保育園いつから?申し込みや入園時期・スケジュールについて
保育園はいつから子どもを預けられる?
生後57日(生後2ヶ月)以上で空きがあれば入ることができる
産休中や育休中のママ・パパの中には、子どもがいつから保育園に入ることができるか気になる人もいるかもしれません。
「産休明け保育」を行っている場合は、保育園では「生後57日の乳児から就学前までの幼児」を保育園に預けることができます。
保育園のクラスに空きがあれば、たとえば2021年4月2日生まれの子どもの場合、生後57日目の翌月である2021年6月から保育園に預けることができます。
その場合、学年は1つ下の学年になるため、0歳児クラスを2回(園によって異なる)行うことになり、保育園に約7年間通うということになります。
生後57日の乳児からと前述しましたが、園によって入園できる月齢が異なります。
保育園によっては、0歳児クラスであっても生後3ヶ月以上や生後6か月以上という制限を設けている園や、0歳児クラスを設けておらず、1歳児・2歳児クラスからという園もあります。園によっては希望の年齢から預けられるとは限りません。
自治体が配布している保育園の一覧などにも載っていることがあるので、住んでいる場所から近くの保育園でにはいつから預けられるかチェックしておきましょう。
何歳で預ける人が多い?保育士ライターが感じること
保育園に子どもをいつから預けるかは、ママにとって悩みの種の一つ。
0歳児クラスから預ける予定だったけど、子どもと離れたくない……と考えるママも多いかもしれません。
1歳までは保育施設などには預けず自分でみたいというママやパパが多いからか、1歳児クラスから預ける人は多いですが、保育園激戦区と呼ばれている首都圏だと、1歳児クラスからの入園は至難の業です。
保育園へ確実に入園するためには0歳児クラスから入園し、仕事復帰を考えているママが多い印象です。
逆に保育料の無償化により保育園に2歳まで通い、3歳からは幼稚園にという子も増えました。
1歳・2歳児より3歳児クラスは定員も増えるため、3歳児クラスを狙うのもいいかもしれませんね。
誰でも預けられる?就労状態に決まりはある?
保育園へは誰でも預けられるわけではありません。
保育園は基本的に「保護者の代わりに子どもを預かる施設」そのため、家庭での保育が可能な場合は、保育園の入園を断られる可能性があります。
ただし、認可外保育園の場合は、就労の義務などを設けていない施設も多く、専業主婦でも比較的預けやすいです。
基本的には親が働いている場合に預けることができる
認可保育園に入園するためには、住んでいる自治体に申し込みをする必要があります。
保育園は両親共働きの家庭が利用するというイメージが強いかもしれませんが、就労以外に、親の介護や就学(大学、専門学校など)、病気、出産といった事由でも申し込みをすることが可能です。
専業主婦であっても、これから就労を考えており休職中であれば、申し込みできます。
ただし、就労条件(週64時間以上の勤務など)や利用事由によってランクや点数が異なり、ランクや点数の低い専業主婦(休職中)の場合は、申請しても定員のために入所できないという可能性は高くなります。
保育園の入園時期は4月?
保育園の入園時期というと、入園・入学のイメージの強い4月を思い浮かべることが多いかもしれませんが、実際には保育園にいつから入園できるのでしょうか。
4月に限らず空きがあれば入園可能
4月に進級、進学があるため、4月入所は一番入りやすいですが、基本的には空きがあればいつでも保育園に入所できます。
認可保育園であれば、自治体に申し込みをした締切の翌月から、認可外保育園であれば日割りで申し込み翌日から入園が可能な保育園もあります。
子どもが9月生まれで、1歳までは自分でみたいと考えているママやパパも、空きさえあれば10月から入園することは可能です。
申し込みの時期は?
保育園の申込時期は、認可や認可外保育園といった保育園の形態の違いと、4月入園とそれ以外の月からの入園によって変わってきます。
認可保育園の場合、締め切りは利用したい月の前月半ばが締め切りですが、4月からの入園は希望する人が多いため前年の10~11月を締切日にしている自治体が多いです。
認可と認可外で時期が違う
認可保育園は、各自治体に申し込みをするのに対し、認可外保育園は保護者が園に直接申し込みをします。
そのため、認可外保育園の場合、園によっては申請した翌日から利用できるという園もあります。
保育園に子どもを預けると決めた場合は、年度途中であれば認可外保育園を中心に保育園探しを行う方がいいかもしれません。
認可と認可外の違い
保育園には認可保育園と認可外保育園と2種類存在します。
具体的には何が違うのかをまとめてみました。
認可保育園とは
認可保育園は、厚生労働省が管轄している児童福祉施設で、国の定めたさまざまな設置基準をクリアし、都道府県知事に認可されている保育園のことです。
申し込みは各自治体が窓口になります。
認可外保育園とは
認可外保育園は認可保育園以外のすべての保育園を指します。
認可外保育園、無認可保育園と呼ばれていることも。
東京都独自の「東京都認証保育園」や、横浜市独自の「横浜保育室」も認可外保育園に区分されます。
認証保育園や横浜保育室などは認可外保育園の中でも独自の基準を設けており、より認可保育園に近い形態にあります。
また、企業が働く社員のために作った保育施設である、「企業主導型保育施設」というものもあります。
申し込み前にしておきたいこと
保育園に入園の申し込みをする前にしておきたいことがあります。
- 情報収集(自治体窓口での相談)
- 資料取り寄せ(就労証明書や復職証明書など)
- 通園が可能な月齢、年齢かどうか
- 施設見学
これらをまとめて「保活(子どもを保育所に入れるために保護者が行う活動)」と呼んでいます。
申し込み前に保育園の施設見学を行い、方針や雰囲気、園のルールや保育料以外にかかる費用についてチェックしておくといいでしょう。
保活はいつからはじめる?
保活をいつからはじめればいいのか悩む人もいるかもしれません。
出産時期でも多少異なりますが、基本的には早めに行動したほうがよいでしょう。
4月入園なら前年の秋
認可保育園に4月入園を希望する場合、締切が前年の10~11月頃であることが多いです。
そのため、保活も秋より前からはじめておくと安心です。
とくに0歳児クラスでの入園を希望する場合、予定日によっては子どもが産まれる前に申請が必要になることもあります。
そのため、保育園選びは妊娠中から行う必要も。
産まれたあとも、夜泣きの対応などで日中つかれやすく、時間がとりにくくなる可能性もあるため、産休中に施設見学を済ませておくのが安心です。
認可外は先着順や抽選の場合も
認可外保育園は、認可保育園に落ちてしまったり認可保育園に入るための加点として利用する方も多く、「認可外だから安心」と構えていると、入園できなかった!という落とし穴が待っていることも。
認可外保育園は定員が埋まるまでの先着順の場合や、希望者が多い場合は抽選方式をとることもあります。
認可保育園の情報収集と並行して、認可外保育園についても情報収集しておきましょう。
どこにも入れなかった場合の対処法
残念ながら認可保育園に入所できず、認可外保育園もムリだったという場合にはどのような手があるでしょうか。
保育園以外を検討してみる
区分的には認可外保育園という扱いにもなりますが、保育園ではなくベビーシッターやファミリーサポートを利用したり、親戚に預かってもらったりといった方法があります。
また保育園の一時保育を利用するという手もありますね。
育休を延長
保育園に入所できなかったという書類を提出すると、職場によっては育休を伸ばせる場合があります。
2歳までであれば育休手当も引き続きもらうことができるので、どうしても入所できなかったときは育休の延長を検討するのもいいでしょう。
- 保育園は生後57日から預けられる
- 保育園の入園は認可と認可外で違う
- 認可外保育園は認可保育園入所の加点になる
- どこにも入所できなかったときのことを考えておく
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