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妊娠週数の計算方法は?出産予定日までのスケジュールや時期ごとの様子・変化も解説

【医師監修】妊娠3ヶ月(妊娠8〜11週)|初期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

妊娠3ヶ月はつわりの症状がピークを迎える時期で、つらいと感じるママも多いでしょう。この記事では、妊娠3ヶ月のママによく見られる症状や過ごし方を解説。赤ちゃんの様子についても詳しく紹介します。

自分の体や赤ちゃんの状態について知り、今後の妊娠生活に活かしましょう。

妊娠3ヶ月はつわりの症状がピークを迎える時期で、つらいと感じるママも多いでしょう。この記事では、妊娠3ヶ月のママによく見られる症状や過ごし方を解説。赤ちゃんの様子についても詳しく紹介します。

自分の体や赤ちゃんの状態について知り、今後の妊娠生活に活かしましょう。

妊娠3ヶ月はいつ頃?どんな時期?

妊娠週数の計算方法は?出産予定日までのスケジュールや時期ごとの様子・変化も解説

妊娠3ヶ月は、妊娠8週から11週までの期間を指します。妊娠3ヶ月になると、超音波検査で赤ちゃんが手足を動かす様子を確認できるでしょう。

また、ママにとって、妊娠3ヶ月はつわりのピークといわれています。無理をしないよう体調に気をつけながら、赤ちゃんの成長を楽しみに過ごしましょう。

妊娠3ヶ月のママの体はどうなってる?

妊娠週数の計算方法は?出産予定日までのスケジュールや時期ごとの様子・変化も解説

妊娠3ヶ月はつわりのピークでもあるため、ママにとっては症状や精神面でつらい時期です。

この時期のママの体はどのように変化していくのでしょうか。妊娠3ヶ月のママの見た目と体内の変化について解説します。

見た目の変化

妊娠3ヶ月は妊娠初期で、おなかはまだ目立たないことが多いです。

ただし、見た目の変化は個人差が大きいため、下腹部がわずかにふっくらとしてくるママもいるでしょう。

また、ホルモンの影響でおっぱいが張り、敏感になることも。乳輪が大きくなったり、色が濃くなったりすることもあるでしょう。

つわりの症状が強いママは、体重が減ったり顔色が悪くなったりすることもあります。

妊娠3ヶ月は、ママ自身は体の変化を感じていますが、周囲の人はまだ妊娠には気づかない時期です。

体のなかの変化

妊娠3ヶ月の体のなかでは、ホルモンの影響でさまざまな変化が起こります。つわりや便秘、疲れやすくなるなどの症状を感じることもあるでしょう。

体のなかでは、ママから赤ちゃんに栄養を届けるための器官である胎盤が作られています。胎盤や赤ちゃんに血液を供給するため、通常より血液量が増加します。

妊娠3ヶ月のママの子宮は、大きなオレンジほどの大きさです。子宮が大きくなることで膀胱が圧迫され、頻尿の症状が現れることもあります。

妊娠3ヶ月の赤ちゃんの様子は?

妊娠週数の計算方法は?出産予定日までのスケジュールや時期ごとの様子・変化も解説

妊娠3ヶ月以降、赤ちゃんは「胎児」と呼ばれます。個人差がありますが、妊娠3ヶ月の赤ちゃんは急速に成長し、主な臓器が完成して人間らしい姿に近づいていきます。

赤ちゃんの大きさ

妊娠3ヶ月(妊娠8〜11週)|初期によくある症状・過ごし方・赤ちゃんの様子を解説

妊娠3ヶ月の赤ちゃんは、身長8〜9cm、体重は30gほどに成長します。これはいちご1粒ほどの重さです。

妊娠2ヶ月は2〜3cm程度、さくらんぼ1粒ほどの重さだったので、急速に成長していることがわかりますね。

赤ちゃんの動き

妊娠3ヶ月の赤ちゃんの動きは、超音波検査を通じて確認できます。赤ちゃんの心拍や、手足を元気に動かす姿を確認できるでしょう。

ただし、妊娠3ヶ月では、ママはまだ胎動を感じることはできません。赤ちゃんの動きを実際に感じられるようになるのは妊娠6ヶ月ごろと、もう少し先になります。

赤ちゃんの成長

妊娠3ヶ月の赤ちゃんは人間らしい姿に近づき、頭・体・手足がはっきりと区別できるようになります。指には爪も生え、外性器も形成され始めます。まぶたや唇、歯のもととなる歯胚などができ、顔の特徴が作られはじめる時期です。

また、主な臓器(肝臓・胃・腎臓など)が働き始める時期でもあります。

妊娠3ヶ月にやっておくこと

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妊娠3ヶ月は、多くのママにとって妊娠を前向きに捉えられるようになる時期でもあります。妊娠3ヶ月にやっておくべきことを理解し、健康に過ごすための準備を進めましょう。

母子手帳をもらう

母子手帳は、ママと赤ちゃんの健康状態を管理するための手帳です。医師から指示を受けたら、なるべく早いうちに母子手帳をもらいましょう。具体的には、住民票のある市町村の役場などに、医師から交付された妊娠届出書を提出して受け取ります。

国としては妊娠11週までに妊娠届出書を提出することを推奨しているため、遅くとも妊娠3ヶ月のうちに母子手帳を受け取りましょう。

母子手帳と一緒に交付される補助券を利用すれば、妊婦健診の自己負担額を抑えられます。

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上司に報告する

妊娠3ヶ月は、つわりや急な体調変化が起こる可能性がある時期です。体調の変化に備え、職場の上司には早めに妊娠報告をしたほうがよいでしょう。

上司には直接伝えるのが一般的なマナーです。まずは直属の上司に報告し、現在の体調や今後のことを相談しましょう。1対1で話ができる時間を作ってもらえるとよいですね。

つわりがひどい場合は仕事の調整をしてもらいましょう。

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分娩する施設を選ぶ

妊娠3ヶ月ごろまでには、分娩する施設を選びましょう。人気のある産院は早めに定員が埋まるため、遅くなると希望する産院を選べないことがあります

産院ごとの出産方針や特徴を理解し、自分の希望に合った産院を早めに選びましょう。

葉酸を摂る

葉酸は、赤ちゃんの脳や脊髄を形成するために欠かせない栄養素です。特に、妊娠3ヶ月までに葉酸が不足すると、二分脊椎症や無脳症などの神経管閉鎖障害のリスクが高まります。

妊娠3ヶ月のママは、通常の食事に加えて、サプリメントなどで1日400μgの葉酸を摂取することが厚生労働省によって推奨されています。

しかし、妊娠3ヶ月はつわりがひどいママもいるでしょう。つわりがひどい場合は、食べられるものを食べたいときに摂取すれば大丈夫です。

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妊娠3ヶ月に関するよくある質問

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ここでは、妊娠3ヶ月に関するよくある質問と回答をまとめました。

分娩施設はどう選べばいい?

  • 設備・サービスの充実度や施設の種類に注目してみましょう

    分娩施設を選ぶ基準は、ママが優先したいことによって異なります。大学病院や総合病院は医療設備が整っています。一方、個人産院は施設ごとに特徴的なサービスを受けられるのが魅力です。また、分娩施設によって分娩方針や設備はさまざまです。母乳育児や母子同室を推進していたり、産後のフォローをしてくれたりと、それぞれに特徴があります。万が一の場合に備えて、自宅から遠すぎないことはもちろん、何より医師・助産師の経験やコミュニケーションの取りやすさは重要ですよね。出産に向けた準備の第一歩として、自分に合った分娩施設を選びましょう。

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友人に妊娠報告をしてもいい?

  • 両親や上司までにとどめたほうがよいでしょう

    妊娠3ヶ月は妊娠初期にあたり、まだ不安定な時期です。妊娠報告については慎重に判断し、両親や上司までにとどめたほうがよいでしょう。友人などへの報告は、一般的には妊娠5〜6ヶ月ごろがよいとされています。ほとんどの流産が、妊娠12週までに生じるためです。また、相手によっては流産や不妊治療中など、妊娠報告が辛いと感じる人もいます。相手を気づかう気持ちを忘れずに、タイミングや伝え方はよく考えるようにしましょう。

妊娠3ヶ月はつわりのピーク。無理をせず体調に気をつけて過ごそう

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妊娠3ヶ月は妊娠8週から11週までの時期です。

つわりのピークを迎え、わずかにおなかが膨らみ始めるママもいるでしょう。赤ちゃんの体では肝臓や胃などの臓器が働き始め、顔の特徴が作られはじめます。

妊娠3ヶ月は体調と向き合いつつ、赤ちゃんの成長を楽しみに過ごしましょう。

  • 妊娠3ヶ月は妊娠8週から11週までを指す
  • つわりのピークなので、無理をせず食べられるものを少しずつ摂取しよう
  • 赤ちゃんは身長8~9㎝、いちご1粒ほどの重さに
  • 頭・体・手足がはっきりと区別でき、指の爪や外性器も形成され始める
  • 母子手帳をもらい、自分に合った分娩施設を選ぼう

【注意事項】
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