【管理栄養士監修】離乳食初期OKの魚の種類は?|レシピも動画で紹介
離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)に与えられる魚の種類は?
離乳初期に与えられる魚には、魚の中で脂質が少なく消化が良い白身魚(たい、ヒラメ、カレイ)と、しらす干しがあります。白身魚、しらすの順に進めましょう。
離乳初期に与えられる白身魚の種類には、たい、ヒラメ、カレイがあります。
同じ白身魚の「たら」は、食物アレルギーを引き起こす可能性があるため、離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)に入ってから少量を与えます。
管理栄養士のひとこと
離乳食で初めての食材を与えるときは、初めて与える食材の種類は1日1種類とし、離乳食用のスプーンで1さじから与え、食物アレルギーの症状が出ないかを確認しましょう。異常がなければ1日ごとに1さじずつ量を増やしていきます。
万が一食物アレルギーの症状などの異常が出たときに受診しやすいように、与える時間は平日の午前中がよいでしょう。
魚の離乳食はぼそぼそとした食感になりやすいため、赤ちゃんが飲み込みやすくするためにおかゆやつぶしたじゃがいもなどに混ぜる、とろみをつけるなどの工夫をするとよいでしょう。
ハンドブレンダーやフードプロセッサーを使ってペースト状にすると簡単になめらかになりやすいので、多めに作って冷凍保存したいときにも便利です。
詳しい与え方などは下記の記事も参考にしてみてくださいね。
離乳初期から与えられる魚の離乳食レシピを動画で確認
きほんの離乳食 白身魚 鯛(たい)(生後5〜6ヶ月頃から)
たいを離乳食に使うときは、骨や皮がない刺身を加熱して作ると簡単に調理できます。この時期は食べられる量が少ないので、刺身を使うと1切からの少量ずつ調理ができる点も便利ですよ。
電子レンジで作れる「とろみの素」の作り方も紹介しています。
きほんの離乳食 カレイ(生後5〜6ヶ月頃から)
カレイを離乳食に使うときは、卵がある場合は除き、エンガワの部分も脂が多いので除きます。動画で取り除く部分なども確認できるのでぜひ参考にしてみてくださいね。
きほんの離乳食 しらす(生後5〜6ヶ月頃から)
しらす干しを離乳食に使うときは、塩分があるためお湯でゆでて塩抜きします。茶こしにしらすを入れて湯通しをするのでもよいでしょう。
すりつぶしただけだとぼそぼそとした食感になりやすいので、動画の中で紹介している「とろみの素」と混ぜ合わせるのがおすすめです。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
参考:
五十嵐隆(監修)、『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き』、公益財団法人 母子衛生研究会、2020年
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写真提供:ゲッティイメージズ
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