妊娠超初期に38度の発熱が…風邪との見分け方・対処法・赤ちゃんへの影響を解説
妊娠超初期に発熱や熱っぽさを感じることはよくありますが、38度以上の高熱が出ると不安になる方も多いでしょう。
この高熱の原因には、新型コロナウイルスやインフルエンザ、風疹などが考えられます。
この記事では、妊娠超初期の高熱の原因や、赤ちゃんへの影響、高熱時の対処法について詳しく解説します。
自己判断を避け、適切な対応を取るための情報を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
妊娠超初期に発熱や熱っぽさを感じることはよくありますが、38度以上の高熱が出ると不安になる方も多いでしょう。
この高熱の原因には、新型コロナウイルスやインフルエンザ、風疹などが考えられます。
この記事では、妊娠超初期の高熱の原因や、赤ちゃんへの影響、高熱時の対処法について詳しく解説します。
自己判断を避け、適切な対応を取るための情報を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
妊娠超初期症状で38度以上の高熱が出ることはある?
妊娠超初期症状として、38度以上の高熱が出ることは基本的にありません。
妊娠初期に感じる熱っぽさは、ホルモンバランスの変化による基礎体温の上昇が原因で、火照りを感じるか微熱程度です。
もしも体温が38度以上になる場合は、風邪やインフルエンザ、新型コロナウイルスなどの別の要因が考えられます。
妊娠超初期に高熱が出た場合は、妊娠とは関係ない症状であることが多いので、早めに医師の診察を受けることが重要です。
妊娠超初期症状の発熱・熱っぽさの特徴は?
妊娠超初期には、基礎体温が通常より高くなり、熱っぽさを感じることがあります。
体温が37度前後の微熱であることが一般的で、一日の中で体温が多少上がったり、下がったりする場合もあります。
この熱っぽさは風邪のような強い発熱とは異なり、体が少し温かく感じる程度で、特に夕方以降に強く感じることもあります。
38度以上の発熱があるときに考えられる原因は?
妊娠超初期に38度以上の発熱がある場合、風邪である可能性もありますが、もっと深刻な感染症の可能性もあります。
妊娠中は免疫力が低下しやすく、感染症にかかりやすい状態にあるため、適切な対処が必要です。以下に、新型コロナウイルス、インフルエンザ、風疹などの具体的な感染症について解説します。
新型コロナウイルス
新型コロナウイルス(COVID-19)は主に飛沫感染や接触感染によって広がります。
典型的な症状には発熱、咳、呼吸困難などがありますが、無症状の感染者も存在します。
妊娠中は免疫力が低下しているため、新型コロナウイルスに感染すると、重症化するリスクが高まる可能性があるとされています。
ただし、妊娠中の新型コロナウイルス感染による胎児への感染や、先天異常を引き起こす可能性はまれだといわれており、過度な心配は必要ありません。
状況に応じて受診し、医師の診断をあおぎましょう。
インフルエンザ
インフルエンザも飛沫感染や接触感染が主な感染経路で、発熱、咳、喉の痛み、筋肉痛などが一般的な症状です。
妊娠中は免疫力が低下しているため、インフルエンザに感染すると重症化しやすいとされています。
ただし、妊娠中にインフルエンザ感染しても胎児に感染することはまれですが、高熱が続くと、胎児の神経管閉鎖不全や心奇形など、先天異常リスクが上がるとされています。
インフルエンザの予防接種は妊娠中でも安全とされていますので、インフルエンザの流行より前の接種を検討しましょう。
風疹
風疹はウイルスが原因で、飛沫感染や接触感染によって広がります。
典型的な症状には発熱、発疹、リンパ節の腫れなどがあります。
特に怖いのは妊娠初期に風疹に感染することです。この場合、胎児が先天性風疹症候群を発症するリスクが高まり、耳や目、心臓などに障害を生じる可能性があります。
妊娠中に風疹の予防接種はできません。風疹を予防するために、妊娠する可能性のある女性とそのパートナーは、妊娠前に予防接種を受けておくことが推奨されます。
もし接種していなかった場合、妊娠後、パートナーだけでも接種をしておくとよいでしょう。
妊娠超初期に高熱が出たら赤ちゃんに影響する?
妊娠超初期に38度以上の高熱が続く場合、赤ちゃんに影響が出る可能性があります。
特に、初期の重要な期間は胎児の器官が形成されるため、この時期の高熱はリスク要因となることがあります。
自己判断で放置せず、できるだけ早く医師に相談することを心がけましょう。
妊娠の可能性があるときに高熱が出た場合の対処法は?
妊娠の可能性があるときに38度以上の発熱があると、不安になることも多いですよね。
ここでは、高熱時の対処法について詳しく解説します。
以下の対処法を参考にして、適切な行動を心がけましょう。
医療機関を受診する
妊娠超初期に高熱が出たらまず最初にすべきことは、自己判断せず医療機関を受診することです。
妊娠初期は特に体の変化が大きく、発熱の原因を正確に診断するためにも、専門的な診察が必要です。
妊娠超初期の場合、妊娠に気づいていないこともあります。少しでも妊娠の可能性があれば、念の為妊娠しているかもしれないことを診察の際に伝えましょう。
風邪やインフルエンザだけでなく、他の感染症や妊娠関連の症状も考えられます。医師の指導を受けることで、安心感も得られるでしょう。
自己判断で薬を飲まない
妊娠の可能性がある場合、自己判断で薬を飲むことは避けましょう。
市販薬には妊婦の服用に関して安全性が確認されていないものが多くあり、おなかの赤ちゃんに悪影響を及ぼすリスクがあります。
38度以上の高熱の場合、市販薬では治療できない感染症の可能性もあります。
そのため、医師の指示に従って薬を使用することが不可欠です。
自己判断での薬の使用は避け、医師の指導に従うようにしましょう。
こまめに水分補給する
高熱が出た際には、体内の水分が失われやすくなるため、こまめに水分補給をすることが大切です。
特に発汗が多くなると脱水症状を起こし、さらなる体調不良を招く恐れがあります
常温の水やスポーツドリンク、ノンカフェインのお茶や、果物ジュースなどを摂るのも効果的です。
ゆっくり安静にする
高熱時には、体を休めることも重要です。
ゆっくりと安静にすることで、体の自然治癒力を高め、回復を助けます。
安静にする環境も重要で、快適な温度と湿度を保った部屋で休むことが理想的です。湿度を保つために加湿器を使用するのもおすすめです。
また、休む際は、暑すぎず体を冷やさないよう、適切な衣類と寝具を選ぶようにしてくださいね。
ストレスや過度な活動を避け、できるだけリラックスした状態で休息を取るよう心がけましょう。
妊娠超初期の高熱は感染症の可能性あり!できるだけ早く医療機関を受診しよう
妊娠超初期症状で38度以上の高熱が出ることは、通常の妊娠による症状ではありません。
高熱の原因としては、風邪や新型コロナウイルスやインフルエンザ、風疹などの感染症が考えられます。
高熱や感染症はおなかの赤ちゃんに影響が出る可能性があるため、早めに医療機関を受診し、自己判断で薬を飲まず、安静にすることが大切です。
水分補給を心がけながら、適切な対応を取ることで、母体と赤ちゃんの健康を守りましょう。
- 通常の妊娠による症状で38度の高熱が出ることはない
- 高熱が出たらすみやかに医療機関を受診しよう
- 高熱が出ても自己判断で市販薬を服用しないように
- 高熱がでたら水分補給を行いしっかりと休息をとろう
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