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「子育てをしている今こそ、”華の期間”。」紺野あさ美さんインタビュー Vol.2

「子育てをしている今こそ、”華の期間”。」紺野あさ美さんインタビュー Vol.2

トモニテ子育て大賞2024で特別賞を受賞した紺野あさ美さんの特別インタビュー企画 第2回となる本記事。今回は、アイドル時代とママになった今での価値観の変化、そして忙しない日々での束の間のリラックスタイムについても伺いました。
トモニテ子育て大賞2024で特別賞を受賞した紺野あさ美さんの特別インタビュー企画 第2回となる本記事。今回は、アイドル時代とママになった今での価値観の変化、そして忙しない日々での束の間のリラックスタイムについても伺いました。
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トモニテ子育て大賞2024で特別賞を受賞した紺野あさ美さんの特別インタビュー企画 第1回となる本記事。モーニング娘。での活動を経て大学進学、テレビ東京のアナウンサーを経て、現在は4児のママとして育児に奮闘中。子育てや夫婦関係など、リアルなお話を伺いました。

10〜20代だけじゃない。子育てをしている今こそ、私にとっての”華の期間”

──今回は、ライフステージの変化に伴うキャリア感の変化についてお伺いできればと思います。アイドル、アナウンサーを経て現在4人のお子さんの育児をしている紺野さんですが、ママになる前と後で価値観に変化はありましたか?

意外かと思われるかもしれないのですが、アイドル時代は比較的穏やかに過ごしていて自分以外の人に向けて怒ることはありませんでした。ただ、今は子どもを持つようになってからはよく怒ったり感情の起伏が激しくなった面はあります。「こんなに自分って怒るんだな」と思ったくらい。仕事中は自分の責任に落とし込んで考えていたところから、子育てになると大人の常識が子どもの常識ではないから、そのギャップもあるのかも。

でも、子育て中の今こそ、華の期間だと思っています。前までは10〜20代が華の期間だよなと思っていましたが、この子どもたちとこんなにも深く接する今こそが華の期間だなと最近よく思います。もちろん、子育てをしていると子どもに付きっきりになるし自分だけの時間は少なくもなる。けれども、人生が終わる時に思い出すのはきっと子どもたちの顔。昔に比べたら身なりは疎かになったりもするけど、かけがえのない経験ができるのは今だけだなって強く思いますね。

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──仕事の仕方についても、お子さんが生まれてからは変わりましたか?

子どもが生まれてからはもちろん、子どもの人数でも変わってきました。優先順位というか、働き方自体を変えました。外でのお仕事は少し減らしてお家の中でできる仕事に切り替えたり。もちろんその分、できる仕事の幅が狭くなったりはしますが優先順位で考えた時に私の場合は子育てが一番高くて、それに応じてできる限りの仕事をしています。ありがたいことではあるのですが、キャパを越えたお仕事を受けた時には自分の時間が少なくなってしまい、結果寝不足になったこともあったので今は自分ができる範囲のお仕事に向き合っていくようにしています。

ただ今後、子どもがもう少し大きくなった時には、お仕事も少し増やしていければなと考えています。1人目と2人目の時はほぼお仕事はしていなかったのですが、私の場合は、お仕事をしてる時の方がイキイキしていたので。でもこれはタイミングやその時の状況によっても変わってくると思いますし、その時にお仕事があるかも分からない。なので、もし調整できる範囲でできることがあれば、子どもを優先しつつも仕事もしていきたいなと思っています。

歯医者帰りに、”ひとりラーメン”をすることが、束の間のリフレッシュタイムになっていますね。笑

──今度は、紺野さんの日常についてもお伺いできればと思います。現在の1日のスケジュールを教えてください。

平日は朝7時前後に起きて、子どもたちのご飯の準備と身支度をします。8時頃には長女が小学校に出発するのでお見送りがてらゴミ出しをし、その後すぐに幼稚園児の2人を送迎します。お家に帰ってきたら一番下の子どもに授乳をして、10時から仕事を開始します。下の子はまだ乳児なので、様子を見ながらの時もありますが、パソコンでできる仕事を優先的に対応しつつバタバタしていたらお昼が遅れて13〜14時くらいになります。その後15時過ぎになったら幼稚園児の子ども2人のお迎えに行き、16時には習い事の送迎をします。その後17〜18時頃には帰ってくるので、その後すぐに晩御飯に向けて支度をします。食べ終わったら食器を洗ってお風呂を沸かし、19時半頃にはお風呂に入り、21時までには寝かせています。

ルーティーン (1)

──無駄のないスケジュールですごいです…!大人と子ども用のご飯をそれぞれ用意するのは大変そうですね。

一番下の子はもうすぐ離乳食が始まりますが、これまではうまく”取り分け”を使っていました。離乳食のためだけにお鍋1つ使うのもどうしても手間がかかってしまうので、上の子どもたちのご飯を作る中で柔らかさだけ下の子用に調整してあげることをしていましたね。

あとはベビーフードも使います。普段食べないものも離乳食で食べられますし、また最初は”小さじ1”のためだけに買ってきて準備はなかなか大変。なので、そういう食材はベビーフードを活用していました。

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──ご自身のリラックスタイムは確保していますか?

たまにですが、ひとりでゆっくりとお風呂に浸かることをしています。子どもをお風呂に入れる時はあえて自分の髪は濡らさず寝かしつけが終わった後に、ひとりでお風呂で過ごしたりしていますね。あとは、夫に子どもたちを預けて歯医者さんに定期的に行くのですが、その時は帰りにラーメンをひとりで食べて帰ってくるということをしています。お酒でもいいのですが、そんなに飲む方ではないので、リフレッシュタイムとして歯医者さんの帰りに”ひとりラーメン”をすることもありますね。笑

他にも、夜に紅茶を飲んだりもしています。授乳中でも飲めるハーブティーを知人にもらったこともあり、辻ちゃんや藤本美貴ちゃんのYouTubeチャンネルを見ながら、紅茶を飲んでゆっくり過ごす日もありますよ。

最終回となる次回3/19公開予定のインタビューVol.3では、育児をする中でモチベーションになっていること、そしてこれからの育児に対する思いを伺いました。

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