【管理栄養士監修】離乳食の手づかみ食べ|はじめる月齢やおすすめレシピは?
離乳食の手づかみ食べはいつから?
カミカミ期・離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)が目安
離乳食の手づかみ食べは、離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)から盛んになってきます。
手づかみ食べをはじめる時期には個人差があり、生後8ヶ月頃からはじめる赤ちゃんもいれば、1歳を過ぎてはじめる赤ちゃんもいます。焦らなくて大丈夫なので、無理強いはせず、温かく見守りましょう。
子どもが自分から興味を持ってごはんに手を伸ばしたり触りはじめたりしたら、手づかみ食べしやすい離乳食を与えてみてもよいかもしれません。
野菜スティックやおにぎり、パンなどが手づかみをはじめたばかりの子どもには持ちやすく、食べやすくてよいでしょう。
食べ物を触ったり握ったりすることで、食べ物への関心や自分で食べたいという意欲につながります。
手づかみ食べとは
手づかみ食べは赤ちゃんの発育や発達のために積極的に行いたい食行動です。
食べ物を目で確かめて、手や指でつかみ、口まで運んで入れるという、目と手と口の「協調運動」です。
お皿の中の食べ物を手でかき回したり、床に落としたり、食器をひっくり返したりなど、遊んでばかりで食べないこともあり、ママ・パパにとっては大変な時期かもしれません。
エプロンをつけたり、テーブルの下に新聞紙やビニールシートを敷いたり、汁物は少なめに入れたりなど、後片付けがしやすいように工夫をしましょう。
もしも遊んでばかりでほとんど食べずに、離乳食の時間が長くかかるときは、遊びと食事の区別をつけるために、食事時間は30分くらいで切り上げましょう。
離乳食の手づかみ食べはいつまで?
パクパク期・離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)が目安
個人差はありますが、子どもがスプーンやフォークを使いはじめるのは離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)が目安です。
スプーンやフォークを使って食べることは、手づかみ食べよりもさらに難しい動きをすることになります。
手づかみ食べが上手になったらスプーンから使ってみるとよいでしょう。
自分でスプーンやフォークを使って食べられるようになると、手づかみ食べは少しずつ減ってきます。
個人差がありますが、3歳頃まではスプーンやフォークと手づかみ食べのどちらもすることがあります。
スプーン・フォークの使い方は発達とともに変化する
スプーンやフォークの持ち方や手の動かし方は、子どもの発達とともに変化していきます。
はじめは大人と同じ持ち方でなかったり食べこぼしてしまうことが多かったりしますが、経験を重ねることでだんだん上手くなっていきます。
子どもの「自分で食べたい」という意欲を優先してあげましょう。
フォークなどを与えるときは注意
赤ちゃんがのどを突いてしまわないように、フォークやスプーンを渡したら必ず大人がそばについて見守りましょう。
離乳食の手づかみ食べをしないときは
手づかみ食べをしないときについての記事はこちらを参考にしてください。
おすすめの手づかみメニュー
MAMADAYSでは、おにぎりやおやきなどの主食、豆腐や卵、かぼちゃなどを使ったおかずやおやつなど、手づかみ食べができる離乳食レシピを月齢別に紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
カミカミ期・離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)からのレシピ
ごはん・パンなどの主食系の手づかみレシピ
おかず系の手づかみレシピ
おやつ系の手づかみレシピ
パクパク期・離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)からのレシピ
ごはん・パンなどの主食系の手づかみレシピ
おかず系の手づかみレシピ
おやつ系の手づかみレシピ
保育園で定番のマカロニのおやつを2種類ご紹介します。
簡単に作れるのでぜひお試しください!
上記であげた以外にもMAMADAYSではさまざまな離乳食の手づかみレシピを紹介しています。
離乳食でいろいろな食材を食べられるよう、レシピに迷ったらぜひ活用してくださいね。
手づかみ食べの離乳食献立を考えよう
1歳前後の手づかみ食べの時期に、離乳食の献立に悩むママ・パパ向けにMAMADAYSでは手づかみ食べの時期の1日分の献立やレシピ動画などを月齢別に紹介しています。
困ったときは参考にしてみてください。
MAMADAYS管理栄養士のひとこと
冷凍できる離乳食はまとめて作ってストックしておくと、電子レンジで加熱してすぐに食卓に出せるので便利ですよ。
- 手づかみ食べは赤ちゃんの発育・発達に大切
- 汚れてもいいように一工夫して、赤ちゃんの「食べる意欲」を尊重してあげる
- 手づかみ食べレシピはたくさん!いろいろな食材を楽しもう!
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写真提供:ゲッティイメージズ
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