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妊娠中に旦那に読んでほしい!パパができることや妊娠でママに起こる変化を解説

妊娠中に旦那さんに読んでほしい!パパができることや妊婦のママに起こる変化とは

妊娠中のママは、身体や体調の変化に悩むことが多いです。パパはこの時期のママの変化や、どのようにサポートできるのかを知り、行動に移すことが重要です。

この記事では、妊娠中のママに起こる具体的な変化について説明したうえで、パパができる具体的なサポート方法を紹介します。

妊娠中のママの気持ちを理解してもらうために、旦那さんにこの記事を読んでもらいましょう。

妊娠中のママは、身体や体調の変化に悩むことが多いです。パパはこの時期のママの変化や、どのようにサポートできるのかを知り、行動に移すことが重要です。

この記事では、妊娠中のママに起こる具体的な変化について説明したうえで、パパができる具体的なサポート方法を紹介します。

妊娠中のママの気持ちを理解してもらうために、旦那さんにこの記事を読んでもらいましょう。

妊娠中のママに起こる変化とは?

妊娠中に旦那に読んでほしい!パパができることや妊娠でママに起こる変化を解説

妊娠中のママにはさまざまな変化が起こり、日常生活にも影響することがあります。パパはママに起こる変化を理解し、適切にサポートすることが重要です。

以下で具体的な変化について詳しく見ていきましょう。

体の変化

妊娠中のママの体は、大きく変化します。

まず、妊娠に伴い体重が増加します。妊娠初期は、つわりの影響で体重が増える人もいるでしょう。妊娠中期から後期にかけては、赤ちゃんの成長に合わせておなかが大きくなるので、見た目に変化が現れやすいといえます。

また、ホルモンバランスの変化や血液量の増加により、足がむくみやすくなることも。見た目が変化するだけでなく、ママの体にかかる負担も大きくなります。

体調の変化

妊娠中の体調の変化も見逃せません。

多くのママが経験するつわりは、特に妊娠初期に強く現れます。症状は人によってさまざまですが、吐き気や胃の不快感を感じる人が多いようです。

また、妊娠中はホルモンバランスの変化や自律神経の乱れによって眠気が強くなり、普段以上に疲れやすくなります

気分の変化

妊娠中は気分の変化も顕著です。

ホルモンバランスの変化により、情緒が不安定になることが多く、ちょっとしたことで涙が出たり、イライラしたりすることがあります

また、妊娠に対する不安やストレスも増加しやすくなります。

妊娠中のママのためにパパができること

妊娠中に旦那に読んでほしい!パパができることや妊娠でママに起こる変化を解説

妊娠中のママの負担を軽減するには、パパが積極的に家事や育児をおこなったり、ママを気遣ってあげたりすることが重要です。

以下では、具体的な行動例を紹介します。

料理や掃除などの家事をする

妊娠中のママにとって、家事や料理は大きな負担になります。パパが積極的に家事をおこなうようにすれば、ママの負担を大幅に軽減できるでしょう。

たとえば、洗濯や掃除、食事の準備などを分担することで、ママが休息を取る時間を増やせます

特につわりがひどいと、料理を作るのもつらいものです。ママが食べたいもの、食べられそうなものを確認して、栄養バランスを考えた食事を作れるとよいですね。

上の子の育児をする

上の子がいる場合、パパが積極的に育児をおこなうことが大切です。

パパが上の子の面倒を見てあげれば、ママの負担が減るだけでなく、上の子もパパとの時間を楽しめます。

お風呂に入れる、宿題を手伝う、公園に連れて行くなど、日常的に育児をすることで、ママの体や心が休まるでしょう。

マッサージをする

妊娠中のママはストレスを感じやすいため、リラックスできる時間が必要です。

安定期に入りママの体調がよいときは、パパがマッサージをして体をほぐしてあげましょう。

マッサージをおこなうことで血行がよくなり、筋肉の緊張がほぐれます

また、マッサージによるスキンシップは、ママの心の安定にもつながります。肩や腰を優しくマッサージして、ママがリラックスできる環境を整えましょう。

ただし、強い力でマッサージをしたり、妊娠中に押してはいけないツボを触ったりしないよう注意してください。

お腹が圧迫されたり、子宮収縮を引き起こしたりするおそれがあるので、安全なところを優しい力でほぐしてあげましょう。

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重いものを持つ

重い荷物はパパが代わりに運びましょう。

妊娠中のママが重いものを持つと、腹圧がかかって子宮収縮を引き起こすおそれがあります

買い物袋を運ぶ、家具を移動させるなど、重いものを持つシチュエーションで積極的にサポートすることで、ママの体の負担を軽減できます。

禁煙をする

パパが禁煙することは、ママと赤ちゃんの健康を守るために非常に重要です。

受動喫煙は、妊娠中のママと赤ちゃんの健康に悪影響を与えます

ママが喫煙者だった場合、パパが喫煙していることがストレスになることもあります。

「自分はいつでも吸って大丈夫」と思わずに、少なくともママの前では絶対に吸わないようにしましょう。

お酒を控える

妊娠中のママがアルコールを控えるのと同様に、パパもお酒を控える努力をしましょう

赤ちゃんの健康のためにお酒を我慢しているママの気持ちに寄り添い、ママだけが一人で頑張っているという状況を避けることが大切です。

妊娠中のママと接するときのポイント

妊娠中に旦那に読んでほしい!パパができることや妊娠でママに起こる変化を解説

妊娠中のママがリラックスして過ごすためには、コミュニケーションが大切です。

以下では、妊娠中のママとのコミュニケーションで心がけたいポイントを詳しく紹介します。

会話を大切にする

妊娠中のママとは、いつも以上に毎日の会話を大切にしましょう。

日常的な会話のなかでお互いの気持ちや考えを共有することにより、信頼関係を深められます

朝食や夕食の時間に一緒に話をする習慣をつけるなど、ママの体調や気持ちに関心を持った声がけをしましょう。

ママの話を聞く

妊娠中のママの話に耳を傾け、さえぎらずに最後まで聞く姿勢が大切です。誰かに話を聞いてもらうことが、ママの不安解消やストレス発散につながることもあります。

話を聞く際には、あいづちを打ったり、視線を合わせたりすることで、真剣に話を聞いていることを伝えましょう。

意見を求められた場合は、自分の考えを述べる前に、まずママの気持ちを尊重する言葉をかけることが重要です。

共感する

妊娠中のママには、積極的に共感を示しましょう。

ママが抱えている不安や悩みに寄り添い、ママの気持ちを受け入れる言葉をかけることが効果的です。

「大変だったね」「つらかったよね」といった言葉で、ママの感情を受け入れる姿勢を示しましょう。

また、「俺だったらこうするかな」「そういうときはこうしたらいいよ」などのように、自分の経験を無理に重ね合わせてアドバイスをするのではなく、あくまでママの視点に立って話を聞くことが大切です。

そうすることで、ママは自分の気持ちをしっかりと受け止めてもらえたと感じ、安心感を得られるでしょう。

妊娠中のママに言ってはいけない言葉

妊娠中に旦那に読んでほしい!パパができることや妊娠でママに起こる変化を解説

妊娠中のママは精神的に敏感な時期です。パパが無意識に発した言葉が、ママにとっては大きなストレスやプレッシャーになることがあります。

以下では、妊娠中のママに言ってはいけない言葉と、その代わりにどのような言葉を使うべきかを具体的に解説します。

太ったね

「太ったね」という言葉は、妊娠中のママにとって非常に傷つく言葉です。

妊娠に伴う体重増加は自然なことなのに、このようなコメントはママの自尊心を傷つけ、自信を失わせる原因になります。

「赤ちゃんが順調に育っているね」「ママらしくなってきたね」といった前向きな言葉を使いましょう。

仕事休めてうらやましいなあ

「仕事休めてうらやましいなあ」という言葉は、妊娠中のママが抱える負担や苦労を軽視しているように聞こえてしまいます

ママは休んでいるのではなく、妊娠という大きな変化と向き合っているのです。「無理をしないでゆっくり体を休めてね」や「体調はどう?」と、ママの体調を気遣う言葉をかけるようにしましょう。

何でもいい・どうでもいい

意見を求められたときに「何でもいい」「どうでもいい」と答えることは、その質問に対する関心がないように受け取られます

妊娠中は特に感情が不安定になる時期なので、パパの無関心な態度は大きなストレスになりかねません。

「赤ちゃんが生まれたらこういうことをしたいね」「赤ちゃんの名前はこういうのがいいな」など、前向きかつ具体的な意見を伝えるようにしましょう。

その際、ママの意見を否定したり、高圧的な態度をとったりしないように注意してください。

つわり、大げさじゃない?

「つわり、大げさじゃない?」「そんなに大変なの?」という言葉は、ママのつらさを否定するものです。

つわりには個人差があり、まったく症状が出ない場合もあれば、症状が重い場合もあります。

「つらいよね、大丈夫?」「何か手伝えることはある?」と、ママのつらさを理解し、支える言葉をかけましょう

1日中寝過ぎじゃない?

「1日中寝過ぎじゃない?」という言葉は、ママが休むことを否定しているように感じられます。

妊娠中は体力を消耗しやすく、十分な休息が必要です。

ママがリラックスして休めるよう、「しっかり休めてる?」「ゆっくり過ごしてね」などの優しい言葉をかけましょう。

俺はタバコやめないから

「俺はタバコやめないから」という言葉は、ママと赤ちゃんの健康を無視しているように感じられます。

妊娠中の受動喫煙は、ママだけではなくおなかの赤ちゃんの健康にも悪影響を及ぼします。「一緒に健康的な生活を送ろう」「禁煙を頑張ってみるよ」と、ママと赤ちゃんを思いやる姿勢を示しましょう。

出産に向けてパパが実践したほうがよいこと

妊娠中に旦那に読んでほしい!パパができることや妊娠でママに起こる変化を解説

ここでは、出産に向けてパパが特にやっておいたほうがよいことを紹介します。

手洗い・うがいを徹底する

手洗いやうがいをすることで、病気の予防や感染症の拡大を防げます。

特に、妊娠中のママや新生児は免疫力が低いため、家族全員が感染予防に努めることが重要です。

外から帰ったときや食事の前、調理の前後には必ず手洗いやうがいをおこない感染対策をしましょう。

ワクチンを接種する

パパがワクチンを接種することで、パパ自身の健康を守るだけでなく、ママと赤ちゃんの感染予防にもつながります

特に、はしかや風疹などは妊娠中のママや新生児に影響を及ぼしますが、妊婦さんはワクチンを受けることができません。そのため、パパがワクチンを接種して感染を予防することが大切です。

必要な予防接種はできる限り受けるようにしましょう。

おなかの赤ちゃんに話しかける

パパがおなかの赤ちゃんに話しかけることで、赤ちゃんの発達によい影響があるとされています。

妊娠中期以降、赤ちゃんは外部の音を認識できるようになります。パパの声を聞かせることで、赤ちゃんはパパの声を覚え、親子の絆が深まるでしょう。

毎晩寝る前に赤ちゃんに話しかけたり、絵本を読み聞かせたりすることがおすすめです。

両親学級・父親学級に参加する

両親学級や父親学級に参加することで、出産や育児に関する知識を深められ、親になる自覚をもてるでしょう。

出産時のサポートや育児に対するパパ自身の不安が軽減されるだけでなく、いざというときにママの役に立てるようになるかもしれません。

また、他のパパたちと情報交換をすることで、共感や励ましを得ることもできますよ。

早めに入院準備をする

早めに入院準備をすることは、安心して出産を迎えるために重要です。

ママと赤ちゃんに必要な持ち物リストを作成し、あらかじめ入院バッグにまとめておきましょう

入院時に必要な書類や保険証、着替え、ベビー服、おむつなどを準備しておくことで、急な出産にも慌てず対応できます。

陣痛が起きたときの交通手段や、里帰り中のママの生活についても確認しておきましょう。

妊娠中のママにはさまざまな変化が。気持ちに寄り添おう

妊娠中に旦那に読んでほしい!パパができることや妊娠でママに起こる変化を解説

妊娠中のママは、心身の変化や、出産・子育てへの不安などで、悩んだり精神的に不安定になったりしやすいものです。そのため、パパ自身ができることを探して積極的に行動することが大切です。

日々の会話を大切にして、ママを思いやる言葉をかけるようにしてください。感染予防や禁煙・禁酒などをパパが実践することで、ママと赤ちゃんが健康的に過ごすことにつながります。

ママの気持ちに寄り添い、安心して出産を迎えられるようサポートしましょう。

  • 妊娠中のママは心身、体調に大きな変化があることを理解しよう
  • 家事や育児をする、重い荷物を持つなどのサポートが大切
  • 夫婦の会話を大切にして、ママの話をよく聞こう
  • 感染予防や禁煙、禁酒は家族みんなの健康を守ることにつながる
  • ママが安心して出産に臨める環境を作ろう

家族・夫婦・育児のことで悩んだら

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