【届け出だけでもらえるお金(結婚・出産)】妊産婦医療費助成制度
トクするお金
約500円/月ですむ
内容
妊娠中や出産時にかかった医療費のうち、健康保険が適用されるものについて、自己負担分が助成される自治体の制度。医療費が3割負担で3000円払ったとしたら、その3000円が助成の対象です。助成される期間や、助成の内容(一部か、全額かなど)は自治体によって異なります。本人や配偶者の所得制限があることも。
対象者
健康保険や国民健康保険の加入者で妊娠、出産する人
ポイント
- 助成期間や助成の内容は自治体によって異なる
- 妊婦健康診断や普通分娩の費用は対象外(「妊婦健診費用助成」や「出産育児一時金」でカバーされる)
- 帝王切開での出産は保険診療になるため、対象になる
届け出先
市区町村役場
井戸美枝先生のコメント
出産、子育てに備えて体調を整えるのは大切なことですから、上手に利用して健康を保ちましょう。歯科治療も対象になりますから、妊娠を機に治すといいですよ。
妊産婦に優遇される医療費の例
栃木県宇都宮市の妊産婦医療費助成制度
【対象】
宇都宮市に住民登録のある妊産婦で、健康保険が適用となる診療を受けた場合
【助成内容】
医療費(自己負担)を助成。
ただし医療機関ごとに入院・外来別で月額500円は自己負担
【助成期間】
母子健康手帳の交付を受けた月の初日から出産(流産を含む)した月の翌々月の末日まで。
母子健康手帳の交付前でも、妊娠に関する疾病(流産を含む)は助成の対象になる
東京都港区の妊娠高血圧症候群等の医療費助成
【対象】
港区に住民登録のある妊婦で、前年分の総所得税額が3万円以下の世帯、または入院見込み期間が26日以上の人
【助成内容】
妊娠により入院医療を必要とする次の疾病及びその続発症。
妊娠高血圧症候群及びその関連疾患、糖尿病及び妊娠糖尿病、貧血、産科出血、心疾患
【助成期間】
医療費の自己負担分。
入院時の食事療養費など保険適用外の費用を除く
※記事内で紹介する制度の内容や金額は2019年2月時点のものです(例外は注釈で表記など)。随時、変更がありますので、詳細はお住まいの地域の届け出先にお問い合わせください。
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