期間は、とにかく食べられるものを食べるようにしましょう。

食べられると感じるものは人によって違うので、特定の食材がよいということではなく、吐き気を感じにくい、これなら食べられると感じる食材を中心に摂るようにしましょう

同じものばかりを食べて栄養が偏っても、赤ちゃんに影響することはほとんどありませんよ。

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こまめに水分補給する

こまめな水分補給を心がけましょう。

食事や水分をまともに摂れない場合や、嘔吐の症状がひどい場合は脱水状態になりやすくなります。

脱水症状に陥ると尿路感染症を引き起こしたり、赤ちゃんに影響を及ぼしたりするおそれがあるので、少しずつでも水分を補給することが大切です。

水やノンカフェインのお茶、スポーツドリンクなど、妊娠中でも口にできるものを飲みましょう

冷たい飲み物は体が冷えて血行が悪くなりやすいので、温かいお茶やスープがおすすめです。

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つわりと妊娠悪阻の見分け方は?

つわりの症状がひどいと「妊娠悪阻(にんしんおそ)」とされることがありますが、「つわり」と「妊娠悪阻」の違いについての明確な基準はありません。

しかし一般的には、次のような症状がある場合、妊娠悪阻と判断されます。

妊娠悪阻の症状

  • 激しい嘔吐

    1日に何度も嘔吐し、水分を摂ることすら難しい状態です。

    胃液を吐く、吐いたものに血液や胆汁が混じる、という場合もあります。

  • 持続的な吐き気

    つわりよりも強く、日常生活に著しい支障をきたすほどの吐き気があります。

  • 食欲不振

    「特定のものが食べられない」というより、ほとんど何も食べられない状態が続きます。

  • 体重の急激な減少

    食事が摂れないため、短期間で体重が著しく減少します。目安としては、元の体重より5%以上(つまり元の体重が50kgであれば2.5kg)の減少があれば妊娠悪阻と考えてよいでしょう。

  • 脱水症状

    頻繁な嘔吐や、食事・水分が摂れないことにより、脱水症状が起こることがあります。

  • 倦怠感や疲労感

    食事がとれないことでエネルギーが不足し、極端な倦怠感や疲労が続くことがあります。

体重が減少しても赤ちゃんへの影響はほとんどない!つらいときは医師に相談しよう

つわりの時期に体重が減少しても、赤ちゃんの発育や体重に影響することはほとんどありません

こまめに食事や水分を摂ることを意識して、少しずつでも栄養を補給できるとよいですね。

もし、食事も水分もまともに摂れない、1日に何度も吐いてしまう、体重が大幅に減少しているなどの場合は、妊娠悪阻の可能性があるため注意が必要です。

妊娠悪阻になると赤ちゃんに影響を及ぼす可能性があるので、早めに医療機関を受診しましょう。

  • 体重が5%以上減少したら治療が必要とされている
  • つわりで体重が減少しても赤ちゃんへの影響は基本的にない
  • 食事を小分けにしたり、こまめに水分補給したりすることが大切
  • 体重減少や嘔吐がひどい場合は医療機関を受診しよう

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