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離乳食の「ひとさじ」ってどのくらい?【管理栄養士監修】

この記事では、離乳食の「ひとさじ」とはどのくらいなのかについて紹介しています。ほかにも離乳食をスタートするにあたって知っておきたい10倍がゆのレシピや、初めての食品を与えるときに心配な食物アレルギーについてもまとめています。
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離乳食の「ひとさじ」ってどのくらい?【管理栄養士監修】

この記事では、離乳食の「ひとさじ」とはどのくらいなのかについて紹介しています。ほかにも離乳食をスタートするにあたって知っておきたい10倍がゆのレシピや、初めての食品を与えるときに心配な食物アレルギーについてもまとめています。
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離乳食の「ひとさじ」ってどれくらい?

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© every, Inc.

赤ちゃんの離乳食がスタートするのは、大体生後5~6ヶ月頃からです。離乳食の本などを読みながら心待ちにしているママやパパも多いのではないでしょうか。そこで気になるのが、初めて赤ちゃんに与えるひとさじの量です。どんなスプーンを使えばいいのか迷っていませんか?

離乳食用スプーンでひとさじのこと

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赤ちゃんに離乳食を食べさせるひとさじとは、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)P.31」によると、平らな離乳食用スプーンで1回すくったときの分量となります。

注意事項

厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」P.31によれば、ひとさじとは平らな離乳食用スプーンで1回すくったときの分量となります。離乳食用スプーンの代わりに小さじを示される場合もありますが、MAMADAYSでは「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)」に従って、同じ表記を採用しています。

あくまで目安で個人差があります。赤ちゃんのペースに合わせて多めにあげたり少なめにしたりと調節しながら、少しずつあげるようにしましょう。

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「ひとさじ」からスタート!食物アレルギーへの対応

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離乳食をスタートする前に知っておきたいのが、食物アレルギーへの対応です。

人間の体には、外部からの異物を排除しようとする免疫機能が備わっています。アレルギーとはこの反応が強く出過ぎてしまうことをいい、特定の食べ物を異物と認識して体が反応してしまうのが食物アレルギーです。

赤ちゃんに食物アレルギーが起こりやすいのは、消化能力が未発達な上に免疫機能も未熟だからです。そのため、体によい・悪いの区別なく体が食べ物を拒否してしまうと考えられています。

食物アレルギーを起こしやすい食材は?

0歳の赤ちゃんに特に多いのが鶏卵、牛乳、小麦で、3大アレルゲンと呼ばれています。1歳児では、鶏卵、魚卵、牛乳、ピーナッツ、果物が多く、2・3歳児では、魚卵、鶏卵、ピーナッツ、ナッツ類、果物となっています。

初めての食品は、ひとさじずつからスタート

新しい食品を与えるときは、新鮮な食材をよく加熱してほんの少量から試すようにしましょう。1日1種類として、離乳食用のスプーンでひとさじ分を与えます。そうすることによって、赤ちゃんの食品に対する慣れやアレルギー反応の有無が確認できるからです。何も異常がなければ、1日ごとにひとさじずつ増やしていきます。もし赤ちゃんがたくさん食べたがっても、一度に多く与えないようにしましょう。

食材によってひとさじが違うので注意

ただし卵を初めて与えるときは、離乳食用のスプーンではなく耳かきひとさじ分の量からとなります。食材によっては初めて与える分量が異なることもあるので、食物アレルギーが出やすい食品には特に注意して事前に確認するようにしましょう。

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どのように進める?離乳食初期のおさらい

離乳食は、赤ちゃんが食事に慣れるための練習期間です。まずは母乳やミルクの状態に近いものからスタート。体の発達や発育に合わせて進めていきます。

離乳食スタートの最初の一口は何を与えるの?

離乳食をスタートして一番初めに与えるのは、とろとろの状態のおかゆです。赤ちゃんの主食となる10倍がゆをすりつぶしたものからはじめましょう。

10倍がゆの作り方は?

  • 炊いてあるごはんから鍋で作る場合

鍋にごはんと水を入れて、火にかけながらごはんをほぐしていきます。大人のごはんからもとり分けられますよ。

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  • 炊く前のお米から鍋で作る場合

あらかじめ浸水させておいたお米と水を鍋に入れて、やわらかくなるまで炊いていきます。

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いつから?ポイントは?はじめての離乳食のすすめ方(生後5〜6ヶ月頃から)

赤ちゃんの発達には個人差があるので、その子のペースに合わせて進めていきましょう。参考までに離乳食スタートのサインや食べさせ方のポイントなどを紹介します。

【離乳食スタートのサイン】

  • 首がしっかり座り、支えてあげれば座れる状態。
  • スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなってきた(哺乳吸啜の減弱)
  • 大人が食事をしているときに食べ物に興味を示すことが多くなってきた。
  • 生後5〜6ヶ月頃になった(発育及び発達には個人差があるので月齢は目安)

【食べさせ方のポイント】

  • 子どもの様子を見ながら1日1回ひとさじずつはじめる。
  • 口に含んで食材の舌触りや味に慣れさせる。
  • 口を閉じて舌で前から後ろに、のどのほうに食べ物を送ってゴックンと飲み込んでいるのを確認する。
  • 母乳や育児用ミルクは飲みたいだけ与える。

与える時間は、1日1回授乳時間の前です。万が一食物アレルギーの症状が出ても医療機関を受診しやすい午前中の時間帯に与えると対応が早くできるのでよいでしょう。

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離乳食から食の楽しさをはじめよう

離乳食は、これまで母乳やミルクを飲んできた赤ちゃんにとっての初めての食事です。離乳食用スプーンのひとさじから、はじめていきましょう。離乳食の目的はエネルギーや栄養素をとることや食べる練習であることはもちろん、赤ちゃんに食べる楽しさを伝えることでもあります。家族で温かい食卓を囲みながら、新しい体験を楽しんでください。

  • 離乳食のひとさじとは離乳食用スプーンでひとさじのこと
  • 初めて与える食品はひとさじからスタート
  • 離乳食がスタートして最初に与えるのは10倍がゆ

保存についての注意事項

  • 作ったものは常温のまま長時間放置しないでください。雑菌が増える原因になります。
  • 清潔な保存容器を使用してください。
  • 解凍したものの再冷凍はしないでください。雑菌が増える原因になります。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

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