【小児科医監修】子どもの体と心の気になるQ&A 生後0か月

赤ちゃんや子どもは、まだ自分の気持ちを言葉で上手に伝えることができません。気になる体の症状、心の変調に気づいたときどうしてあげればいいのか、ママは不安になることが多いもの。
よくある気がかりにしっかり答えます。

赤ちゃんや子どもは、まだ自分の気持ちを言葉で上手に伝えることができません。気になる体の症状、心の変調に気づいたときどうしてあげればいいのか、ママは不安になることが多いもの。
よくある気がかりにしっかり答えます。

学研プラス

公開日: 2019年10月27日

うんちが緑色ですが、病気なの？

胆汁の影響で緑色になることがあります
うんちの色に影響を与える要因のひとつに、胆汁があります。うんちが黄土色をしているのは、胆汁に含まれる黄色い色素のビリルビンのためです。ところがビリルビンは酸素にふれると、酸化してビリベルジンという濃い緑色の色素に変わります。赤ちゃんは授乳時に空気もたくさん飲み込むので、それが影響してうんちが緑色になることがあるのです。
病気ではないので心配いりません。

背中やおでこなど、毛深いのが気になります

3～4か月にはすれたりして、減っていきます
ママのおなかの中にいるときの赤ちゃんは、全身が産毛（うぶげ）で覆われています。生まれてすぐの赤ちゃんに毛深い子が多いのは、そのなごりです。中には産毛と思えないほど黒い毛が、肩や背中、おでこ、耳のあたりまで生えている子もいますが、5～6か月ごろまでにはすれたり、切れたり、抜け落ちたりして自然になくなります。また、産毛の濃さと将来の毛深さは関係ありません。

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写真提供：ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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