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離乳食中期のレシピ集!主食・主菜・副菜のバランスをとろう
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離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)の進め方
離乳食中期(モグモグ期)は生後7~8ヶ月頃から始まり、1日2回離乳食を与えて、食事のリズムをつくっていきます。
生後7~8ヶ月はまだ母乳や育児用ミルクを飲んでいる子もいる月齢です。どうやって離乳食と母乳や育児用ミルクを並行して進めていくか悩んでしまうかもしれません。
離乳食を与える前に母乳や育児用ミルクを与えてしまうと、おなかがいっぱいになって離乳食を食べなくなってしまう可能性があるので、できるだけ母乳も育児用ミルクも、離乳食後に与えるのがポイントです。
離乳食中期の母乳・育児ミルクの与え方について詳しくはこちらの記事で解説しています。
初めての食材は食物アレルギーに注意
初めて使う食材は食物アレルギー反応が起きないか確認するために、離乳食用スプーンひとさじからあげるようにしましょう。また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関に受診できる時間に与えるようにしてください。
食物アレルギー反応が出やすい食材は主にたんぱく質を含む食材ですが、果物などでも食物アレルギーを引き起こすこともまれにあります。離乳食を安心して進めるために、初めて使用する食材は少量から始めるようにして、赤ちゃんに食物アレルギー反応が起きていないか確認しましょう。
離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)の献立の立て方
ここからは離乳食中期の食事を与える時間の間隔と献立について説明します。
離乳食中期は1日2回ですが、1回目と2回目の間隔は4時間以上空けて、できるだけ決まった時間に与えるのが望ましいです。
また、与えられる食材のバリエーションが増えてくるので、3つの食品グループを取り入れた栄養バランスのとれた献立を立てられるようになります。
■3つの食品グループ
- 7倍粥などの「エネルギー源」(主食)
- 野菜や果物などの「ビタミン・ミネラル源」(副菜)
- 納豆や卵、肉、魚などの「たんぱく質源」(主菜)
栄養面だけでなく、さまざまな食材の味や食感を楽しめるように、徐々に与える食材を増やしてみましょう。
また、献立を考える際は離乳食の量も考えなければなりません。赤ちゃんの体格や食欲、その日の気分や体調によって食べる離乳食の量は異なることがあります。
以下の記事で、離乳食中期の一般的な量が確認できますが、あくまで目安として参考にしてください。
離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)のレシピ紹介
ここからは離乳食中期のレシピを紹介します。
離乳食初期より使える食材が増えるので、離乳食中期のレシピのバリエーションも広がります。
管理栄養士が監修しているので、栄養バランスのとれたレシピが沢山ありますよ。ぜひお好みのレシピを見つけてみてくださいね!
ここで紹介するレシピは主食・主菜・副菜ごとに分けて紹介しています。気になる食品やレパートリーを増やしたい食品があれば、それぞれのレシピをぜひチェックしてみてくださいね。
主食のレシピ
主食はおもに炭水化物が中心です。
離乳食中期の主食はおかゆのほかにパンやうどん、マカロニなど小麦粉が原料の食材も使えるようになります。
ただし小麦粉は食物アレルギーを引き起こす可能性がある食材なので、初めて与える際はレシピよりも少量にしましょう。
おかゆは鍋で作るレシピと電子レンジで作るレシピがあります。鍋の場合、大量に作って小分けして冷凍保存することが可能です。
もち米やうるち米から作られる米粉はとろみがあるのが特徴です。簡単にペースト状のおかゆを作ることができますよ。離乳食にはうるち米から作られた米粉を使いましょう。
離乳食にパンを使うことがなかなかイメージしづらい人もいるかもしれません。こちらのレシピは、モグモグできるようになってきた赤ちゃん向けに食べやすくしたレシピなのでぜひ参考にしてくださいね。
うどんはどれくらいの柔らかさにするべきか、長さはどれくらいか悩む場合もあるかもしれません。気になるポイントを踏まえながら、ゆでうどん、乾燥うどんそれぞれの作り方を紹介しています。
離乳食で使いやすいそうめん。ゆでたときにうどんよりもやわらかくなるのがはやいのが特徴です。
そうめんには塩分が多く含まれているのでしっかり塩抜きしましょう。小麦粉が含まれているので食物アレルギーに注意。
パスタを離乳食で使うには、固さを取り除くことが重要になります。レシピを通して適切な柔らかさをお伝えしています。また、パスタの原材料は小麦のほか、卵を含むものもあるので食物アレルギーに注意しながら与えましょう。
マカロニは小麦から作られており、炭水化物に分類されるので、ごはんやうどんなどと同様に主食として与えられます。冷凍保存もできるのでストックしておくと便利ですよ。
オートミールはオーツ麦が原料で、お米と同じ主食の仲間。少量で手軽に調理に使えるので、大量に作って冷凍常備しておくと便利な食材です。離乳食に使うのは調理しやすくて味がついていないクイックオーツがおすすめです。
小麦粉で離乳食にとろみをつけられる
離乳食のとろみ付けで定番なのは片栗粉ですが、片栗粉がないときは小麦粉でもとろみをつけることができます。
小麦粉は水分とあわせるととろみが付くので、おかゆに混ぜるとまろやかな食感になるので飲み込む力が弱い赤ちゃんは食べやすくなりますよ。
小麦粉の食物アレルギー反応を確認したい場合は、おかゆに少量の小麦粉を加えて与えてみるとよいでしょう。
問題がなければホワイトソースやスープのとろみ付けなどにも使えるようになるので、離乳食のレパートリーが増えますよ。
主菜のレシピ
主菜はたんぱく質が豊富に含まれる肉や魚、卵や大豆などを主な材料とする料理です。
離乳食中期では脂身の少ない鶏のささみや胸肉、赤身魚、大豆や卵も与えられるようになります。食物アレルギー反応がないか必ず確認をしてから離乳食に取り入れるようにしましょう。
■魚のレシピ
離乳食中期の魚は、脂質がやや多い白身魚や赤身魚を与えられるようになります。缶詰の魚も離乳食で使えるようになりますが、塩分が多く含まれているのでできるだけ減塩のものを選ぶようにしましょう。なお、離乳食後期になると青皮魚を取り入れることができるようになります。
まぐろは初めての赤身魚にぴったりな食材です。まぐろそのものだけで食べづらそうだったら、とろみを加えたりほかの食材とあわせてみてくださいね。
ほっけは白身魚の中でも、脂身がやや多い食材です。ほっけの開きや干物には塩分が多く含まれているので、離乳食では生ほっけを使用しましょう。
缶詰の魚を離乳食で使えたら、調理が楽だと思う人もいるかもしれません。缶詰の魚は塩分が多いため、できる限り減塩のものを使用しましょう。熱湯でしっかり塩抜きするのがポイントです。
生鮭は電子レンジでも調理ができて気軽に試せる白身魚です。生鮭を離乳食で使う際は、骨や皮が混じらないように気を付けましょう。
かつおは赤ちゃんの成長に欠かせない鉄分やたんぱく質、DHAやEPAなどの栄養素を含む食材です。加熱すると身が固くなるのでとろみをつけて食べやすくしましょう。
■肉のレシピ
離乳食中期から肉を与えられるようになります。まずは脂身の少ないささみなどから始めましょう。魚や豆腐などほかの主菜に慣れてから与えてください。
豚肉や牛肉などは離乳食後期から取り入れられるようになります。
豆腐や白身魚が食べられるようになったら、次のステップとしておすすめなのが脂身の少ない鶏ささみです。筋を取り除くのを忘れないようにしましょう。
鶏むね肉は良質なたんぱく質が含まれ、脂肪分が少ない食材です。離乳食に使用する際は、皮と脂肪がついている部分は取り除きます。鶏ささみに慣れてから鶏むね肉を与えましょう。
鶏ひき肉は鶏肉を細かく挽いてあるため調理しやすく、離乳食にも取り入れやすい食材です。大量に冷凍ストックをしておけばスープやあんかけなど、さまざまな離乳食に使えますよ。
■卵・豆腐・その他のレシピ
卵はアレルギー食品なので与えるのが心配かもしれません。このレシピは徐々に離乳食に卵を取り入れていくためのステップを紹介しているので、参考にしてくださいね。
豆腐は淡白で消化がよく、離乳食として使いやすい食材です。離乳食の豆腐は冷凍ストックしておくと便利ですが、そのまま冷凍すると水分が抜けてスポンジのような食感になってしまうので冷凍する場合はペースト状にして活用しましょう。
高野豆腐は豆腐を凍結、熟成、乾燥させたものです。
離乳食中期のレシピでは、使うときにすりおろして水やだし汁に混ぜて、とろみが付いてくるまで煮ます。高野豆腐にはたんぱく質やカルシウム、マグネシウム、鉄分などの栄養素が含まれており、すりおろしても調理してからでも冷凍保存できるので便利な食材です。
たんぱく質を豊富に含む麩(ふ)。すりおろして使うと簡単にとろみ付けできたり、水で戻して煮たりと調理方法はさまざまです。麩は日持ちする食材なので、家庭に常備しておくといつでも使えて便利。
卵の進め方は?
離乳食中期になると全卵を与えられるようになります。しかし、卵は食物アレルギー反応が出やすい食材なのでいきなり全卵で与えるのはNGです。離乳食中期では、まずは固ゆで卵の白身を少量与えて様子を見ましょう。
離乳食中期まで卵を与えたことがない場合は、黄身から始めます。卵の与え方はこちらの記事で詳しく説明しているので、参考にしてくださいね。
副菜のレシピ
副菜は野菜や果物が中心です。ビタミンやミネラルなどの必須栄養素が豊富なので、少しずつ赤ちゃんに与えていきましょう。離乳食にする際は、皮や種をしっかり取り除くこと、食べやすいようにとろみをつけることを忘れずに。
かぼちゃは皮をつけたまま加熱すると、皮がむきやすく調理の手間が省けますよ。かぼちゃは甘みが強く、ほくほくとやわらかくなるので離乳食におすすめの野菜です。
キャベツの芯の部分は固いため、加熱しても赤ちゃんが食べづらい可能性が。加熱前に取り除くようにしましょう。
にんじんは皮をむき、大きめの輪切りにしてから加熱すると柔らかくなりやすく甘みがでるので離乳食にぴったり!
枝豆はたんぱく質、カリウム・ビタミンCを含む栄養満点の食材です。離乳食として使用する際は、薄皮をむいてから細かくしましょう。そのまま与えると誤嚥の危険があるので、必ずつぶして使いましょう。
バナナは甘くて食べやすい食材ですが、食材のとろみづけにも使える食材なので、離乳食作りに重宝します。皮をむかない状態ならラップに包んでつぶして与えることもできるため、外出先の食事にすることもできて便利です。
適度な甘みがあり、食べやすい食材です。しかし、生のりんごは固く、すりおろしても繊維質が残りやすいため喉に詰まりやすいです。離乳食完了期までは加熱したものを与えましょう。
ぶどうは種と皮をしっかり取り除いてから、離乳食に使います。果肉は弾力が強いため、しっかり刻んでピューレ状にするようにしましょう。
大人が食べる様に丸い形状のまま与えると誤嚥の危険性があるので注意が必要です。
ヨーグルトやパン粥などのトッピングにしやすいいちご。冷凍保存しておけば、離乳食の甘味や彩りの追加に役立ちますよ。
食材を組み合わせたおすすめのレシピ
食材単体に慣れたら、食材を組み合わせたレシピにも挑戦してみましょう。
青菜をあまり食べてくれないということはありませんか?甘味のあるバナナでとろみを加えることで、食べやすくなるかもしれませんよ。豆腐も入っているのでたんぱく質もバッチリです。
とろみ付けといえば片栗粉なのですが、じゃがいもを使うこともできます。じゃがいもをつぶして加えることで簡単に離乳食にとろみが加わりますよ。かぶの甘みで食べやすく、味を付ければ家族も美味しく食べられる離乳食のスープをご紹介します。
「とろみ付けが面倒」と思っている人は、ぜひバナナを使いましょう。しかもバナナの甘みととろみで苦手な野菜も食べやすくなります。パン粥なので作りたいときにさっと作れますよ。
トマトなど酸味のある野菜が苦手な赤ちゃんもいるかもしれません。解決策としてカッテージチーズを加えてみてはどうでしょうか。味がまろやかになり食べやすくなりますよ。また、カッテージチーズはたんぱく質も含まれています。
実は、片栗粉や先ほど紹介したじゃがいも・小麦粉だけではなく、麩でもとろみをつけられるんです。鶏むねひき肉とあわせて、パクパクたんぱく質がとれる一品になりますよ。
そら豆はたんぱく質や鉄、ビタミンB1を含む食材です。すりつぶしておかゆに混ぜるとポタージュの様になって食べやすくなりますよ。そら豆はさやから出して空気に触れると固くなってしまうため、できるだけさやつきのそら豆を購入しましょう。
赤ちゃんの体に蓄えられている体に必要な鉄は、生後5ヶ月頃から減少し始め、生後6ヶ月頃から鉄が不足した状態になりやすいといわれています。鉄を多く含むほうれん草で補いましょう。
大豆を炒って粉末状にしたきな粉は、離乳食中期の頃から取り入れることができます。粉末状なのでそのまま与えると気管に入ってしまう危険性があるため、ほかの食材と混ぜて粉っぽさをなくしましょう。大豆なのでたんぱく源にもなり、常備しておくと便利な食材です。
節分におすすめの離乳食レシピ。納豆、にんじん、ほうれん草と栄養バランスがとれた一品です。きっと子どもも喜びますよ!
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離乳食中期から色々な食材を取り入れてみよう
離乳食中期は離乳食初期よりも食事回数や食べられる食材の種類も増え、離乳食作りの時間や労力も増えてくるでしょう。
離乳食作りを頑張りすぎて疲れてしまうことがないように、ママ・パパも少しずつ始めていくといいですね。レシピのレパートリーに困った際は、ぜひ本記事のレシピ一覧を参考にしてくださいね。
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