トモニテ
着床出血の見た目は?生理と見分けるポイントや特徴を実体験とともに解説

【医師監修】着床出血の見た目は?生理と見分けるポイントや特徴を実体験とともに解説

妊娠を待ち望んでいる人のなかには「着床出血の見た目ってどんな感じなんだろう?」と気になっている人もいるでしょう。

この記事では、着床出血の色や量、性状など見た目の特徴を詳しく解説します。生理との違いや注意が必要な出血、着床出血以外に考えられる出血の原因も紹介するので、着床出血について知りたい人はぜひ参考にしてくださいね。

妊娠を待ち望んでいる人のなかには「着床出血の見た目ってどんな感じなんだろう?」と気になっている人もいるでしょう。

この記事では、着床出血の色や量、性状など見た目の特徴を詳しく解説します。生理との違いや注意が必要な出血、着床出血以外に考えられる出血の原因も紹介するので、着床出血について知りたい人はぜひ参考にしてくださいね。

着床出血の見た目はどんな感じ?

着床出血の見た目は?生理と見分けるポイントや特徴を実体験とともに解説

着床出血の見た目の特徴が気になっている人もいるでしょう。ここでは、着床出血の色、量、性状について確認していきます。

着床出血の色

着床出血の色は、一般的にピンク色や赤色、茶色です。出血してから血液が体の外に排出されるまでの時間によって色が変化します。

出血したばかりの血液がおりものなどに混ざると、薄いピンク色に見えることもあります。

記事サムネイル
関連記事
この記事では、着床出血の色をメインに見た目の特徴について解説します。先輩ママの体験談、Q&Aも紹介するので、着床出血に不安を抱えている人は参考にしてください。

着床出血の量

着床出血の量はごく少量です。下着に軽くにじむ程度や、トイレットペーパーにうっすらとつく程度の場合がほとんど。

また、出血する期間も短く、1〜2日で終わることが一般的です。

記事サムネイル
関連記事
この記事では、着床出血の量について解説します。生理との見分け方や量が多い場合に考えられることなども紹介しているので、着床出血について知りたい!という人はぜひチェックしてみてくださいね。

着床出血の性状

着床出血は、サラサラしているのも特徴です。

生理では、血液の塊が見られることがありますが、着床出血で血の塊が出ることはありません。

着床出血と生理の見た目の違いは?

着床出血の見た目は?生理と見分けるポイントや特徴を実体験とともに解説

着床出血は生理予定日前後にみられるため、生理と勘違いすることもあります。

ここでは、着床出血と生理の性質や見た目の違いについて、チェックしていきましょう。

色の違い

着床出血は一般的に薄いピンク色や赤色、茶色のことが多いです。

一方、生理時の出血は通常赤々とした鮮血や黒っぽい赤色で、時間が経つと酸化して茶色に変わります。

量の違い

着床出血は少量であることが多く、おりものシートで対応できることがほとんどです。

一方、生理出血は量が多く、1日に何度もナプキンやタンポンを交換しなければならない場合もあります。

「着床出血かも」と思ったら?

着床出血の見た目は?生理と見分けるポイントや特徴を実体験とともに解説

着床出血かもしれないと思ったら、以下のことを行いましょう。

妊娠検査薬を使う

着床出血の可能性がある場合は、妊娠検査薬を使って妊娠の可能性をチェックしましょう。

妊娠検査薬は、尿をかけるだけで妊娠しているかを判定できる市販薬です。一般的には生理予定日の1週間後以降に使用することが推奨されているので、適切なタイミングで検査をしましょう。

記事サムネイル
関連記事
妊娠検査薬をいつから使ってよいのか悩んだ場合、生理予定日の1週間後に検査をするとよいでしょう。妊娠検査薬を正しく使用すれば、約99%の確率で正確な結果がわかりますよ。この記事では、妊娠検査薬の正しい使い方やタイミングを解説します。

産婦人科を受診する

妊娠検査薬で陽性が出たら、産婦人科を受診しましょう。病院で胎嚢と赤ちゃんの心拍が確認できれば、妊娠が確定します。

陰性が出た場合でも、気になることがある場合は医療機関を受診しましょう。

注意が必要な出血の見た目とは?

着床出血の見た目は?生理と見分けるポイントや特徴を実体験とともに解説

出血の量が多い・鮮血が出ている場合、着床出血ではなく生理や病気が原因である可能性があります。

特に、通常の生理と異なり、出血量が多い・鮮血が見られる場合は、自己判断せずに医師に相談しましょう。

出血量が多い

出血量が多い場合、生理のほか流産や異所性妊娠(子宮外妊娠)などの可能性があります。

生理ではないのに出血が続いたり、大量に出血したりする場合は、早めに医師に相談して適切な処置を受けましょう。

出血量が多い場合に考えられるリスク

  • 絨毛膜下血腫

  • 異所性妊娠(子宮外妊娠)

  • 前置胎盤

  • 切迫流産

  • 早期流産

鮮血が出ている

生理ではないのに鮮血が見られる場合も、流産や異所性妊娠(子宮外妊娠)、子宮頸がんなどの病気が考えられます。

鮮赤色の出血が見られたら、すぐに医師に相談しましょう。

鮮血が出た場合に考えられるリスク

  • 絨毛膜下血腫

  • 異所性妊娠(子宮外妊娠)

  • 切迫流産

  • 早期流産

  • 子宮頸がん

出血したときの対処法は?

着床出血の見た目は?生理と見分けるポイントや特徴を実体験とともに解説

「着床出血でも生理でもなさそう」と感じたら、以下の対応をとりましょう。

出血の状態をチェックする

まずは出血の状態を確認します。以下のポイントに注目してチェックしておくと、医師に状況をスムーズに伝えやすくなりますよ

出血のチェックポイント

  • 出血の色

    鮮血、ピンク、茶色など

  • 出血の量

    おりものに血が混ざる程度、ティッシュにつく程度、整理と同程度など

  • 出血している期間

    いつから、何日間(何時間)続いているか

ほかに気になる症状がないか確認する

腹痛や倦怠感、発熱、吐き気など、気になる症状がないかもチェックしましょう。

症状によっては、早めの対処が必要なケースもあります。特に、強い痛みがある場合や痛みが長く続く場合は、すぐに病院を受診するようにしましょう。

着床出血かも?と思ったら見た目やほかの症状をチェックしよう

着床出血の見た目は?生理と見分けるポイントや特徴を実体験とともに解説

着床出血は、ピンク色・赤色・茶色などを帯びており、ごく少量であることがほとんど。鮮赤色や濃い赤色の経血が大量に出る生理とは、見た目の特徴が異なります。

ただし、着床出血や生理以外の原因で出血することもあるので、出血があった際は状態をよくチェックしましょう。ほかの症状がないかも確認したうえで、必要に応じて医師に相談してくださいね。

着床出血かも?と思ったら、適切な時期に妊娠検査薬を使い、産婦人科を受診しましょう。

  • 着床出血の見た目は、生理と異なる点が多い
  • 一般的に着床出血はピンク色や茶色でごく少量であることがほとんど
  • 出血量が多い・鮮血が出る場合、着床出血以外の原因も考えられる
  • 出血があったら色・量・出血している期間をチェックしよう
  • 着床出血の可能性があるなら、妊娠検査薬の使用と産婦人科の受診を!

【注意事項】
本記事は公開時点での情報となります。
本記事は妊娠中の方への情報提供を目的としており、診療を目的としておりません。
本サイトでは正確な情報を提供できるよう最善を尽くしておりますが、妊娠期の母体の状態は個々人により異なるためすべての方に適用できるものではございません。
本サイトの記事中で紹介している商品やサービスは編集部が選定しております。記事の監修者が選定・推奨したものではありません。
記事の一部では妊娠中の方から寄せられた体験談を紹介しておりますが、個人の実体験に基づいており医学的根拠があるものとは限りません。専門家の見解と異なる意見も含まれるためご注意ください。
掲載情報に基づく判断はユーザーの責任のもと行うこととし、必要に応じて適切な医療機関やかかりつけの病院などに相談・受診してください。

ストアへのリンク