賀来賢人さん後藤淳平さんが登壇！一つの物語でつながる 読み聞かせイベントレポ！

『映画 きかんしゃトーマス おいでよ！未来の発明ショー！』の公開直前記念したイベントに声優として映画に出演の俳優の賀来賢人さんと、お笑いコンビ ジャルジャルの後藤淳平さんが登壇。事前に募集した30組の親子がオンラインで参加し、『映画 きかんしゃトーマス おいでよ！未来の発明ショー！』の絵本（イベント用の特別短縮版）の読み聞かせを参加した親子に披露しました。

参加した30組の親子の中には、女の子や男の子、ママだけでなくパパの姿も見受けられ、同じパパである賀来さんと後藤さんの読み聞かせに注目が集まりました。

イベント冒頭の自己紹介では、賀来賢人さん後藤淳平さんがそれぞれオンラインで参加する子どもたちの顔をしっかり見るように丁寧に挨拶をすると、画面の向こうで親子が手を振る様子を見て、思わず笑顔になる2人の場面からイベントはスタート。

2児のパパとして、普段は寝る前に読み聞かせをするという賀来さんと後藤さん。読み聞かせの後半では「寝かせるようなトーン」を意識すると話す賀来さんも、司会者に「今日は昼間なので」と言われると、「しっとり系で行くわけにはいかないですよね」とイベント用の読み聞かせのトーンをすり合わせる様子が繰り広げられ、最後には寝かせないように緩急をつけて頑張ると意気込みを見せました。

賀来賢人さん後藤淳平さんも、いつも私生活で子どもに読み聞かせを行っているせいか、とても聞きやすく優しいトーンで語られ、キャラクターのセリフの場面では感情を意識した丁寧な声の表現が光りました。参加している親子も、2人の声に耳を傾け、オンラインで離れた場所にいながらも、共にトーマスの世界観を楽しんでいるようでした。

読み聞かせを終えた感想を親子にきいてみると、子どもたちからは「楽しかった！」の声の他に「二人の声がよかったです」と読み聞かせの声のよさを指摘され、後藤さん「うわーうれしい！」賀来さん「ありがとうございます！」とそれぞれ返事をしながら思わず笑い出す場面も。子どもたちの素直な感想に、イベントの場も和やかな雰囲気に包まれました。

実際に読み聞かせを行った感想を聞いてみると、後藤さんは、読み聞かせに集中し過ぎて賀来さんのパートの冒頭を読んでしまったと照れながら話し、賀来さんも思い出したようにつられて笑い合いました。

「（賀来さん）最初のほうは結構緊張しましたけど、読んでるとリズムが掴めて自分も（トーマスの）世界観に入れて楽しかったです。」と、緊張しながらも、読み聞かせを楽しめたと語る賀来さん。

イベントではオンラインで参加している子どもからの質問に答えるコーナも行われました。

Q「もし本当に電車になれたらどんなことをしてみたいですか？（5歳9ヶ月の子どもからの質問）」

賀来さん「電車になったらいろんなところに行けるじゃないですか。だからいろんな海とか山とか、いろんな所を走りたいかな。」

後藤さん「（電車って）車体を洗ってもらえるじゃないですか。人にじっとしている状態で体を洗ってもらえるのはなかなか贅沢だなと。思いっきり洗ってもらいたいですね。」

と思い思いに電車ならではのやってみたいことを回答。後藤さんの斜め上な回答に、賀来さんや取材陣にじわりと笑いが起きました。

今回行われたイベントでは、オンラインで参加した30組の親子にモニター越しに見守るようにして行われました。イベントに参加した賀来さん後藤さんは、常にモニター越しの親子の様子を気にかけながら読み聞かせや会話を楽しんでいるようでした。

短い時間でオンラインという離れた環境にありながらも、読み聞かせを通じて同じ一つの物語を共有し、賀来さんと後藤さんたちを中心にトーマスの世界観が親子みんなを近くにつなげてくれたようなひとときに会場は包まれ、最後は記念撮影で幕を下ろしました。

『映画 きかんしゃトーマス おいでよ！未来の発明ショー！』が3月26日(金)より全国公開。

賀来さんは、「ケンジ」という名前の日本からきた世界最速の超特急を。後藤さんは、「サニー」という悪だくみに巻き込まれながらも本当はみんなの役に立ちたいと願う機関車のキャラクターをそれぞれ担当。