家事をしない旦那にイライラ!旦那の本音と家事負担を減らすテクニック11選
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家事をしない旦那にイライラする理由
家事をしない旦那にイライラする理由にも、いくつかのケースがあります。ここでは喧嘩の原因になりがちな、イライラの理由をご紹介します。
家事は休みたくても休めないから
多くの仕事には週休2日などの休みや、終業時間がありますが、家事は休みも終業時間もありません。特に、子どもがいる場合には、自分が家事を休みたいと思っても、自由に休むことは難しいですよね。
そんなときに、家事をせずのんびりしている旦那を見ると「私だって休みたいのに!」「あなたばかりのんびりできてずるい!」と、イライラしてしまうもの。
同じ家族として一緒に子育てする立場なはずなのに、自分だけが休めないところに不平等を感じてイライラを募らせてしまうのです。
大切にされていると感じられないから
結婚当初は2人でやっていた家事も、いつの間にか妻の仕事になっていることはありませんか?
「もっと家事をやってほしい」と伝えてもなかなか実践してくれない、家政婦のように扱われていると感じる、ということが続くと、「自分は大切にされていないんじゃないか」と不安を感じてしまう人もいるようです。
どうして旦那さんは家事をしないの?
では、旦那さんはどうして家事をしてくれないのでしょうか。家事をしない理由や心理を紐解いていくと、対応策や妥協点が見えてくるかもしれません。
何をすればいいかわからないから
家事を“しない”というより、家事の”やり方がわからない”からできない、という旦那さんもいます。
結婚するまで実家で暮らしていたので家事の経験がない人や、一人暮らし経験があっても、食事を外食ですませることが多かったり、掃除を日常的におこなう人ではなかった場合に当てはまるパターンです。
やり方がわからないと、家事の大変さを知りませんし、「名もなき家事」と呼ばれるような細かなタスクがあることにも気づけません。
このような場合は、相手と家事について話し合い、家事の負担や重要性を共有することが大切です。
名もなき家事についてはこちらの記事をご覧ください。
家事は女性の仕事だと思っているから
令和元年度に内閣府の委託によって行われた「令和元年度 家事等と仕事のバランスに関する調査」によると、日本は諸外国に比べてまだまだ家事・育児・介護の負担が女性に偏っているとされています。
家事の負担は、「夫婦+子供世帯(就学前)」の女性が2時間11分であるのに対し、男性は45 分~1 時間程度です。
共働きが増えている中でも、「家事は女性の仕事」という考えが残っているのかもしれません。
家事の重要度・優先順位が低いから
日々の生活の中で、家事の重要度・優先順位が低いことも考えられます。
一人暮らしなら、週末にまとめて洗濯・掃除をすれば困ることはないでしょう。
しかし、お子さんがいる生活となればそうはいきません。子どもの洗濯物は多く、掃除を怠って誤ってごみを口に入れてしまったら大変です。必然的に、洗濯や掃除の頻度は増えるものです。
家事をしない人にとって、自分にとって重要でないものは、後回しになってしまっているのかもしれません。
家事が苦手だから
家事が苦手だから得意な人に任せたいという人もいます。経験が浅く、時間がかかってしまう自分が家事をおこなうよりも、家事に慣れている妻に任せた方が効率的だと考えているのかもしれません。
しかし、そのままの状態が続いてしまうと、夫はいつまでも家事に苦手意識を持ち、一方的に妻に負担がかかってしまいます。
疲れているから
単純に、「肉体的に疲れているから」という理由もあるでしょう。特に、肉体労働や、常に気を張っていなければならない仕事の場合、帰宅したらもうぐったりで動けない、というほど疲れていることがあります。
夫の仕事を理解し、妥協点を探るのも、解決策の1つとなり得るかもしれませんね。
やっても文句を言われるから
以前家事をしたとき、「やり方が違う」など妻に文句を言われた経験のある人は「やってもどうせ文句を言われるならやりたくない」と考えているかもしれません。
妻の要望を聞いて家事をしているのに、作業手順について水を差されては、やる気を失うのも当然と言えるでしょう。
誰でも最初は未経験という前提に立って、家事に慣れるまで見守ることで、旦那さんの家事力が上がっていくかもしれません。
旦那さんにも家事をやってもらうには?
旦那さんが家事をしてくれない理由がいくつか明らかになったところで、今度はどんなアクションを起こしたらいいか、考えてみましょう。
家事をしてほしい気持ちを伝える
まずは、「家事をしてほしい」という気持ちを伝えましょう。「大変なのはわかるはず」と思っても、実際には言葉にして伝えないと伝わらないことも多いです。
そして、伝えるときのテクニックとして使えるのが、「アイ・メッセージ」です。「〇〇してもらえると助かる」「※※してくれると嬉しい」など、「私はこう思っているよ」と自分を主語にして伝える方法です。
家事をしない旦那に対して要望を伝える場合、「(あなたは)掃除をしてくれない」「(あなたは)家事をしないんだから、ゴミ捨てくらいして」など、相手を主語にすると責める言葉が出てきてしまいます。
一方で、「(私は)掃除してもらえると助かる」「(私は)家事を分担して2人でゆっくりしたい」など、私を主語にすることで柔らかい印象で相手に要望を伝えることができます。
ワンオペ家事の問題点を冷静に伝える
日頃のイライラが溜まっているため、つい感情をあらわにしてしまいがちですが、話し合いの際に感情的になってしまうと、せっかく伝えたいことがあってもうまく伝わりません。
そのため、共に家庭の問題を解決するためにどうするか、という視点で冷静に伝えることを意識するとよいでしょう。
例えば、「私が体調を崩したとき、家事をしてくれる人がいないのは困る」「父親として、子どもにどんな姿を見せたいか」などを伝え、共に考えることで、問題意識を持ち、解決策を一緒に考えてくれるようになるでしょう。
家事をリストアップして話し合う
家事の経験が少ない旦那さんなら、家事をリストアップして見える化し、何ができるか話し合ってみましょう。
家事を大きく分類すると、料理・洗濯・掃除に分けられます。ほかにも、お子さんがいると育児に関するタスクが多くなります。まずは、生活する上でどんな作業が必要になるのか洗い出し、現状は誰がどれくらいやっているか把握するところから始めてみましょう。
■料理
- 献立を考える
- 食材の買い出し
- 調理
- 片付け
■洗濯
- 洗濯物の分類
- 洗濯をする
- 洗濯物を干す
- 洗濯物を取り込んでたたむ
- 洗濯物をしまう
- アイロンをかける
■掃除
- 物の整理整頓
- ドライシートで拭く
- 掃除機をかける
- 水回りの掃除
- ごみの分別
- ゴミ出し
大きく分けましたが、これらのタスクをさらに細分化していくと膨大な量になります。無料の家事リストシートやアプリなどもありますので、活用してみましょう。
話し合いに応じてくれないときは
旦那さんが話し合いに応じてくれない・話を聞いてくれないときは、どうしたら良いのでしょうか。
その場合は、実家や兄弟などの家族に間に入ってもらったり、冷静になれるまで2人きりで話すのを控えるなど、少し距離を置いたりしてみましょう。
「旦那が家事をしない」状態が継続すると、夫婦によっては、妻にとって過度の身体的・精神的負担になったり、「大切にされていない」と感じた結果、最悪の場合、離婚・別居のきっかけになることもあります。
旦那にも家事を続けてもらうには
旦那も家事をおこなう必要性に納得してもらえたら、次のステップです。1回で終わらず、家事を継続してもらうためのポイントを見ていきましょう。
分担表を作って見えるところに貼る
分担した家事について表にまとめ、夫婦ともに見えるところに分担表を掲示しましょう。
「せっかく分担したのにもいつの間にかワンオペに戻っている」ということがないよう、タスク管理ができるように視覚化します。
お互いのタスクを書いておけば、「今、妻はこれをやっているんだな。これ以上は頼みにくいな」と判断しやすくなるでしょう。
相手のやり方を否定しない
旦那が担当した家事について、一言いいたいときもあるかと思います。しかしそこは一旦ぐっと抑えて、まずは感謝の気持ちを伝えることを心がけましょう。特に、家事に慣れていなかったり、家事のやり方が異なる場合は要注意です。
相手のやり方を否定したり、文句を言ってしまうと、やる気をなくしてしまうかもしれません。
改善してほしい点がある場合には、感謝の気持ちを伝えた上で、「(私は)こうしてくれたらさらに嬉しい」とアイメッセージでお願いするとよいでしょう。
感謝の気持ちを忘れない
「ありがとう」と言われて困る人はいませんよね。今まであまりやってこなかった家事をやってくれた、重い腰を上げてくれたことに対して、「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
得意・不得意をカバーし合う
家事分担を続けるには、「好きなもの・得意なものからやること」も大切です。
人には得意・不得意があるため、まずは旦那の得意な家事から優先的に分担しましょう。担当の家事をスムーズにできるようになると、他の家事にもチャレンジしやすくなります。
家事の負担を軽くするテクニック
リストアップして視覚化すると、「こんなにあったの!?」と驚く方が多い家事。そんな家事の負担を少しでも軽くする方法をご紹介します。
休みの日に協力して家事を片付ける
まずは、二人で協力して家事を片付けることです。
ご夫婦2人の休みが同じなら、協力して家事を片付けましょう。妻が料理の作り置きをしている間に、旦那さんが洗濯と布団干しを済ませるなど、2人で一気におこないます。
協力しておこなえば、互いの得意・不得意もわかるうえ、「いつものやり方」を共有することもできます。
「2人とも終わったらランチに行く」「タスクを全部クリアしたらDVDを見る」など目標を設定しておくとモチベーションアップになるかもしれません。
ネットスーパーなどを活用する
共働きでお子さんがいるとなかなか難しいのが、買い出しです。保育園帰りに夕方の混雑したスーパーに入るのは、気が重くなりますよね。
そんな人におすすめなのが、ネットスーパーです。いつも店舗で買うような商品を、お家まで届けてくれますので、買い物に行く手間が省けます。
最近は置き配に対応しているサービスも多いので、出勤しながらスマホで注文し、帰宅までに届くようにすることも可能ですよ。
家事代行サービスを利用する
「どれだけ分担を考えてもやっぱり妻の負担が大きくて辛い」という場合は、家事代行サービスを検討してみてはいかがでしょうか。
掃除や料理などを中心に、お願いしたい家事だけを依頼することができます。定期的に来てもらう「定期サービス」はもちろん、単発でのスポット利用も可能です。お仕事が繁忙期の時期、2人目ができて思うように動けない時期など、家事のプロにちょっと助けてもらえると、楽になりますね。
■おすすめサービス1:ピナイ家政婦サービス
家政婦大国・フィリピン出身のスタッフが家事を代行してくれるサービスです。
フィリピンは、家政婦として活躍する人が多く、国を挙げてプロの家政婦の育成に取り組んでいます。世界各地で評価されている高品質なサービスを受けたい人にぴったりです。
フィリピン出身のスタッフは日本語と英語が堪能なので、スムーズにコミュニケーションが取れますよ。
依頼できる作業は下記の通り、さまざまな家事に対応しています。
- 掃除
- 洗濯
- 料理
- ペットの世話
- 荷物の受け取り
- 買い出し
- 送迎
料金は1時間あたり3,630円+交通費から利用できます。
定期利用を考えている人であれば、初回2時間5,000円で利用できる「初回お試しプラン」もあります。
■おすすめサービス2:Casy(カジー)
できるだけ費用を抑えつつも質の高い家事代行サービスを利用したい人にぴったりのサービスです。
依頼できる作業は掃除、料理のみですが、特化しているからこそ、掃除・料理のエキスパートがそろっています。
料理の代行を担当するスタッフのなかには、フードコーディネーターや有名ホテルの元シェフなどもいるんですよ。
利用は、ホームページから24時間365日申し込めるので、忙しい人でも利用しやすいです。
料金は1時間あたり2,560円から利用ができます。定期利用のほか、必要なときだけ単発で利用することも可能です。
スタッフを指名する場合は1時間あたり440円、鍵を預けて留守中に作業してもらう場合は月額1,080円の追加費用が掛かります。
家事がしやすい部屋にする
家事がしやすいようにおうちの環境を工夫するのも1つの方法です。
例えば、「掃除機をかけやすいように、床に物を置かない・一時置きスペースを確保する」「洗濯物をたたむ手間を省くため、ハンガーのまま仕舞えるようにクローゼットを整理する」「掃除の回数を減らすため、汚れ防止アイテムを使う」などが考えられます。
家電を賢く活用する
家事を楽にするため、家事家電を活用する方も増えてきています。
特に多いのは、食器洗浄機やお掃除ロボット、全自動の洗濯乾燥機などです。ご夫婦では手が回りにくい、できればあまりやりたくない家事をカバーしてくれる家電があれば、ぜひ導入を検討してみましょう。
費用はかかりますが、その分手間が減り、時間にゆとりが持てると考えたら、購入する価値があるのではないでしょうか。
冷静に話し合うことが大切!
共働きなのに家事がワンオペになってしまうと、体力的にはもちろん、精神的にも負担が多くなります。
そこで、家事の負担が大きいことの大変さ、分担することのメリットを伝え、何が分担できるのか冷静に話し合っていきましょう。
必要に応じて便利アイテムも取り入れて、お互いが納得できる家事負担バランスを考えていきたいですね。
- 共働きなら家事は分担したほうがメリットいっぱい
- 旦那さんが家事をしない理由をはっきりさせ、それに合わせた対応を
- お互いが心地よく家事ができるよう、伝え方や便利ツールなど工夫する