
【医師監修】妊娠初期の頭痛はつわり?症状の原因と対策を解説
妊娠初期に頭痛に悩まされる人もいます。
妊娠と頭痛があまり結びつかない人もいるかもしれませんが、実は妊娠にともなう体の変化によって頭痛が引き起こされることもあるのです。
この記事では、妊娠初期の頭痛の原因や対処法について解説します。妊娠初期の頭痛の特徴や病院を受診する目安も紹介するので、頭痛に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
妊娠初期に頭痛に悩まされる人もいます。
妊娠と頭痛があまり結びつかない人もいるかもしれませんが、実は妊娠にともなう体の変化によって頭痛が引き起こされることもあるのです。
この記事では、妊娠初期の頭痛の原因や対処法について解説します。妊娠初期の頭痛の特徴や病院を受診する目安も紹介するので、頭痛に悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。
妊娠初期の頭痛はよくある症状?

妊娠初期の症状は人それぞれで、なかには頭痛を感じる人もいます。
トモニテ編集部では、妊娠・出産を経験した女性84人を対象に、妊娠初期の症状についてのアンケートを実施。
妊娠初期にどのような症状が現れたかを調査したところ、10人が「頭痛」と回答しました。回答者の約12%、約8〜9人に1人が頭痛に悩まされていたようです。
妊娠初期に頭痛を感じるのは珍しいことではなく、妊娠にともなう症状の一つといえるでしょう。
妊娠初期の頭痛の特徴は?

妊娠初期に起こりやすい頭痛には、主に「片頭痛」と「緊張型頭痛」の2つがあります。
それぞれどのような特徴があるのかみてみましょう。
片頭痛
片頭痛は、脈打つような痛みやズキズキとした痛みが起こるのが特徴です。左右どちらかに症状が出ることが多いですが、両方に現れることもあります。
痛みの予兆として、吐き気や食欲不振、首の痛みを感じることも。また、頭痛と同時に吐き気や嘔吐などの症状が現れる場合も多いです。
光や音、においなど外部からの刺激によって症状が悪化するのも特徴の一つといえます。
緊張型頭痛
緊張型頭痛の特徴は、頭を強く締め付けられているような痛みを感じることです。多くの場合、症状は前頭部や目のあたりから始まり、徐々に頭全体へ広がっていきます。
片頭痛のように吐き気や嘔吐などの症状が出たり、外部からの刺激で痛みが悪化したりすることはありません。
日常生活に支障が出るほど重症化することもありませんが、慢性化するとほぼ常に痛みを感じるようになります。
妊娠初期の頭痛の原因は?

妊娠初期に頭痛を感じるのはなぜなのでしょうか?ここでは、妊娠初期に起こる頭痛の原因を解説します。
ホルモンの影響
妊娠すると「プロゲステロン(黄体ホルモン)」「エストロゲン(卵胞ホルモン)」などの女性ホルモンの分泌量が増加します。
このうち、プロゲステロンには血管を広げる働きがあります。血管が広がることで、まわりの神経が刺激されたり、痛みを感じさせる神経伝達物質が放出されたりして、頭痛が生じてしまうのです。
ストレス
ストレスや不安によって頭痛が引き起こされることもあります。特に、緊張型頭痛は「ストレス頭痛」とも呼ばれるほど、ストレスと深い関係があると考えられています。
たとえば、仕事のストレスや妊娠・出産に対する不安がたまることで、体の神経や筋肉の緊張が高まり、緊張型頭痛を引き起こすことがあるのです。
また、デスクワークが多い・枕の高さが合っていないなどの場合も、首や肩、頭の筋肉が硬くなり、緊張型頭痛の原因となります。
貧血
妊娠中は血液量が増加するため、多くの鉄分が必要です。しかし、血液量に比べて鉄分の増加量は少ないため、鉄不足による貧血になりやすくなります。
鉄分が不足すると、全身に酸素を運ぶヘモグロビンが十分に生成されません。その結果、脳が酸欠状態になり、めまいや頭痛を引き起こしてしまうのです。
妊娠初期の頭痛を改善・予防するには?

妊娠初期のつらい頭痛は、どうすれば改善・予防できるのでしょうか?ここでは、妊娠初期の頭痛対策に効果的な方法を紹介します。
バランスのよい食事を心がける
食事が偏っていると、ホルモンバランスが乱れて頭痛を引き起こす原因となります。
お腹の赤ちゃんのためにも、妊娠中は主食・副菜・主菜をバランスよく取り入れた献立を心がけましょう。
カルシウムや葉酸、ビタミンなどは赤ちゃんの発育に欠かせない栄養素なので、牛乳・乳製品や果物から積極的に摂取できるとよいですね。
ただし、妊娠初期はつわりがつらい時期なので、無理のない範囲で食べましょう。
ストレスを発散する
ストレスが頭痛の原因となることもあるので、気分転換をしてストレスを解消しましょう。
読書や散歩、入浴など、解消法はさまざま。適度な運動やストレッチなども、気分のリフレッシュに効果的ですよ。
自分がリラックスできる方法を見つけて、上手にストレスを管理しましょう。
不快に感じるものはなるべく避ける
片頭痛は、光・音・においなど外部の刺激によって悪化することがあります。
暗く静かな場所で過ごす、苦手なにおいから離れるなどして、頭痛の引き金となるものを避けるようにしましょう。
自分がどんなときに頭痛を感じるかを把握しておくと、頭痛対策がスムーズでしょう。
こまめに姿勢を変える
デスクワークなど同じ姿勢で過ごすことが多い場合は、定期的に姿勢を変えましょう。
同じ姿勢のままでいると、頭や首などの筋肉が凝り固まり、頭痛につながることがあります。歩いたり、軽いストレッチをしたりして体の負担を軽減しましょう。
妊娠初期の頭痛で痛み止めを飲んでもいい?

頭痛がつらくても、自己判断で痛み止めを飲まないようにしましょう。薬によっては赤ちゃんに悪影響を及ぼすものもあります。
市販薬でも赤ちゃんに影響する可能性があるので、薬を服用したいときは必ず医師に相談しましょう。必要に応じて、妊娠中でも服用できる薬を処方してもらえることもあります。
医療機関を受診するときは、妊娠中であることを医師に忘れず伝えてくださいね。
妊娠初期に注意したほうがよい頭痛とは?

妊娠初期の頭痛は妊婦さんによくみられる症状です。
しかし、なかにはくも膜下出血・脳出血などの病気や、つわりが重症化した「妊娠悪阻(にんしんおそ)」が原因であるケースもあります。
以下に該当する場合は、早めに医師に相談してください。
医療機関を受診したほうがよいケース
妊娠前から高血圧・血圧が高め
頭痛が激しい・どんどんひどくなる
吐き気がある
意識がはっきりしない
右半身または左半身に力が入らない・しびれる・動きに違和感があるなど
言葉が出てこない・ろれつが回らない
片方の目が見えなくなる・視野が半分欠ける・目の前がチカチカするなど
みぞおちや上腹部の痛みがある
1日に何度も吐く
食事や水分が摂れない
体重の急激な減少
普段の頭痛や体調と比べて少しでも異変がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。
妊娠初期の頭痛はよくある症状。気になるときは医師に相談しよう

妊娠初期の頭痛は、ホルモンバランスの変化やストレス、貧血などによって引き起こされます。
バランスのよい食事を摂る、ストレスを発散するなどすると、頭痛の改善・予防に役立ちますよ。
薬を飲む場合は、あらかじめ医師に相談し、必要に応じて適切な薬を処方してもらいましょう。
強い頭痛がある場合や、頭痛のほかにも気になる症状がある場合は、早めに医師に相談してください。
- 妊娠初期に頭痛を感じる人もいる
- 妊娠初期に感じる頭痛は主に片頭痛と緊張型頭痛
- 主な原因はホルモンバランスの変化やストレス、貧血など
- バランスのとれた食事やこまめなストレス解消で頭痛対策を
- 頭痛が激しいなど気になることがあれば医療機関を受診しよう
出典
【注意事項】
本記事は公開時点での情報となります。
本サイトでは正確な情報を提供できるよう最善を尽くしておりますが、妊娠期の母体の状態は個々人により異なるためすべての方に適用できるものではございません。
記事の一部では妊娠中の方から寄せられた体験談を紹介しておりますが、個人の実体験に基づいており医学的根拠があるものとは限りません。専門家の見解と異なる意見も含まれるためご注意ください。
掲載情報に基づく判断はユーザーの責任のもと行うこととし、必要に応じて適切な医療機関やかかりつけの病院などに相談・受診してください。
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