妊娠中期になってからお腹パンパンで苦しい!放っておいても問題ない?原因や対処法を解説
妊娠中期に入ってお腹が少しずつ大きくなってくると、「お腹がパンパンに張って苦しい!」という人もいるでしょう。なかには食事が思うように食べられない人もいるかもしれません。
妊娠中期にお腹がパンパンになるのは珍しいことではありませんが、様子を見ていてよい場合と、病院を受診したほうがよい場合があります。
この記事ではお腹がパンパンに張って苦しいときの対処法や病院を受診する目安を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
妊娠中期に入ってお腹が少しずつ大きくなってくると、「お腹がパンパンに張って苦しい!」という人もいるでしょう。なかには食事が思うように食べられない人もいるかもしれません。
妊娠中期にお腹がパンパンになるのは珍しいことではありませんが、様子を見ていてよい場合と、病院を受診したほうがよい場合があります。
この記事ではお腹がパンパンに張って苦しいときの対処法や病院を受診する目安を紹介するので、参考にしてみてくださいね。
妊娠中期にお腹がパンパンになる原因
妊娠中期にお腹がパンパンになる人は少なくありません。まずは原因を見ていきましょう。
便秘
妊娠すると、腸の動きが鈍くなって便秘になりやすくなります。すると、腸に溜まったガスや便でお腹がパンパンになることがあります。
逆流性食道炎
妊娠中期になると、赤ちゃんの成長にともなって子宮がどんどん大きくなります。すると、大きくなった子宮と赤ちゃんで胃が圧迫されて胃酸が逆流し、逆流性食道炎になることがあります。
お腹がパンパンに張っている感じのほか、胸のあたりの違和感やのどのヒリヒリ感などがある場合は、一度医師に相談してみましょう。
https://tomonite.com/articles/4101
子宮の収縮による張り
なんらかの原因で子宮が収縮すると、お腹がパンパンに張って苦しくなることがあります。子宮が収縮する主な原因は次のとおりです。
子宮が収縮する主な原因
体の冷え
疲れ
ストレス
衣服などによる体の締めつけ
乳首マッサージによる刺激
性行為
胎動
羊水過多症
羊水過多症とは、なんらかの原因で子宮内の羊水が多くなってしまった状態をいいます。妊娠糖尿病を合併している妊婦さんがなりやすいといわれていますが、原因がわからないことが少なくありません。
羊水過多症になると、羊水で子宮がパンパンになり、お腹が張っているような感覚を覚えることがあります。
お腹が張るのは普通?様子を見ても問題ない?
妊娠中期になると、お腹が大きくなるにつれお腹の張りを感じる人が増えます。しばらく安静にして治まる場合は、様子を見ていてかまいません。
しかし、痛みや出血がある場合やどんどん張りが強くなっていく場合、1日のうちに何度も張る場合は、すぐに病院を受診しましょう。なんらかの異常が起きている可能性があります。
受診するかどうか迷った場合は、かかりつけの病院に連絡して指示を仰ぎましょう。
お腹がパンパンで苦しいときの対処法
ここからは、お腹がパンパンで苦しいときの対処法を解説します。
楽な姿勢で体を休める
お腹がパンパンで苦しいときは、楽な姿勢で体を休めましょう。
お腹が張っていることで横になるのがつらい場合は、イスに座って休憩してもかまいません。
横になるときは、仰向けよりもシムス体位がおすすめです。お腹が大きくなってくると、長時間仰向けの姿勢でいるのが難しくなります。
横向きに寝るシムス体位なら、体の負担がかかりにくいですよ。抱き枕なども使って、楽な姿勢が取れるように工夫してみましょう。
水分や食物繊維を摂る
便秘によってお腹が苦しくなることもあるので、こまめに水分を摂って便秘を予防・改善しましょう。
便秘改善に効果があるとされる食物繊維もしっかり摂ることが大切です。
ゆっくり時間をかけて食事する
急いで食べることで、食べ物と一緒にたくさん空気を飲みこんでしまうため、お腹が膨れて苦しくなってしまうことがあります。
妊娠中は胃腸の働きが鈍くなっているので、時間をかけて、よく噛んで食べると消化が良くなり、胃腸への負担も減らせますよ。
こまめに姿勢を変える
長時間同じ姿勢でいると、血行が悪くなってお腹が張りやすくなります。
特に、デスクワークなどで長時間座りっぱなしになることが多い人は、1時間に1回は立ち上がって軽く体を動かすなど、長時間同じ姿勢をとらないよう心がけましょう。
お腹が大きくなってくると体の重心が変わります。自力で体を支えるのがつらいときは、サポートクッションなども使ってみてくださいね。
ストレス発散・リラックスの時間を作る
ストレスが溜まると、血行が悪くなってお腹が張りやすくなります。積極的にストレス発散・リラックスの時間を作りましょう。
人と話したり、趣味に打ち込んだりすると気分転換になりますよ。軽く体を動かすのもよいリフレッシュになるでしょう。
ただし、疲れるまで趣味に没頭したり体を動かしたりするのは逆効果。くれぐれも無理のない範囲でおこなってみましょう。
締めつけの少ない服を着る
お腹が大きくなってくると、それまで着ていた下着やボトムスがきつくなります。
締めつけによってお腹が張りやすくなるため、お腹が大きくなってきたらゆったりとした服装に切り替えましょう。
骨盤ベルトや腹帯を利用する場合は、必要以上にお腹を締めつけないように調整してみてくださいね。
お腹がパンパンで苦しいときは早めに医師に相談を
妊娠中期になると「お腹がパンパンで苦しい!」という人が増えてきます。しばらく安静にしてみて苦しさがやわらぐなら、様子をみていてかまいません。
しかし、苦しい状態が続く場合や、痛み・違和感がある場合は早めに医師に相談しましょう。逆流性食道炎など、薬で症状を和らげられるケースもあります。
お腹がパンパンにならないためにも、普段から便秘対策をおこなうほか、無理のない生活を心がけてみてくださいね。
- 妊娠中期にお腹がパンパンになる人は珍しくない
- しばらく安静にして落ち着くなら様子をみてOK
- 痛みや違和感がある場合は早めに病院へ
- 苦しくなったら楽な姿勢で体を休めよう
- 体に負担をかけない無理のない生活をしよう
【注意事項】
本記事は公開時点での情報となります。
本サイトでは正確な情報を提供できるよう最善を尽くしておりますが、妊娠期の母体の状態は個々人により異なるためすべての方に適用できるものではございません。
記事の一部では妊娠中の方から寄せられた体験談を紹介しておりますが、個人の実体験に基づいており医学的根拠があるものとは限りません。専門家の見解と異なる意見も含まれるためご注意ください。
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