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着床出血の量はどのくらい?生理とどう違う?見分け方や体験談なども紹介

着床出血の量はどのくらい?生理とどう違う?見分け方や体験談なども紹介

妊娠初期に起こる着床出血はごく少量であることが多く、気づかないこともよくあります。

そこでこの記事では、着床出血の量について、生理と比較しながら解説します。

実際の体験談やQ&Aなども紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

妊娠初期に起こる着床出血はごく少量であることが多く、気づかないこともよくあります。

そこでこの記事では、着床出血の量について、生理と比較しながら解説します。

実際の体験談やQ&Aなども紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

着床出血の量はどのくらい?

着床出血の量はどのくらい?生理とどう違う?見分け方や体験談なども紹介

着床出血は、少量の出血で治まることがほとんどで、基本的にはおりものシートを使用する程度で十分です。

生理と比べて出血量がかなり少ないのが特徴。血の塊が出ることもなく、少量の出血がおりものに混ざる程度で済みます。

期間も短く、1〜2日程度で自然に治まることが多いです。

着床出血と生理は出血量にどんな違いがある?

着床出血の量はどのくらい?生理とどう違う?見分け方や体験談なども紹介

着床出血は、生理に比べ出血量がかなり少ない傾向があります。

着床出血は少量で、おりものシートで十分対応できる程度です。

一方、生理の出血量は多く、赤色の鮮血や、やや黒っぽい血が出ることが一般的。個人差はありますが、量が多いときは生理用の大きめのナプキンが必要です。

出血する期間も、生理の出血は数日から1週間前後続くのに対し、着床出血は1〜2日で治まることがほとんどです。

着床出血か生理かを判断するためには、妊娠検査薬を使うとよいでしょう。陽性が出た場合は妊娠している可能性があるので、産婦人科を受診してください。

着床出血の量が生理並みに多いことはある?

着床出血の量はどのくらい?生理とどう違う?見分け方や体験談なども紹介

着床出血の量が生理並みに多くなることはほとんどありません

着床出血は少量かつ短期間で治まることがほとんどなので、出血が多く・長く続く場合は、生理やほかの原因が考えられます。

通常の生理と異なる出血が続く場合は、早めに医師に相談しましょう。特に、強い痛みや不快感をともなう場合は、病気やリスクがひそんでいる可能性もあります。早めに病院を受診してくださいね。

出血量が多いときに考えられる原因

  • 絨毛膜下血腫

    絨毛膜と子宮内膜の間に着床出血が溜まり、血の塊になってしまうことです。血腫が大きいと大量に出血する場合があります。

  • 異所性妊娠(子宮外妊娠)

    子宮ではない場所に着床してしまうことです。出血量がだんだん増えたり、いきなり大量に出血したりすることがあります。

  • 切迫流産

    流産の可能性が高い状態のことを切迫流産といいます。出血量は少量〜大量で、腹痛を伴うこともあります。

  • 早期流産

    妊娠22週未満に流産してしまうことです。出血量には個人差がありますが、大量の出血を起こす場合もあります。

  • 前置胎盤

    胎盤が通常よりも低い位置にできてしまい、子宮口がふさがれている状態です。突然大量に出血することがあります。

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着床出血で血の塊が出ることはある?

着床出血の量はどのくらい?生理とどう違う?見分け方や体験談なども紹介

着床出血の色や量には個人差がありますが、血の塊が出ることはほとんどありません

血の塊が出る場合は、着床出血ではなく別の原因で出血している可能性があるため、速やかに医師に相談してください。

着床出血の量はどうだった?先輩ママの体験談

着床出血の量はどのくらい?生理とどう違う?見分け方や体験談なども紹介

トモニテ編集部では、妊娠を経験した女性を対象に、着床出血に関するアンケートを実施しました。

着床出血の量について調査したところ「とても少なかった」と回答した人が12人で、着床出血があった人のなかでは最も多い結果に。

次いで多かったのは「少なかった」で9人、「普通(生理と同じくらい)」で1人でした。

着床出血は少量であるケースがほとんどで、多量に出血することはまれであるといえます。

具体的な量について尋ねると、以下の回答が寄せられました。

先輩ママ
先輩ママ
1㎝あるかないかくらい

ブタゴリラさん/30代/パート・アルバイト/近畿地方在住/1児のママ
先輩ママ
先輩ママ
終わりかけの生理くらい

ちょちょちょさん/30代/パート・アルバイト/関東地方在住/2児のママ
先輩ママ
先輩ママ
パンティライナーに収まる程度。

まままさん/30代/パート・アルバイト/中部地方在住/2児のママ

着床出血はごく少量で、生理のように多く出血することはほとんどないといえそうです。

アンケート実施概要

実施日:2024年8月7日から8月21日

実施媒体:クラウドワークス

対象:妊娠を経験した女性

回答者数:84名

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着床出血に関するQ&A

着床出血は妊娠初期のサインとして知られていますが、その特徴については詳しく知らない!という人もいるでしょう。

ここでは、着床出血に関して多く寄せられる質問と回答を紹介します。

着床出血の見た目はどんな感じ?

  • 薄いピンク色や茶色で、ごく少量であることが多いです

    着床出血は妊娠初期に少量の出血が見られる現象です。着床出血の色は薄いピンク色か茶色が一般的。おりものに血が混じる程度のこともあるようです。量も少なく、数滴程度からティッシュに少しつく程度の場合もあります。生理のような鮮やかな赤色の血が大量に出てくることはほとんどなく、おりものシートなどで対処できることが多いでしょう。

着床出血はいつ起こる?

  • 受精から1週間後が目安です

    着床出血は、一般的に受精後1週間前後に起こるとされています。性行為から受精卵になるまでも数日かかる場合があるため、性行為をしてから1〜2週間程度のタイミングであらわれると考えましょう。着床出血が見られるタイミングはちょうど生理予定日に近いため、生理と間違えることもよくあります。

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着床出血に痛みはある?

  • 痛みを感じることはほとんどない。生理痛に似た軽い痛みを感じることも

    着床出血が見られても、痛みがないことがほとんどです。しかし、人によっては生理痛に似た軽い痛みや違和感がともなうことがあります。数日で治まるのであれば問題ありません。しかし、強い痛みや持続する不快感がある場合は要注意。病気などのリスクがひそんでいることがあるので、異常を感じたら早めに医師に相談しましょう。

着床出血だと思ったら何をすればいい?

  • 出血の状態を確認し、妊娠検査薬を使用する・医師に相談するなどの行動を

    まずは出血の状態を確認しましょう。出血が少量で痛みをともなわない場合は、特に心配する必要はありません。着床出血の可能性があるので、適切な時期に妊娠検査薬を使用して妊娠の可能性を確認しましょう。陽性が出たら、産婦人科を受診してくださいね。陰性でも不安なことがあれば医療機関に相談しましょう。一方、出血が数日間続く・明らかに量が多い・強い痛みがある、などの場合は、着床出血ではなく別の原因が考えられます。すぐに医師に相談してください。

着床出血は少量のことが多い!気になったら妊娠検査薬や病院で調べよう

着床出血の量はどのくらい?生理とどう違う?見分け方や体験談なども紹介

着床出血は生理に比べて量がかなり少なく、1〜2日程度で治まるのが特徴です。

軽い腹痛や不快感をともなうことがありますが、ほとんどは無痛で、日常生活に支障をきたすほどの痛みを感じることはほとんどありません。

着床出血のような出血が見られたら、妊娠検査薬や病院で妊娠しているかを確認してくださいね。

一方、出血の量が多かったり、痛みが強かったりする場合は、着床出血ではなく病気の可能性もあります。早めに医師に相談しましょう。

  • 着床出血はごく少量。1〜2日程度で治まることがほとんど
  • 生理のような出血量になることはまれ。大量出血の場合は病気などの可能性も
  • 着床出血は性行為から1〜2週間程度のタイミングで見られる傾向がある
  • 着床出血はほとんどが無痛。軽い生理痛のような痛みを感じる場合も
  • 着床出血かも?と思ったら妊娠検査薬や病院で早めに検査を

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