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妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)|後期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

【医師監修】妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)|後期の症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

妊娠生活もそろそろ終わりに近づく妊娠9ヶ月。赤ちゃんに会えるのを楽しみに、準備を始める人もいるでしょう。

実際、妊娠9ヶ月とはどのような時期なのでしょうか?

この記事では妊娠9ヶ月の体の様子やよくある症状について解説します。見た目や体内の変化、やっておいたほうがよいことなども紹介。

この時期の赤ちゃんの大きさやおなかの中での動きについても解説しています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

妊娠生活もそろそろ終わりに近づく妊娠9ヶ月。赤ちゃんに会えるのを楽しみに、準備を始める人もいるでしょう。

実際、妊娠9ヶ月とはどのような時期なのでしょうか?

この記事では妊娠9ヶ月の体の様子やよくある症状について解説します。見た目や体内の変化、やっておいたほうがよいことなども紹介。

この時期の赤ちゃんの大きさやおなかの中での動きについても解説しています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!

妊娠9ヶ月はいつ頃?どんな時期?

妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)|後期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

妊娠9ヶ月は、週数にすると妊娠32〜35週にあたります。妊娠生活も残りわずかとなり、赤ちゃんがいつ生まれてきてもよいとされる「正期産(妊娠37週0日〜41週6日)」の時期までもう少しです。

入院準備も万端でのんびりと過ごしているママや、まだ仕事をしているママなど、過ごし方が人によってさまざまな時期です。

足がつる、むくむなどの症状が出やすくなる時期でもあります。

航空会社によっては出産予定日を含めて28日以内の移動には医師の診断書が必要になるので、里帰り出産を予定している場合はこの時期までに移動しておくと安心です。

妊娠9ヶ月のママの体はどうなってる?

妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)|後期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

まずは妊娠9ヶ月のママの体について見ていきましょう。見た目の変化や体の中の変化をそれぞれ解説します。

見た目の変化

おなかがさらに大きくなり、足や腰に負担がかかるようになります

皮膚が急激に伸びるため、妊娠線ができたりかゆくなったりするのもこの時期です。ホルモン変化によるメラニン色素の増加で、脇の下や乳首周辺に色素沈着が見られることもあります。

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体のなかの変化

赤ちゃんの成長にともない、子宮がみぞおちの辺りまで大きくなることで、内臓が圧迫されて胃の不快感や息切れ、動悸などの症状が出ることがあります。

また、子宮によって静脈が圧迫されて血流が悪くなることで足がむくみやすくなったり、ホルモンバランスの変化などでだるさを感じたりする人も。

おなかが張りやすくなる時期でもあるので、疲れたら無理をせず、適度に横になって休憩しましょう。

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妊娠9ヶ月の赤ちゃんの様子は?

妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)|後期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

妊娠9ヶ月の赤ちゃんはどんな様子なのでしょうか?この時期の赤ちゃんの平均的な大きさや、胎内での動きについて解説します。

赤ちゃんの大きさ

妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)|後期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

妊娠9ヶ月序盤の赤ちゃんは、体重が平均2,000g、身長が平均40cmほどの大きさです。皮下脂肪などもついてきて、全体的にふっくらとした印象に。

妊娠9ヶ月を終える頃には、体重が平均2,400g、身長が平均45cmほどに成長します。

赤ちゃんの動き

この頃になると体の成長に伴い、赤ちゃんにとって子宮内が窮屈になってきます。頭を下にした体勢で落ち着いてくることが多く、妊娠8ヶ月頃と比べて動き方が穏やかに感じるかもしれません。

数分〜数十分ごとに寝る・起きるを繰り返し、寝ている間は目を閉じ、起きている間は目を開けるなど、表情がはっきりするのもこの頃です。

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赤ちゃんの成長

妊娠9ヶ月頃になると、消化器や肺の機能などがより成長を見せます。万が一、このタイミングで生まれても生存率は高く、おなかの外で生活していけることがほとんどです。

肌は少しずつピンク色になり脂肪を蓄えてふっくらとした顔つきに。爪や髪の毛も伸びてくるので、よりかわいらしく人間らしい見た目になってきます。

妊娠9ヶ月にやっておくこと

妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)|後期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

ここでは妊娠9ヶ月頃にやっておいたほうがよいことをまとめました。出産準備に向けての参考にしてみてくださいね。

産休の申請をする

産休を取る場合は、遅くとも妊娠9ヶ月のはじめまでに申請しましょう。

産休は一般的に妊娠34週にあたる、出産予定日6週間前から取得できます。申請期限も予定日の6週間前までとなっていますが、ギリギリに申請すると職場に迷惑がかかることもあります。早めの準備を心がけてくださいね。

産休中の手当金は、健康保険の加入状況などによって受け取れない場合もあります。申請方法とあわせて職場で事前に確認しておきましょう。

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里帰り出産の場合は早めに帰省する

里帰り出産を予定している場合は、正期産の時期にあたる妊娠37週に入る前に里帰りしましょう

おなかが張りやすい妊娠後期は、同じ体勢で座り続けることもきつくなってきます。長時間の移動は、ママにも赤ちゃんにも負担になってしまうのです。

出産予定日を含めて28日以内の飛行機移動は医師の診断書が必要になることがありますし、37週を過ぎると、破水や陣痛が起こる可能性もあります。早めの帰省が安心ですね。

里帰り出産にはかかりつけの医師からの紹介状が必要なので、早めに準備しておきましょう。

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限度額適用認定証を発行する

限度額適用認定証とは、医療費が高額になったときに窓口で自己負担額を減らすための書類です。

自然分娩は保険適用の対象外となりますが、帝王切開や吸引分娩などによる出産で医療費が高額になった場合、高額療養費制度(後日申請をして払い戻しを受けられる制度)が適用されます。

しかし、一時的にでも高額な費用を支払うのは負担が大きいもの。事前に限度額適用認定証を取得しておけば、一時的な高額負担を避けられます。

マイナンバーカードを保険証として利用している場合は、限度額適用認定証の申請が不要な場合があります。加入している保険組合に問い合わせてみてくださいね。

残り少ない妊娠期間、早めの準備を心がけながら楽しんで!

妊娠9ヶ月(妊娠32〜35週)|後期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

妊娠9ヶ月とは、妊娠32〜35週の時期を指します

赤ちゃんの成長にともない子宮が大きくなることによって内臓が圧迫され、胃の不快感や息切れなどが起こりやすくなります。疲れやすくなる時期なので、無理をせずに過ごしましょう。

赤ちゃんは内臓器官が成長し、さらに人間らしくかわいい見た目に近づきます。子宮内が狭くなり、赤ちゃんが頭を下に向けた体勢で落ち着く時期でもありますよ。

産休などの申請は早めに行いましょう。里帰り出産なら、できるだけこの時期までに移動しておくと安心です。

残り少ないマタニティライフ、楽しんで過ごしてくださいね。

  • おなかが大きくなり足腰への負担が大きくなる
  • 妊娠線が出てきたり肌への色素沈着が起こったりする
  • おなかが張りやすい時期なので無理をせず生活して
  • 赤ちゃんは平均して2,400g・45cmほどの大きさに
  • 見た目や内臓器官などが胎外に適応できるほどに成長
  • 産休申請・里帰り出産の準備は早めに行おう

【注意事項】
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