出血中でも妊娠検査薬は使える?使う際の注意点や出血の原因を解説
生理開始予定日を過ぎて、妊娠検査薬を使いたいタイミングで出血があると使ってもいいか迷ってしまいますよね。
「生理が来たから妊娠しなかったんだ」と思うかもしれませんが、妊娠していても出血することはあります。
市販されている妊娠検査薬は出血中でも使えるので、妊娠の可能性があるなら一度検査してみましょう。出血中に妊娠検査薬を使う際の注意点や、出血の原因を解説します。
生理開始予定日を過ぎて、妊娠検査薬を使いたいタイミングで出血があると使ってもいいか迷ってしまいますよね。
「生理が来たから妊娠しなかったんだ」と思うかもしれませんが、妊娠していても出血することはあります。
市販されている妊娠検査薬は出血中でも使えるので、妊娠の可能性があるなら一度検査してみましょう。出血中に妊娠検査薬を使う際の注意点や、出血の原因を解説します。
出血中でも妊娠検査薬は使える?
出血中であっても、妊娠検査薬は使えます。
妊娠検査薬は尿中に含まれるhCGという妊娠すると分泌されるホルモンに反応して妊娠を判定するので、性器出血の有無は影響しません。
しかし、尿に血が混じっていたり、採尿部に血液が付着すると正しく判定できないことがあります。
説明書に「出血しているときは使わないで」などの表示があれば、出血が止まってから使ってみてくださいね。
妊娠検査薬の結果が陽性の場合は着床出血かも
出血中に妊娠検査薬を使った結果、陽性と判定された場合は着床出血の可能性があります。
着床出血は生理の出血と似ていますが、妊娠は成立しているので、早めに産婦人科を受診しましょう。
着床出血とは
着床出血とは、受精卵が子宮に着床する際に起こる出血です。
量は個人差が大きく、おりものの色が変わる程度の人もいれば、生理と同じくらい出血する人もいます。
しばしば生理と混同されることがありますが、着床出血は生理に比べて期間が短く通常1〜3日以内で終わり、出血量も少ない傾向にあります。
約4人に1人の妊婦さんに見られる症状といわれています。
着床出血と生理の違い
着床出血と生理による出血には、次のような違いがでやすいとされています。
しかし、自分で見分けるのは難しいため、産婦人科を受診しましょう。
色の違い
出血を見分けるには、まず色に注目してみましょう。生理の出血は、赤から暗い赤褐色のことが多く、血の塊が出ることがあります。
しかし、着床出血はピンクや赤、茶色などさまざまな色をしており、血の塊が出ることは通常ありません。
量の違い
着床出血と生理の出血は、量も異なります。
着床出血の量は、生理に比べて少ないことが多く、出血する期間も短いです。ただし個人差があるので、なかにはナプキンを使用しなければならないほど出血する人もいます。
痛みの度合いで見分ける
着床出血の場合、生理痛とは異なる痛みが出ることもあります。チクチクとおなかの奥が痛むように感じる人が多いようです。
着床出血の痛みは軽いことが多い一方、生理痛はギリギリと激しく痛みます。
妊娠初期は、女性ホルモンのバランスが変化して、腹痛や吐き気、頭痛などの不調が現れやすいといわれています。
いつもは生理痛がないのにこれらの症状がみられた場合は、着床出血を疑ってみましょう。
また、基礎体温をつけている場合、月経の出血なら高温期から低温機に変化します。
着床出血や生理以外で出血することはある?
着床出血や生理以外でも、さまざまな原因で出血することはあります。
出血量が多い場合や、強い痛みがある場合はもちろん、出血がなかなか止まらない場合は、早めに産婦人科を受診しましょう。
出血中に妊娠検査薬を使用する際の注意点
出血中に妊娠検査薬を使用する際は、次のことに注意しましょう。
検査薬を使うタイミングに注意する
妊娠検査薬を使うタイミングは、早すぎても遅すぎても正しい結果が出ません。
妊娠検査薬は尿の中に含まれるhCGというホルモンの量で妊娠しているかどうかを判断します。
hCGは受精卵が着床してしばらくすると産生される量が増えるので、正しい結果が出やすくなります。
一般妊娠検査薬を使う際は、出血開始の1週間後を目安に使用しましょう。早期妊娠検査薬は出血開始の3日後から使用できます。
血液がたくさんかからないように注意する
出血中に妊娠検査薬を使う際は、尿をかけるときに血液がたくさんかからないようにしましょう。
少量の血液なら結果に影響はありませんが、たくさんかかってしまった場合正しい結果が出ないことがあります。
起床後すぐに検査する
妊娠検査薬を使うタイミングは、起床後すぐがおすすめです。
起床直後の尿は寝ている間に濃縮されているため、hCGの濃度が濃くなっています。
正しい結果が出やすいので、できるだけ起床直後に検査してみましょう。
正しい使い方で検査する
妊娠検査薬は正しく使いましょう。かける尿の量や放置時間など、説明書通りに使わないと正しい結果が出ないことがあります。
妊娠検査薬を使う際は説明書をよく読んで、指示されたとおりに使いましょう。
出血中に妊娠検査薬を使う際のよくある質問
出血中に妊娠検査薬を使う際のよくある質問を解説します。妊娠検査薬を使う際の不安や疑問を解消しましょう!
出血しているときに妊娠検査薬を使うタイミングは?
一般妊娠検査薬なら出血開始から1週間後を目安に使ってみましょう
一般妊娠検査薬を使う場合は、出血開始から1週間後を目安に使ってみましょう。早期妊娠検査薬なら、出血開始から3日経てば使用可能です。妊娠検査薬は使用時期が早すぎたり遅すぎたりすると正しい結果がでないため、説明書を書くにして適切なタイミングで検査しましょう。
出血中に陽性判定が出た場合はどうすればいい?
結果が陽性だった場合は、なるべく早く産婦人科を受診しましょう
出血している・いないにかかわらず、検査の結果が陽性になったら早めに産婦人科を受診しましょう。妊娠検査薬はあくまでも妊娠している可能性を示すものです。確定診断には医師の診察を受ける必要があります。
着床出血で生理と同じくらい出血することはある?
あります。ただし個人差があるため、一概にはいえません。
一般的に着床出血の量は生理より少ないといわれていますが、個人差が大きいものです。人によっては、生理と同程度の出血が見られる場合があります。出血している場合、原因を自己判断するのはおすすめしません。様子を見ているうちに症状が悪くなる病気もあります。まずは産婦人科を受診して、原因をはっきりさせましょう。
出血中でも妊娠検査薬は使える!ただし使い方には注意しよう
出血中でも、妊娠検査薬は使えます。
ただし、尿に血が含まれていたり、採尿部に血液が付着すると正しい結果が出ないことがあるので、日を改めて検査しましょう。
出血の原因はさまざまです。着床出血のように、妊娠していても出血することはあります。出血した際は原因を自己判断せず、少しでも不安なことがあれば早めに産婦人科を受診しましょう。
- 出血中でも妊娠検査薬は使える
- 出血開始から1週間後を目安に使うとよい
- 妊娠していても出血することがある
- 着床出血の色や量は個人差が大きい
- 出血が続くなど異常がみられる場合は早めに産婦人科へ
【注意事項】
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