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【管理栄養士監修】離乳食の初めての野菜は何がおすすめ?進め方も紹介

【管理栄養士監修】離乳食の初めての野菜は何がおすすめ?進め方も紹介

離乳食で初めて与える野菜の種類は何がよいのか疑問に思ったことはありませんか?今回の記事では離乳食の野菜のおすすめの順番や動画で見られる作り方などを紹介します。赤ちゃんの好みや気分もあるので、その時々の反応を見ながら進めましょう。
離乳食で初めて与える野菜の種類は何がよいのか疑問に思ったことはありませんか?今回の記事では離乳食の野菜のおすすめの順番や動画で見られる作り方などを紹介します。赤ちゃんの好みや気分もあるので、その時々の反応を見ながら進めましょう。

離乳食に使う初めての野菜は何がおすすめ?

離乳食に使う初めての野菜に決まりはありませんが、一般的に離乳食の本などでは、「にんじん」「かぼちゃ」などの、甘みがあり食べやすく、加熱するとやわらかくなり調理しやすいものがおすすめだといわれることが多いです。

上記のような野菜に慣れてきたら、同様に加熱するとやわらかくなり調理がしやすい「かぶ」「トマト」「だいこん」「じゃがいも」などもおすすめです。

これらの野菜にも慣れてきたら、「ほうれん草」「ブロッコリー」「玉ねぎ」「キャベツ」などの野菜も試してみるとよいでしょう。これらの野菜を離乳食に調理するときは、やわらかい部分を使ったり、水溶き片栗粉でとろみをつけるなどのポイントがあるので、下記で紹介するレシピ動画で作り方を確認してみてくださいね。

初めて食べる食材は、なめらかにすりつぶしたものを1さじから与え、10倍粥と同様に少しずつ食べる量を増やしていきますが、たとえばにんじんに慣れてきてかぼちゃを新しく取り入れる場合は、「食べ慣れたにんじんと、かぼちゃを1さじから与える」というようにすると、全体の食べる量を少しずつ増やしながら新しい野菜を取り入れることができますよ。

にんじん

「きほんの離乳食 にんじん」(生後5~6ヶ月頃から)

かぼちゃ同様に甘みがあり、赤ちゃんにとって食べやすい野菜です。加熱するとやわらかくなり調理もしやすいため、初めて離乳食を作るママ・パパにおすすめです。

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かぼちゃ

「きほんの離乳食 かぼちゃ」(生後5~6ヶ月頃から)

甘みのあるかぼちゃは赤ちゃんにとって食べやすい野菜です。調理もしやすいため、何から始めようか迷っているママ・パパにおすすめです。カットされたかぼちゃを使うと下処理の手間もはぶけます。

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かぶ

「きほんの離乳食 かぶ」(生後5~6ヶ月頃から)

かぶには甘みがありトロトロした食感なので離乳初期にぴったりの食材です。旬を迎える時期に取り入れてみるのはいかがでしょうか。

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かぶには甘みがありトロトロの食感なので離乳食初期にぴったりの食材です。

トマト

「きほんの離乳食 トマト」(生後5~6ヶ月頃から)

皮と種を取り除くことで離乳初期から食べさせることができます。トマトにはグルタミン酸といううまみの成分も含まれています。加熱することで酸味が和らぐので食べやすくなります。いろどりを添えたり、野菜に慣れてきた頃に酸味のあるトマトを加え、味に変化をつけてみるのもおすすめです。

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冷凍保存も可能です。

だいこん

「きほんの離乳食 だいこん」(生後5~6ヶ月頃から)

水分が多く淡白な味わいで離乳初期にぴったりの食材です。気になる辛みは加熱することで飛ばすことができます。

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水分が多く淡白な味わいで離乳食初期にぴったりの食材です。

じゃがいも

「きほんの離乳食 じゃが芋」(生後5〜6ヶ月頃から)

じゃがいもはなめらかに調理しやすいので離乳初期におすすめのいも類の1つです。水分量の目安など、ぜひ動画で確認してみてくださいね。

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ほうれん草

「きほんの離乳食 ほうれん草」(生後5~6ヶ月頃から)

緑があざやかなほうれん草も葉先を使えば離乳初期から食べられます。野菜に慣れてきた頃に取り入れてみましょう。

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ブロッコリー

「きほんの離乳食 ブロッコリー」(生後5~6ヶ月頃から)

ブロッコリーは穂先の部分を使えば離乳初期から食べられます。冷凍野菜でもよく見かけられる手に入りやすい野菜です。

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冷凍ストックもできますよ。

玉ねぎ

「きほんの離乳食 玉ねぎ」(生後5~6ヶ月頃から)

加熱するとやわらかく、ほんのり甘くなる玉ねぎも離乳食にはぴったりです。

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キャベツ

「きほんの離乳食 キャベツ」(生後5~6ヶ月頃から)

芯を取り除くことで離乳初期から食べられます。少し繊維質が多いので、慣れてきた頃に食べさせてみましょう。

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初めての野菜の与え方

離乳食で初めての野菜を与える場合、離乳食を開始して何日目から与えればいいのでしょうか?

決まった日数はありませんが、10倍粥に慣れてきた6日目頃を目安にしてみましょう。

はじめは、なめらかにすりつぶした野菜を1さじから与えます。万が一食物アレルギーの反応が出たときに原因の食材を特定しやすいように、初めての野菜は1日1種類ずつ与えましょう。

また、万が一食物アレルギーの反応などで体調が悪くなった場合にすぐ病院を受診できるように、初めての食材を与える時間は受診しやすい平日の午前などがよいでしょう。

2週目

10倍粥と同様に少しずつ食べさせる量を増やしてみましょう。このときも野菜はなめらかにすりつぶしたものを与えましょう。

初めて食べる野菜は引き続き1さじから与えます。たとえばにんじんに慣れてきてかぼちゃを新しく取り入れる場合は、「食べ慣れたにんじんと、かぼちゃを1さじから与える」というようにすると、全体の食べる量を少しずつ増やしながら新しい野菜を取り入れることができます。慣れてきたら少しずつ野菜の種類を増やしてもいいですね。

「にんじん」や「かぼちゃ」などの甘みがあり調理しやすい野菜に慣れてきたら、次に与える野菜は、調理がしやすい「かぶ」「トマト」「だいこん」「じゃがいも」などがおすすめです。

3週目以降

2週目と同様に、初めて食べる野菜は1さじから与え、食べられる種類を増やしていきましょう。

加熱するとやわらかくなる野菜にも慣れてきたら、次は「ほうれん草」「ブロッコリー」「玉ねぎ」「キャベツ」などもおすすめです。

管理栄養士のひとこと

離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)は、離乳食の舌ざわりや食感に慣れ、上手に飲み込めるようになることが目的の1つになる時期です。

赤ちゃんの好みやそのときの気分、体調などによって、食べる量や種類に差があることも多いですが、まだまだ必要な栄養は母乳や育児用ミルクから摂る時期なので、食べる量や栄養については気にしすぎず、ゆったりした気持ちで進めてみてくださいね。

参考:

五十嵐隆(監修)、『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き』、公益財団法人 母子衛生研究会、2020年

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