ママ友はいらない?めんどくさいと思う理由や不安の対処法を紹介
ママ友がいなくても大丈夫
ママ友はいらないと思っている人やママ友がいないことを不安に感じるママにとって、「ほかの人たちのママ友事情」は気になるポイントではないでしょうか。
公園や学校などでママ友が仲良く会話しているのをみて、「情報不足になっていないかな」と心配になったり、「羨ましいな」と思った経験がある人もいるかもしれません。
しかし、ママ友は必ずしも必要な存在ではない、ママ友がいなくても普通のことと考えるママも増えているようです。
ママ友がいることで得られるメリットもありますが、ママ友がいない人も問題なく園・学校生活を送っているので、ママ友がいないと困ってしまうということもなさそうです。
この記事ではママ友がいなくても問題ないのか、ママ友とどう付き合うのがよいかのヒントをご紹介します。
ママ友はいらないと思っている人の理由は?
SNSで「ママ友はいらない」「ママ友付き合いはめんどくさい」といった声を目にしたことがある方もいるでしょう。中には「ママ友いらない最強説」という言葉も出ています。
ここでは「ママ友いらない派」の、ママ友はいらないと思う理由についてみていきましょう。
人付き合いにはさまざまな考え方がありますが、「ママ友がいなくても大丈夫かな」と悩むママであれば、共感できるポイントが見つかるかもしれません。
めんどうなトラブルに巻き込まれたくないから
ママ友はいらないと思う理由のひとつが「めんどうなトラブルに巻き込まれたくないから」というものです。
「ママ友付き合いは人間関係に気をつけないとトラブルになるのでは」と不安があるママも多いのではないでしょうか。トラブルに巻き込まれることが原因で、子どもへの影響が出ることも心配ですよね。
ささいなことがきっかけでママ友同士の陰口や悪口がエスカレートしたり、ボスのような存在のママに逆らえずグループ内で窮屈な思いをしたり、揉め事が起こってしまう、というトラブルを経験したママもいるようです。トラブルにならずとも、面倒な役割を押し付けられたりということも。
こうしたトラブルが原因で、転園や引っ越しを余儀なくされる場合もあるとのこと。「トラブルに巻き込まれるくらいなら、ママ友ゼロのほうが気が楽」と考えるのも自然なことかもしれませんね。
最低限の関わりだけで充分だから
「最低限の付き合いができれば充分」という考えからママ友を作らない人もいます。
保育園や学校などで顔を合わせたらあいさつはするものの、一定の距離感以上は踏み込まないという考えから、積極的にママ友は作らないという意見があります。学生時代からの友達付き合いだけで満足しているため、新たに努力してまでママ友を作らないといった声も。
ママ友は学生時代の友達とは違って、子どもを介して友達になる存在。既存の友達関係で満足しているママは、無理をしてまで新たな関係を築く必要はない、周囲のママとは最低限の関わりで充分と考えるのかもしれません。
人と関わることに気疲れしてしまうから
ママ全員がコミュニケーションが得意とは限りません。もともと人との関わりに自信がないママには、無理にママ友を作ろうと考えてない人や、ほかのママと距離を置く人もいるようです。
また、園や学校で接するママは、自分と同年代とは限りません。コミュニケーションに苦手意識がなくとも、年齢が異なる相手と接したり、新しい環境で知らない人と接したりするのは気疲れしてしまうものです。
ママ友作りでストレスを感じてしまっては、育児や家事での疲れも倍増してしまう可能性があります。育児で多忙な日々を送る中で、気疲れしてまでママ友はいらないと考える人もいます。
人付き合い自体にストレスを感じる場合は、無理してママ友を作る必要はないでしょう。
連絡先を交換しても、結局疎遠になるから
「結局疎遠になってしまうから」という理由で、ママ友付き合いに積極的になれない人もいるようです。「連絡先を交換したのはいいものの、何を話したらいいのかわからない」、そんな経験をしたことがある方もいるのではないでしょうか。
必ずしも疎遠になるとは限りませんが、なかなか会話が弾まず、結果的に連絡をとらなくなるというケースもあります。また、子どもが小学校、中学校と進む中で、同じ学校に通わなくなったことをきっかけに疎遠になることも。
母親になる前に築いていた友人関係とは違い、子どもを通じて友達になったママとの付き合いは、子どもの友人関係に左右されることもあるでしょう。
仕事が忙しく付き合っている暇がないから
毎日の仕事が忙しいという理由から、ママ友はいらないと考える人や、ママ友を作る余裕がないという人もいます。
仕事をしながら子育てをしていると、ママ友との交流に時間を割くことは簡単ではなく、気持ち的に余裕をもてないこともあるでしょう。
ママ友との交流が楽しいというママであれば、たまの休日にママ友との時間を作ろうと考えることもあるかもしれませんね。
一方で「ママ友はいらない」と考えているワーママにとっては、仕事と育児をこなす中で、ママ友付き合いにまで気を配っている余裕はないと思うのは自然なこと。ママ友がほしいと思っていても、作る余裕がないという人もいるようですね。
ママ友がいなくても保育園や学校で困らない?
「ママ友はいらない、めんどくさいな」と考えるママの中にも、ママ友がいないと困る・不都合があるのではないかと不安に思う人もいるでしょう。
クラスのママ同士の中で浮いてしまったり、情報交換ができなくて不便だったり。そんなイメージをもつ人も少なくないようです。
しかし、ママ友がいなくても園または学校生活は問題なく送ることができるので、安心してくださいね。
園・学校情報は直接確認できる
ママ友がいるメリットの1つに、情報交換ができることが挙げられます。わからないことがあったときに、身近な人に確認できるのはありがたいものですよね。
園や学校でママ友同士が話している場面を見て、ママ友がいないと情報不足で困るのではないかと不安を感じることもあるでしょう。
しかし、学校や園生活に関する相談ができる相手は、ママ友だけではありません。園や学校の生活でわからないことがあれば、先生を頼ることで解決できる場合がほとんどです。
「ささいな内容だけど、質問してもいいのかな?」と感じてしまうママも多いかもしれませんが、質問してみたら、意外と先生たちが気さくに対応してくれるものです。
普段は連絡帳を通して確認し、急ぎの場合は電話で相談すればよいでしょう。お迎えの際に直接聞いてみるのもよいですね。ママ友がいないからといって園や学校生活に必要な情報に困ってしまうということはありません。
一方で、先生の評判などの情報や園・学校の裏事情などは先生から聞きづらいため、ママ友から知ることができる情報かもしれません。
子どもの交友関係に悪影響はない
ママ友がいなかったり、ママ同士が仲良しでなくとも、子どもたちの交友関係に悪い影響をもたらすとは限りません。
子ども同士が仲よくしている姿を見ると、ママも「ママとも仲良くなったほうがいいのかな」と感じてしまうこともあるでしょう。
子どもの友達のママとは深い付き合いをしなくても、最低限のマナーを守った関わりができれば問題ありません。顔を合わせたときにあいさつをしたり、雑談をしたりするだけでも、良好な関係を保つことができるでしょう。
子どもと同様、気の合うママとは自然と打ち解け、友人といえる関係になるものです。無理に仲を深めようとせず、自然な交流で問題ないでしょう。
ママ友がいてよかったと思っている人の意見もチェック
「ママ友はいらない」と思うママがいる一方で「ママ友がいてよかった」と感じているママもいます。ママ友がいるメリットもご紹介します。
◼︎ママ友がいるメリット
- 園や学校の持ち物や疑問を気軽に相談できる
- 園や学校の裏話やほかの学年の情報を聞くことができる
- 同じ境遇のママに悩みを相談できる
- 子どもの送迎やお世話を手伝ってもらうことができる
ママ友がいることで「毎日の孤独な子育て」から解放されたと感じたり、子育てのつらさをパパよりも理解してくれるママ友に、心強さを感じたりしているママもいるようです。
普段はママ友は作らない派のママも「学校や園の役員での仕事を共にしたことをきっかけによい関係になった」ということも。
ママ友はストレスを感じてまで作る必要はなさそうですが、自然に関係が築けたママ友は心強い味方になってくれるかもしれません。
ママ友はいらないけど寂しいときはどうする?
ママ友はいらないけど、少し寂しい気もする。そんな思いをもつママも少なからずいるのではないでしょうか。特に、引っ越しや転園、転校で新しい環境に置かれると心細く感じることもあるでしょう。
そんなときは、ママが集まる場に参加し、気軽な気持ちで身近なママに声を掛けてみるのもひとつの手です。
近所の公園や児童館、子育て支援センターに行ったとき、近くに座っているママに「こんにちは」と声を掛けることで、雑談のきっかけになることも。子ども同士がいっしょに遊び出すタイミングで、ママ同士の会話が生まれることもあります。
保育園、小学校や中学校で子ども同士の仲がよいと、自然と親も付き合うようになることもあります。「子どもに仲のよい友達ができたら、ママにもあいさつしてみようかな」と気軽な気持ちでいれば、自然とママ友ができていくこともあるでしょう。
また、SNSでママ同士の繋がりをもつママも増えています。顔を合わせなくても「育児に関する話」ができる相手がいれば、心が楽になって寂しい気分が晴れそうですね。
ママ友と上手に付き合うコツは?
子どもの存在を介して知り合うママ友は、年齢も境遇もさまざまなので、学生時代の友達とは少し違った存在です。
そのため「うまい付き合い方がわからない」「深く関わるのに抵抗がある」と感じるママも多いのではないでしょうか。ここではママ友とのちょうどよい距離感で付き合うポイントをご紹介します。
プライバシーを詮索しない
知り合うと相手のことが気になってしまうかもしれませんが、プライバシーに踏み込むのはNGです。夫の職業や家計のこと、子どもの成績のことなど、質問されたら答えたくないこともありますよね。
プライバシーに関わること、答えたくないことは、お互いに信頼関係ができるまでは踏み込まないようにしましょう。
相手の子育てや考えを否定しない
子育てやしつけは家庭により考え方が異なります。仲の良し悪しに関わらず、相手の家庭や子育ては否定しない・口出しをしないように気をつけましょう。
うわさ話や悪口はしない
ママ友同士は、クラスや習い事、きょうだいなど、さまざまなグループで縦・横の付き合いがあるものです。
人のうわさ話や悪口はいわない、振られても受け流すのがよいでしょう。ネガティブな話題ばかりのグループからは距離をとるのもひとつです。
ママ友とうまく付き合っていくためには、ほどよい距離感を意識するとよさそうです。自分自身の友達というよりは「子どもの存在あっての友達」と認識すると、適度な距離を保つことができるでしょう。
相手の家庭の事情を深く探らない、ナイーブな内容を深掘りしないといったことを心がけたいですね。
まずは普段から笑顔を意識しつつ、必要なあいさつを欠かさないように心掛けるだけでも、よいママ友関係を作れるのではないでしょうか。
ママ友がいなくても大丈夫!適度な距離で付き合おう
ママ友がいないと、寂しさや焦り、不安を感じることもありますよね。しかし、ママ友がいないからといって、必ずしも不都合が出るとは限りません。
ママ友がいてよかった人もいれば、いなくてもまったく問題ないというママもいます。学生時代の友人と同じように、気が合うママとストレスなく付き合える関係がちょうどよいママ友付き合いではないでしょうか。
自分が気楽に付き合えるママ友との距離感を見つけてみましょう。
- ママ友がいなくても園・学校生活に支障はない
- ストレスなく付き合えるママ友は心強い味方になる
- ママ友がほしいときは身近な公園や児童館に足を運んでみて
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