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【管理栄養士監修】お正月の離乳食レシピ・アイデア集|赤ちゃんも一緒に食べられる

【管理栄養士監修】お正月の離乳食レシピ・アイデア集|赤ちゃんも一緒に食べられる

お正月に食べる「おせち料理」「お雑煮」「もち」などには、赤ちゃんにとって食べるのが難しい食材もあります。どうすれば赤ちゃんと一緒にお正月料理を楽しめるようになるのでしょうか?この記事では赤ちゃんと一緒にお正月を楽しむための工夫を紹介します。
お正月に食べる「おせち料理」「お雑煮」「もち」などには、赤ちゃんにとって食べるのが難しい食材もあります。どうすれば赤ちゃんと一緒にお正月料理を楽しめるようになるのでしょうか?この記事では赤ちゃんと一緒にお正月を楽しむための工夫を紹介します。

お正月の離乳食レシピ

離乳食の進み具合によって食べられる食材や形態が異なります。本記事を参考にしてくださいね。

鏡もち風

もちは噛み切りづらく、のどにつまらせる恐れがあるので離乳食ではNGの食品です。

そのため、離乳食ではそれぞれの時期に合わせたおかゆを使って鏡もちに見立てましょう。

離乳初期(生後5~6ヶ月頃)、中期(生後7~8ヶ月頃)、後期(生後9~11ヶ月頃)では、それぞれの時期に合う形態のおかゆを鏡もちの絵を描くように平らな皿に盛りつけ、みかんの代わりににんじんやカボチャペーストを飾ると雰囲気が出ます。

離乳食が、離乳後期(生後9~11ヶ月頃)や完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)の軟飯を食べられるようになった頃であれば、軟飯を丸めて重ね、鏡もち風にすることができます。

みかんの代わりにはかぼちゃのマッシュ・ゆでほうれん草を飾ります。

おせちの「栗きんとん風」

なめらかに仕上がるさつまいもで代用できます。

離乳初期(生後5~6ヶ月)・中期(生後7~8ヶ月)では、さつまいもを加熱してなめらかにつぶしたものに、赤ちゃんが食べやすい固さになるよう水を加えてやわらかく仕上げます。

離乳後期(生後9~11ヶ月頃)は下記のレシピを参考にしてみてくださいね。

鏡もち・栗きんとん風のレシピはこちら!

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おせちの「伊達巻」

市販の伊達巻は味が濃く、離乳食には不向きです。手作りだと味の調整ができ安心です。

離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)以降のレシピを下記で紹介しているので参考にしてみてください。

おせちの「松風焼き」

生地に豆腐を加えるとしっとりやわらかく仕上がり、食べやすくなります。離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)以降のレシピを下記で紹介しているので参考にしてみてください。

伊達巻・松風焼きのレシピはこちら!

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もち風

もちは粘りが強くのどに詰まりやすいため、赤ちゃんには不向きです。離乳食ではおかゆなどをもちに見立てて代用しましょう。

離乳初期(生後5~6ヶ月頃)から

「紅白粥」

子どもの離乳の時期に合わせたおかゆ(白色)と、おかゆににんじんペーストを混ぜ込んだもの(紅色)を用意します。

器に市松模様になるよう盛り付けると縁起がいとされる紅白のおかゆになります。

離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)向け

「野菜で作るもち」

離乳完了期では、やわらかくて粘りが少ない野菜で作るもちもおすすめです。

レシピはこちら!

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離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)から

「きなこもち風」

甘みがあって食べやすいきなこを使ったレシピはおやつにもピッタリです。

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レシピはこちら

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お雑煮風

離乳期に合わせた形態・食材を使うことで赤ちゃんでも食べることができます。

離乳初期(生後5~6ヶ月頃)

「お雑煮風おすまし」

ペースト状の具材(にんじん・ほうれん草・じゃがいも)を器に盛ります。かつおや昆布のだしを水溶き片栗粉でとろみをつけてあんかけ状にし、盛り付けた具材の上にそっとかけます。

離乳中期(生後7~8ヶ月頃)から

「お雑煮風」

家族用のお雑煮の、もち以外の具材を離乳食に使用します。

具材をやわらかく煮たあと、離乳中期(生後7~8ヶ月頃)では3~5mm程度、後期(生後9~11ヶ月頃)では5~8mm程度、完了期(1歳~1歳6ヶ月)では1cm程度にきざんで器に盛りつけます。

大人用にもちを加えるときは、離乳食に入らないように離乳食に使う分を取り分けたあとにしてください。

完了期では丸めた軟飯をもち代わりにして器に入れてもよいでしょう。その上に雑煮用の汁をかけます。

味の濃さが気になる場合は家族用の汁をだしやお湯でのばして活用しましょう。

お汁粉風

鏡開きの日などで食べられるお汁粉を離乳食へアレンジしたレシピです。離乳中期(生後7~8ヶ月)以降で食べられます。

離乳中期(生後7~8ヶ月頃)

「お汁粉風小豆粥」

小豆をゆでて裏ごしし、皮を取り除きます(市販のゆで小豆だと皮も一緒に裏ごしされてしまい、中期の赤ちゃんでは食べにくくなります)。裏ごしした小豆とおかゆを一緒に混ぜます。

離乳後期(生後9~11ヶ月頃)から

「お汁粉風小豆粥」

後期以降を目安に小豆の皮も食べられるようになるため、市販のゆで小豆が活用できます(ただし、砂糖や食塩無添加のものを選びましょう)。

ゆで小豆をつぶし、おかゆに混ぜ込みます。離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月)であれば軟飯を丸めたものをもちに見立て、つぶしたゆで小豆をかけてもよいでしょう。

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鯛は「めでたい」につながる縁起のよい魚です。くせのない白身はやわらかく、赤ちゃんでも食べやすいです。正月料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。

レシピはこちら

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レシピ以外でできる、お正月を楽しむ工夫

準備が大変で余裕がなくお正月料理まで手が回らない場合もあると思います。

普段どおりの食事でも、盛り付けに使う食器などを変えるだけで、お正月気分を楽しむことができますよ。

たとえば、100円ショップなどで売っている黒塗りまたは内側が朱色の食器やお盆を使ったり、ランチョンマットに和紙などを使ったりしても雰囲気が出ます。赤ちゃんと一緒にオリジナルのお正月を楽しんでください。

参考:五十嵐隆(監修)、『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き』、公益財団法人 母子衛生研究会、2020年

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