© every, Inc.
【管理栄養士監修】離乳食中期の魚レシピ集|与えられる種類も紹介
離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)に与えられる魚の種類は?
離乳中期に与えられる魚の種類には、離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)から与えられる白身魚(たい、ヒラメ、カレイ)としらす干しと、離乳中期から与えられるようになる鮭、赤身魚(まぐろ・ツナ水煮缶・かつおなど)、かじきなどがあります。離乳中期から与えられる種類の魚は、白身魚に慣れてから与えましょう。
ヒスタミンの食中毒に注意
まぐろやかじきは鮮度が落ちると食中毒を引き起こす「ヒスタミン」という成分が生成される可能性があります。ヒスタミンは、調理時に加熱しても分解されません。
食中毒を防ぐためには鮮度のよい物を選び、鮮度が低下した恐れのある魚は食べないようにしましょう。
管理栄養士のひとこと
離乳食で初めての食材を与えるときは、初めて与える食材の種類は1日1種類とし、離乳食用のスプーンで1さじから与え、食物アレルギーの症状が出ないかを確認しましょう。異常がなければ1日ごとに1さじずつ量を増やしていきます。
万が一食物アレルギーの症状などの異常が出たときに受診しやすいように、与える時間は平日の午前中がよいでしょう。
魚の離乳食はぼそぼそとした食感になりやすいため、赤ちゃんが飲み込みやすくするためにおかゆに混ぜる、とろみをつけるなどの工夫をするとよいでしょう。
詳しい与え方などは下記の記事も参考にしてみてくださいね。
離乳中期から与えられる魚の離乳食レシピを動画で確認
白身魚
きほんの離乳食 白身魚 鯛(モグモグ期 生後7〜8ヶ月頃から)
たいを離乳食に使うときは、骨や皮がない刺身を加熱して作ると簡単に調理できます。
電子レンジで簡単に作れる方法も紹介しているので参考にしてみてくだあいね。「とろみの素」の作り方も紹介しています。
きほんの離乳食 カレイ(生後7〜8ヶ月頃から)
カレイを離乳食に使うときは、卵がある場合は除き、エンガワの部分も脂が多いので除きます。動画で取り除く部分や離乳食にしたときの刻む大きさの目安なども確認できるので参考にしてみてくださいね。
きほんの離乳食 しらす(生後7〜8ヶ月頃から)
しらす干しを離乳食に使うときは、塩分があるためお湯でゆでて塩抜きします。茶こしにしらすを入れて湯通しをするのでもよいでしょう。
刻むときは包丁を使うほかに、器の中で直接キッチンバサミを使って細かく切る方法も手軽でおすすめですよ。
きほんの離乳食 鮭(生後7〜8ヶ月頃から)
鮭を離乳食に使うときは、塩分が多い塩鮭ではなく、生鮭を使います。動画ではゆでて作る方法のほかに、電子レンジで作る方法も紹介しています。
赤身魚
きほんの離乳食 赤身魚-まぐろ-(生後7〜8ヶ月頃から)
まぐろを離乳食に使うときは、骨や皮がなくて便利な刺身を加熱して使うのがおすすめです。パサつきやすいので、動画の中で紹介している「とろみの素」でとろみをつけて食べやすくしましょう。
大活躍! 離乳食ツナ缶ストックの作り方(生後7〜8ヶ月頃から)
手軽に魚をとることができるツナ缶は、離乳食の便利食材のひとつです。離乳食に使うツナ缶は、油を使っていない「ツナ水煮缶」の、食塩不使用のタイプを選びます。
離乳食用に湯通しして刻んだあと、冷凍ストックしておくと便利ですよ。
アレルギーについての注意点
レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。
また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。
[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生
[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ
「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。
参考:
五十嵐隆(監修)、『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き』、公益財団法人 母子衛生研究会、2020年
サイベックスベビーカー当たる!
人気のベビーカー「サイベックス リベル」が当たるよ♪