【医師監修】妊娠6ヶ月(妊娠20〜23週)|中期の症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説
妊娠6ヶ月は、マタニティライフの折り返しの時期です。妊娠中期のちょうど真ん中にあたり、安定期と呼ばれる時期でもあるためアクティブに活動しているママも多いかもしれませんね。
比較的動きやすい時期ですが、おなかが大きくなりはじめることで起こるマイナートラブルなどに注意しましょう。
この記事では、妊娠6ヶ月のママや赤ちゃんの体の変化について解説するので、参考にしてみてくださいね。
妊娠6ヶ月は、マタニティライフの折り返しの時期です。妊娠中期のちょうど真ん中にあたり、安定期と呼ばれる時期でもあるためアクティブに活動しているママも多いかもしれませんね。
比較的動きやすい時期ですが、おなかが大きくなりはじめることで起こるマイナートラブルなどに注意しましょう。
この記事では、妊娠6ヶ月のママや赤ちゃんの体の変化について解説するので、参考にしてみてくださいね。
妊娠6ヶ月はいつ頃?どんな時期?
妊娠6ヶ月は、妊娠20週から23週にあたる期間です。
この時期はつわりの症状や体の不調が落ち着くママも多く、比較的快適に過ごせる時期といえるでしょう。一般的に安定期と呼ばれる時期でもあるので、活動的になるママもいるかもしれません。
妊娠6ヶ月のママの体はどうなってる?
妊娠6ヶ月のママの体に現れるおもな変化について詳しく解説します。
見た目の変化
妊娠6ヶ月になると、おなかが前にぐっとせり出してはっきり目立つようになります。おなかの重みで重心がずれて姿勢が悪くなるため、背中や腰などに痛みが生じることがあるでしょう。バランスを崩しやすくなるので、転倒にも注意が必要です。
また、この時期にはつわりが落ち着いて食欲が戻り、体重が増加するママも多く見られます。
おなかや太ももなどに妊娠線ができる、乳腺が発達して乳房が大きくなる、などの変化もみられますよ。
体のなかの変化
妊娠6ヶ月の子宮は、大人の頭よりひと回り大きいくらいのサイズになります。
子宮が大きくなることで下半身の血流が悪くなり、こむら返りが起きるママも多いです。
また、妊娠中はホルモンの影響で胃や食道の動きが弱まるため、胸焼けやげっぷ、胃痛などの症状が現れることがあります。
さらに、体内の血液量が増えることで心臓に負担がかかり、動機や息切れが起きやすくなることも。
つらいときや長く続く場合は、我慢せず医師に相談してくださいね。
妊娠6ヶ月の赤ちゃんの様子は?
妊娠6ヶ月になると、赤ちゃんはますます成長して五感も発達します。この時期の赤ちゃんの大きさ・動き・成長について、詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんの大きさ
妊娠6ヶ月の赤ちゃんの身長は約30cm、体重は約600〜700gで、夏みかん1~2個分ほどの大きさまで成長します。
妊娠中期の後半(妊娠27週)ごろにはさらに大きめの梨2個分くらいの大きさになるため、1ヶ月で成長するスピードの速さを感じますね。
赤ちゃんの動き
妊娠6ヶ月になると、赤ちゃんの動きはより活発になります。骨や筋肉がより発達するので、羊水のなかをぐるんと回転するような動きをすることも。指しゃぶりや、顔をしかめるなどの動きもしはじめます。
ママはおなかの赤ちゃんの動きをよりはっきりと感じられるようになるでしょう。
また、赤ちゃんは寝たり起きたりするサイクルが規則的になる時期でもあります。ママは胎動の有無で、そのサイクルを確認できるようになります。
さらに、聴覚が発達するので、外の音に反応して動くこともあるでしょう。
赤ちゃんの成長
妊娠6ヶ月頃になると、赤ちゃんの外性器がはっきりとしてきます。そのため、エコーにより性別がわかるようになる時期でもあります。上下のまぶたが離れて顔立ちがはっきりとしたり、まゆ毛やまつ毛も生えてきたりしますよ。
また、目や耳などの感覚器官が発達し、外部からの刺激に反応するようになるのも特徴です。脳の発達が急速に進み、五感も育ってきます。
この時期に、ママやパパがおなかの赤ちゃんにたくさん話しかけてコミュニケーションをしたりするとよいでしょう。
妊娠6ヶ月に関するよくある質問
ここからは、妊娠6ヶ月についてよくあるQ&Aを紹介しています。
胎動が激しすぎるけど大丈夫?
赤ちゃんが元気に成長している証拠です
胎動が激しいということは、赤ちゃんが健康で活発に成長している証なので特に心配する必要はありません。ただし、胎動が激しすぎて強い痛みや不快感がある場合は、姿勢を変える、おなかの痛い場所をさする、赤ちゃんに話しかけるなど試してみてください。もし激しい痛みが続いたり、胎動の頻度や強さに急激な変化がある場合は、念のため医師に相談してみましょう。
「おっぱいケア」をやったほうがいいと聞いたけれど…
おっぱいケアの有効性は医学的に証明されていません
妊娠6ヶ月頃から「おっぱいケア」をはじめるとよいといわれたことがある人もいるでしょう。おっぱいケアをすることで、乳頭や乳房の形を整えたり、乳腺の発達を促進して母乳の分泌量を増やしたりする効果が期待できるといわれています。しかし、おっぱいケアの有効性については医学的に十分な根拠がありません。おっぱいケアをやる場合は、医師の指導のもとで適切に行う必要があります。くれぐれも自己判断で行わないようにしてくださいね。
妊娠6ヶ月は胎動がはっきり感じられる時期!
妊娠6ヶ月は妊娠20〜23週にあたり、マタニティライフの折り返しの時期です。
おなかが目立ちはじめ胎動が激しくなってくるので、赤ちゃんの成長をしっかりと感じられるかもしれませんね。
出産に向けた準備をコツコツとはじめ、赤ちゃんに会えるのを楽しみに過ごしましょう。
- 妊娠6ヶ月は妊娠20週から23週にあたる期間
- おなかが目立ちはじめ、胎動がはっきりと感じられるようになる
- 赤ちゃんの大きさは夏みかん1~2個分くらいになる
- 激しい胎動は赤ちゃんの成長の証
妊娠期のコンテンツ
【注意事項】
本記事は公開時点での情報となります。
本記事は妊娠中の方への情報提供を目的としており、診療を目的としておりません。
本サイトでは正確な情報を提供できるよう最善を尽くしておりますが、妊娠期の母体の状態は個々人により異なるためすべての方に適用できるものではございません。
本サイトの記事中で紹介している商品やサービスは編集部が選定しております。記事の監修者が選定・推奨したものではありません。
記事の一部では妊娠中の方から寄せられた体験談を紹介しておりますが、個人の実体験に基づいており医学的根拠があるものとは限りません。専門家の見解と異なる意見も含まれるためご注意ください。
掲載情報に基づく判断はユーザーの責任のもと行うこととし、必要に応じて適切な医療機関やかかりつけの病院などに相談・受診してください。
サイベックスベビーカー当たる!
人気のベビーカー「サイベックス リベル」が当たるよ♪
アプリで妊娠中の体調管理&情報収集!
自分の週数に合わせて情報が出てくる!
ママの妊娠週数に応じたおすすめ記事が表示されます。
ネットなどでわざわざ調べに行かなくても、出産予定日を設定するだけで、ママの妊娠週数に応じた情報が手に入りますよ!
おなかの赤ちゃんの成長がイラストでわかる
妊娠中のママがおなかの赤ちゃんの成長をよりイメージしやすくなる新機能です。
出産予定日までの日数をカウントダウンしながら、イメージイラストで週数に合わせて赤ちゃんが成長していくようすが見れます。
イラストをタップすると、赤ちゃんからのひとことが表示され、妊娠中のママを応援してくれます!
医師監修のメッセージで週ごとの赤ちゃんとママの様子がわかる
医師監修のもと、赤ちゃんやママに関する様子や変化に関する読み物を毎日更新!
「今日の赤ちゃんのようす」では、おなかの中で赤ちゃんがどう過ごしているのかなどについて分かります。
「今週のママのようす」では妊娠中のママの体調変化、過ごし方のアドバイスなどを毎週読むことができます。
パパにママの体調を理解してもらう助けにもなりますよ。