トモニテ
管理栄養士監修】離乳食のレモン汁|いつからはじめる?

【管理栄養士監修】離乳食のレモン汁|いつからはじめる?進め方やレシピ・アレルギーについて解説

この記事では離乳食にレモン汁を使う場合いつから与えられる?という疑問にお答えします。ビタミンCが含まれ、さっぱりとした風味のレモン汁ですが、酸味が強く使う場合には注意が必要です。レモン汁を使った離乳食レシピも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
この記事では離乳食にレモン汁を使う場合いつから与えられる?という疑問にお答えします。ビタミンCが含まれ、さっぱりとした風味のレモン汁ですが、酸味が強く使う場合には注意が必要です。レモン汁を使った離乳食レシピも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

レモン汁はいつから離乳食に取り入れられる?

レモン汁は離乳中期以降、風味づけ程度に使用

離乳食にレモン汁を使う場合、離乳中期以降を目安に使いましょう。

レモン汁は酸味が強いので、離乳食の時期に無理に与える必要はありません。

レモンはビタミンCを含み、さっぱりとした風味が特徴の果物ですが、レモン汁の酸味は赤ちゃんにとって刺激が強く、むせたり、胃腸に負担をかけてしまう可能性があります。

ビタミンCは他の野菜や果物からも補えるので、離乳食でレモン汁を与える場合は1〜2滴程度を料理などに加え、風味づけ程度に使用するのがよいでしょう。

どのくらいの量を与えたらよい?

離乳食に直接混ぜて与える場合は、1〜2滴程度が目安です。

たとえば、ヨーグルトに混ぜたり、りんごが茶色くなるのを防ぐレモン水を作る場合などです。

離乳食のジャムやお菓子などに混ぜる場合は、基本的にはレシピに準じた量を使ってかまいません。

ジャムやお菓子は作った量全部を一度に食べることは少ないことや、加熱するレシピの場合レモン汁の酸味は加熱することでやわらぐからです。

味を見ながら使用量を調整し、必要なければ無理に使わなくてもよいでしょう。

大人向けのレモン風味を強調したレシピなどは酸味が強いので、避けるようにしましょう。

下ごしらえのコツは?

離乳食に使うレモン汁は市販のものが便利です。

市販のレモン汁は加熱殺菌されているので、そのまま使うことができます。

ただし、加熱殺菌時間が短いものもあるため、レモン汁を初めて与える場合や酸味が気になる場合は加熱してから使うとよいでしょう。

レモン汁を使用する離乳食レシピ

レモン汁を使った離乳食レシピを紹介します。

砂糖不使用 手作りいちごジャムサンドイッチ(生後9〜11ヶ月頃から)

いちごの甘みをいかした、砂糖不使用の手作りいちごジャムと、ジャムを使ったサンドイッチのレシピです。

手作りのジャムなので添加物が入らないため、添加物が気になるママ・パパでも安心して与えられます。

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いちごを袋に入れて子どもと一緒につぶしてから作るのも楽しいですよ。

お手軽デザート レンジで簡単チーズケーキ(1歳〜1歳6ヶ月頃から)

材料を混ぜてレンジで加熱するだけで作れる、簡単チーズケーキです。

手作りなので、好みの甘さに砂糖の量を調節できます。

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離乳食から使える! カッテージチーズの作り方(生後7〜8ヶ月頃から)

食塩不使用のカッテージチーズなので、離乳食にも使えます。使いたい分だけ作れるので、少量使いたいときにも便利です。

※カッテージチーズを作る工程で、固まったチーズの部分と水分を分けます。そのため、レモン汁の使用量が2滴を超えますが離乳食にも使うことができます。

出来上がったチーズは味見をして、子どもの様子をみながら与える量を調節しましょう。

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食物アレルギーについて

レモンはまれに食物アレルギーを発症する危険性があります。そのため、初めて与える際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

注意事項

食材は、特定のアレルギー体質を持つ場合に、アレルギー反応を引き起こすおそれがあります。

初めての食材を食べる子どもには十分注意が必要です。様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン

離乳食を調理する前に、「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」を事前にご確認の上ご利用をお願いいたします。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

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写真提供:ゲッティイメージズ

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