りんごジュースはつわり中でも飲みやすい!おすすめの飲み方とメリットを解説【管理栄養士監修】
適度な酸味があり、さっぱりしているりんごジュースはつわり中でも飲みやすいものです。
しかし、りんごジュースしか飲めない日が続く場合は、早めに医師に相談しましょう。
つわり中にりんごジュースを飲む際の注意点なども知って、つわり中の食事に取り入れてみましょう。
適度な酸味があり、さっぱりしているりんごジュースはつわり中でも飲みやすいものです。
しかし、りんごジュースしか飲めない日が続く場合は、早めに医師に相談しましょう。
つわり中にりんごジュースを飲む際の注意点なども知って、つわり中の食事に取り入れてみましょう。
つわり中にりんごジュースが飲みやすい理由
つわり中でもりんごジュースが飲みやすいのは、適度な酸味がありさっぱりしているからです。
つわりで食欲が落ちているときも、酸味のあるものなら食べられる・ジュースなら飲めるというママは少なくありません。
スーパーやコンビニなどで気軽に買える点も嬉しいポイントです。
つわり中にりんごジュースを飲んだときの赤ちゃんへの影響は?
つわり中にりんごジュースを飲んでも、赤ちゃんに影響はありません。
しかし、りんごジュースを飲み過ぎると、糖分の摂り過ぎやカロリーオーバーになったりすることがあります。
糖分の摂りすぎにより妊娠糖尿病を発症すると、早産や流産、巨大児など、出産や赤ちゃんの発育に影響が出ることがあります。
飲む量には気をつけてくださいね。
つわり中にりんごジュースを飲むメリットは?
つわり中にりんごジュースを飲むと、次のようなメリットが得られます。
つわり中にりんごジュースを飲むメリット
便秘予防に役立つペクチンが摂れる
塩分の排出を助けるカリウムが補える
鉄分の吸収を助けるリンゴ酸やビタミンCが摂れる
水分・栄養補給になる
りんごジュースにも栄養は含まれていますが、ジュースには糖分が多く含まれているため、栄養・水分補給には不向きです。
常飲するのは避け、たまに楽しむ程度がおすすめです。
つわり中にりんごジュースを飲むときの注意点
つわり中にりんごジュースを飲むときは、飲む量などに注意が必要です。
りんごジュースの飲み過ぎに注意する
つわり中にりんごジュースを飲むときは、飲み過ぎに注意しましょう。
りんごジュースはコップ1杯あたり100kcal程度のカロリーがあります。おいしいから・飲みやすいからといって飲み過ぎると、カロリーオーバーや糖分の摂り過ぎにつながるので、飲み過ぎないように注意してくださいね。
りんごジュースを飲んだあとは歯を磨く
妊娠中はホルモンの影響で虫歯や歯周病になりやすいので、りんごジュースを飲んだ後は忘れずに歯を磨きましょう。
歯ブラシを口に入れると気分が悪くなってしまうときは、口をすすぐだけでも構いません。マウスウォッシュを使って口をすすぐと、気分もさっぱりしますよ。
酸味を加える
りんごジュースだけでは甘いと感じるときは、レモン汁やほかの果物の果汁を混ぜて酸味をプラスすると飲みやすくなることがあります。
さらにしっかりと酸味をプラスしたいときは、りんご酢を加えてみるのもよいでしょう。
同じりんごから作られたお酢なので、りんごジュースと相性がよいですよ。
よく冷やす
香りが気になって飲みにくいときは、しっかり冷やすのがおすすめです。
しっかり冷やすと香りが抑えられるため、飲みやすくなることがあります。
つわり中にりんごジュースが飲みたくなると子どもの性別がわかる?
「つわり中にりんごジュースが飲みたくなると赤ちゃんの性別は女の子」のような話を聞いたことはありませんか?
さまざまな話が聞かれますが、これらの話は基本的に迷信です。妊娠中にママが口にしたくなったもので赤ちゃんの性別がわかるという科学的根拠はありません。
つわりがひどいときは食事が偏っても大丈夫?
つわり中、食生活に偏りが出ることに不安を感じる人もいるでしょう。
理想はさまざまな食材をバランスよく摂れることですが、食事が難しい場合つわり中に限っては食事の偏りは容認されています。
また、妊娠初期につわり・悪阻の症状がひどくて食事が摂れなくても、赤ちゃんの成長に影響を与えることはないと考えられています。
しかし、高カロリーのものや糖分が多いもの、塩分が多いものなど、肥満や妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群につながるものばかり食べてしまう場合や体重が減る・増えない場合は医師に相談してみましょう。
次のような工夫をするとつわり中でも食事がしやすくなりますよ。
つわり中の食事の工夫
食べ物の形状やのどごしを変えてみる(ドロドロ、さっくり、ぱさぱさ、など)
温度を変えてみる(温める、冷やす)
ストローを使い口の中に広げないようにして飲む
味付けは薄めで脂っぽくないものを選ぶ
1回の食事を分け少量・頻回にして食べる
つわりがおさまるのはいつからいつまで?
つわりの症状は妊娠5〜6週目頃から始まり、妊娠12〜16週までに落ち着く人が多いです。
しかし、つわりの症状は人により個人差があります。
つわりが全く出ない人、妊娠中期以降も残る人とさまざまです。
なかには、症状が重くなり「妊娠悪阻(にんしんおそ)」という状態になる人もいます。
食事が過度に偏っている場合や、食事や水分が摂れず体重が減っている場合は、産婦人科を受診しましょう。
つわり中のりんごジュースに関するよくある質問
ここではつわり中のりんごジュースに関するよくある疑問をご紹介します。気になる点を解消しましょう!
りんごジュースばかり飲んでいるけど大丈夫?
りんごジュースしか飲めないようなら早めに医師に相談しましょう
つわり中は食べられるときに食べられるものを食べるしかありません。ある程度食事の偏りは許容されます。しかし、ジュースだけでは十分な栄養が摂れず、糖分やカロリーの摂りすぎにつながります。りんごジュースしか飲めない日が続くときは、早めに医師に相談しましょう。
りんごジュースは1日にどれくらい飲んでいい?
1日に飲んでいい量は決められていません
1日に飲んでいいりんごジュースの量は決められていませんが、コップ1杯100kcal程度であることを考えると飲み過ぎには注意したいですね。
つわり中にりんごを食べていいのか、おすすめのレシピについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています。
りんごジュースはつわり中におすすめ!ただし飲み過ぎには注意して
さっぱりとしていて適度な酸味もあるりんごジュースは、つわり中でも飲みやすいおすすめの飲みものです。しかし、飲み過ぎには注意しましょう。
りんごジュースを飲みやすくしたいなら、レモン汁や他の果物の果汁を加えたり、冷蔵庫でしっかり冷やしたりするのがおすすめです。
りんごジュースしか飲めない日が続く場合は、栄養の偏りを防ぐためにも、早めに医師に相談してくださいね。
- つわり中にりんごジュースを飲んでも赤ちゃんに影響はない
- りんごジュースを飲むときは飲み過ぎに注意しよう
- 酸味を加えたり冷やしたりすると飲みやすくなる
- 無加糖・ストレートのりんごジュースがおすすめ
- りんごジュースしか飲めない日が続くときは早めに医師に相談しよう
【注意事項】
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